■LITE-ON LTR-48246S

LITE-ON製ドライブはすでに何台か所有していますが、とある理由により購入することになりました。
はじめは、「LTR-40125S辺りと大差はないだろう」と勝手に思っていましたが、調べてみると予想以上にいい部分もあります。(特に、Combined read/write sample offset correction ±0 なのは非常に好み)

そんなこともあり、せっかくなのでいろいろ調べた結果をズラズラと書いてみたいと思います。

※このページに書いてあることは、(断りがない限り)LTR-48246SをIEEE1394変換して、 ASUS P4PE/GBL/SATA/1394-JAY のIEEE1394(VIAチップ)に接続した状態で行っています






■いいと思った点

●SafeDisc2.8のバックアップが可能
●CDS200.0.4仕様ディスクを普通の音楽CDのように認識 & リッピング可能
●Key2Audio仕様ディスクを普通の音楽CDのように認識 & リッピング可能
●CD doctorで使用可能
●Combined read/write sample offset correction = ±0 を実現
●状態の悪い音楽CDからのリッピング性能が非常に優秀
●99分焼きが可能
●SecuRom NewV4.x の読みが可能

これ1台で大抵のことはこなせます。(詳細は以下の結果を参照)






■SafeDisc2.8の対応度

LITE-ONドライブの最も特徴的な性能だと思いますが、LTR-****5*系と、チップが微妙に違うLTR-48246Sでも可能です。(読みも可能 & SD2.8で重要なトラック1プリギャップリードも可能)

SD2.8のバックアップには、DiscJuggler, CD Manipulator が有名ですが、どちらのソフトを使っても読み書きともOKでした。

バージョンは、DiscJuggler 4.01.1056と、CD Manipulator 2.63.1 で確認。対象ディスクはてんあくDisc2です。



CD Manipulator 読み込み設定
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CD Manipulator 書き込み設定(誘電32倍速対応メディア使用)
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起動確認ドライブ 起動確認ドライブ補足説明
TOSHIBA SD-M1502 ウィークセクタ焼きの判定に有効
PLEXTOR PX-40TS トラック1プリギャップ部の判定に有効
SONY DRU-500A ウィークセクタ焼きの判定に有効
BenQ CRW4816P トラック1プリギャップ部の判定に有効
すべて起動できてるので、問題なさそうです。




あとはトラック1のプリギャップが読み書きできているか?ですが、

 ●てんあくDisc2 マスターディスク
 ●DiscJuggler 4.01.1056 で作成したバックアップディスク
 ●CD Manipulator 2.63.1 で作成したバックアップディスク


の3枚のディスクから、あらためて CD Manipulator 2.63.1 + PX-W4012TUでトラック1のプリギャップを抜き出したところ、3つとも同じファイルになったので、正確に読み書き出来ていそうです。


また、バッドセクタの増殖もありませんでした。(CloneCD 4 + TOSHIBA SD-M1502調べ)







■CDS200.0.4仕様ディスクからのリッピング

BoA - 奇蹟 - 一部のドライブ(YAMAHA CRW-F1等)では、リッピング時にどうしてもプチノイズがのることで有名なCDS200

MISIA - KISS IN THE SKY -


の2タイトルにて、Exact Audio Copy V0.9 beta4 のSecure mode 4倍速指定(→ こちら の設定を参照)でそれぞれ3回リッピングしましたが、3回ともバイナリレベルで完全一致してます。
※ちなみに、この設定だと読み速度は1.1倍速くらいになります


→ただし、他のドライブで吸ったWAVEファイルとバイナリ比較すると、一定間隔で異なる個所は出てしまいますが
(これはCDS200系ではどうしても起きてしまう現象ですが)

例えば、↓はYAMAHA CRW-F1と、PX-W4012TUでとあるCDS200.0.4から吸い出したWAVEファイルを比較した結果ですが、一定間隔でバイナリが異なっていることが分かります。
音くらべ による比較結果


結果として、ノイズ、音飛びといったものはないので、CDS200.0.4リッピング用に使えるのではないかと思います。




【追記】
Every Little Thingの「Many Pieces」のトラック13で問題がでやすくなってます(9秒音飛び)
LTR-48246Sを使う場合、ソフトや設定によっては9秒音飛びが出てしまいます。
いろいろと試した結果、Exact Audio Copy を使う場合は↓の設定にすると、安心度が高くなりそうです。





「Detect Read Features...」を使うと↑の設定にはならないかと思いますが、LTR-48246S + CDS200.0.4の場合は↑の設定にした方がいいです。

また、Burst modesだとだめっぽいです(Every Little Thingの「Many Pieces」の場合)







■Key2Audio仕様ディスクからのリッピング

かなり前にLTR-40125Sで検証したときはうまくいきませんでしたが、LTR-48246Sではよい結果になってます。

Nick Carter - NOW OR NEVER - (国内初のKey2Audio)にて確認しましたが、普通の音楽CDみたいに認識 & 普通にリッピング可能でした。(音飛びもなく、吸い具合も良好)

ただしリッピングソフトを選ぶ傾向にあるようで、確認したところでは RecordNow DX 4.56 ではNG
CD Manipulator 2.63.1 Exact Audio Copy V0.9 beta4 では
OKとなってます。

CD Manipulatorで吸ったWAVEファイルと、Exact Audio Copyで吸ったWAVEファイルを比較しても、バイナリレベルで完全一致しているので、正常に吸えていそうです。(読み速度は8倍速)






