| ■PlexTools Professional の脅威のリッピング能力 |
Exact Audio Copyを使った音楽CD完全バックアップ を見ると、EACを使えば完璧!というふうに見えるかもしれませんが、特定の条件では、EACよりPlexTools
Professional の方がリッピングの完璧度が高くなります。
(リッピングの完璧度というと意味不明に聞こえるかも知れませんが、最後まで読めば多分意味わかると思います)
ここでの特定の条件とは
○マルチセッション形式(CD-Extra等)
○1stセッションの最終トラックの最後に、きつきつにデータが詰まっている
→最終トラックの末尾にゼロサンプルがない
以上の2つの条件を満たしたディスクから、1stセッション目の最終トラックを吸い出そうとすると、ほとんどの場合きっちり吸えません。(若干ながら、とりこぼしが出てしまう)
理由としては、
○リードオフセットを考慮していないリッパーでは、そもそも最終トラックの最外周部を吸いにいかない
(ただし、例外的なことはあるかも →PREMIUMの場合は、30サンプル分吸えません)
○EACではリードオフセット &
オーバーリードが可能なので吸えそうだが、マルチセッション形式の場合は吸えない
(確認したEACのバージョンは0.9beta4と、0.95prebata2
これも、もしかしたら例外的なことはあるかもしれませんが)
さて、「では、この辺のことをどう確認するのか?」
ですが、1stセッション最終トラック末尾にゼロサンプルがないディスクがなかなか見あたらないので、自分で作ることにします。
ただ、作るといっても、これがなかなかうまくいきません。
ライトオフセット & セッションアットワンス可能なライティングソフトがあればいいのですが、そのような都合がいいソフトは見つからず・・・結局、ライトオフセットが小さめな、LITE-ON
LTR-48246Sで作ることにしました。
手順としては、
1.先頭と末尾にゼロサンプルがないWAVEファイルを用意
2.それをもとに、LTR-48246S + RecordNow
MAXで、CD-Extraを作成
です。
出来上がったCD-Extraディスクは、1stセッション最終トラック末尾のゼロサンプルは「6」となります。
(そのため、完全なる検証はできませんが・・・)
それでは、実際に(作成したCD-Extraディスクから)最終トラックをリッピングして確認してみましょう!
ここでは、以下のソフトで試しています。
ただし、AudiograbberとCDexは操作になれていないところがあるため、事実と違っていることがあるかもしれません。そのときはすいませんということで(^^;
○PlexTools Professional 2.0
○Exact Audio Copy V0.95 prebata2
○nero 5.5.10.18
○Disc Duggler 4.10.1070
○CD Manipulator 2.69
○Audiograbber 1.82
○CDex 1.50
で、結論ですが、PlexTools Professional 2.0