■CD doctorで使用可能




最近だと、このためにLITE-ONドライブ買う人がいそうですが、LTR-48246Sでもバッチリ使用可能です。

※ただし、USB2.0接続とかだと、うまくいかないかもしれので注意!
  例えば、ASUS P4PE/GBL/SATA/1394-JAY のUSB2.0 + RATOCのUSB2.0ケース + Win2k SP3 + neroのASPI では動作しませんでした

CD doctor






■Combined read/write sample offset correction = ±0 を実現

一番気に入ったこと & 驚いたことがこれです。

 Read sample offset correction = +6
 Write samples offset = -6
 Combined read/write sample offset correction ±0


を実現しています!
これの効果ですが、一言で言うと、通常のソフトで音楽CDをLTR-48246Sで普通に読み書きするだけで、トータルの位置ずれがなくなります。


↓は、LTR-48246SでNero CD SpeedのテストCDを測定し、LTR-48246SでNero CD Speedの「Advanced DAE Quality Test」を実行した結果ですが、普段Exact Audio CopyでOffset値を設定しつつ音楽CD焼きしていて、その辺に拘りを持っている人は目が点になるような結果になってます(笑)


 0bytes (0 samples)を実現!
 この数値をはじき出せるドライブはなかなかないです。要注目!


ということで、音楽CD焼きにLTR-48246Sを使っている人は、読みにもLTR-48246Sを使うと(多分)幸せになれます(笑)






■状態の悪い音楽CDからのリッピングが非常に優秀

悪条件ディスクからのCD-DAリッピングの2ページ目 で使用したCDで確認しましたが、非常に優秀 できっちりと吸い出せます。(このプレスミスCDですが、状態が非常に悪く、吸えるドライブはかなり限られてきます)

※ポイントとなるのは読み速度!MAX, 8倍速, 4倍速で試したところでは、うまくいくのは4倍速のみです

※以前検証したときも感じましたが、このタイプ手の悪条件ディスクから正確にリッピングしようとするときは、CDの回転をはじめから低速CLVに設定しておいた方がよさそうです


ただし、ソフトを選ぶようで、Exact Audio Copy V0.9 bata4ではうまくいくものの、残念ながら CD Manipulator 2.63.1 ではうまくいきませんでした。


Exact Audio Copy V0.9 bata4で設定変更したところ(その他はデフォルト設定)
設定のポイントは、Secure modeを使わず、Burst modeで吸うことです。
(この辺の設定のポイントは、CDS200.0.4と違ってきます)




【追加実験】
同じタイトルのCDがもう一枚ありますが(こちらはプレスミスはなしの良品)
プレスミスのCD良品のCD (同タイトル)から、EAC V0.9 beta4 と CD Manipulator 2.63.1 で吸った最終トラックのバイナリ比較すると以下のようになりました。

EACで4倍速で吸った場合
上がプレスミスのCDで、下が同じタイトルの良品なCDです。
バッチリ一致してます。


CDMで吸った場合
同じく、上がプレスミスのCDで、下が同じタイトルの良品正常なCDですが、
残念ながら相違がありました。


ソフトを選ぶ傾向はあるものの、吸い出す能力はありそうです。






■長時間焼き


これができるのもライトンドライブの特徴ですが、LTR-48246SでもOKです。
(nero 5.5.10.0にて確認)






■Nero CD Speed 1.02 での測定結果

CD-DAリード(速度MAX)
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数値的にはいいのですが、グラフが波打っているのが非常に気になります。
ひょっとして、VIAチップなのがいけないとか?ATAPI で繋いで確認したいところですが、そこまでは未確認。


CD-DAリード(4倍速)
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それならば、ということで4倍速で読ませましたが、それでも波打ってます・・・
あとは、MAX, 4倍速とも、立ち上がりが不安定なのも少し気になりますが

→波打ちの原因がほぼ判明しました。
どうもトラックの切り替わりのところで起こるみたいです。

ここで使った「Audio CD」は実はCD SpeedのテストCDなのですが、テストCDは2分の*.wavが37個、
という構成のため → 波打ちを数えると37個あるのが分かる思います。



シミュレーション書き込み(誘電40倍速メディア使用)
気を取り直して書き込みテスト。
これは大丈夫そうです。



シミュレーション書き込み(8倍速TDKメディア使用)
16倍速制御の場合。
非常にきれいなグラフになっています。
※もしこれで波打っていたら、SUGOI CARD 買っているところでした(^^;



Advanced DAE Quality Test (RAW OFF 誘電32倍速メディアでテストCDを作成)
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■追加情報(これのみATAPI接続してます)

ATAPI でつないでみたところ、見事波うちがなくなりました






■SecuRom NewV4.x の読みが可能

Alcohol 120% 1.4.0(Build 103) にて確認しましたが、正常にイメージ作成可能です。
なかなかよいでしょう(^^)

※注意点
SecuRom NewV4.x 〜アンリアルトーナメント2003〜 のページにも「SecuRom NewV4.x」の情報ありますが、Alcohol 120% のバージョンによってかなり結果が異なってきます。その点に少し注意。







■結論

(掲示板での報告等から)耐久性にやや不安要素があるかもしれませんが、2ndドライブとしては文句なくお勧め。これ1台で大抵のことはこなせます。


付加価値のあるドライブを買い足したいが、どれを買っていいのか分からない!


というときはこれにしときましょう!
値段も以前に比べるとかなり安いです。(\8,000 前後で入手可能 → 2003年1月現在)
ちなみに、LTR-40125が出たときは 2万円くらいしてました




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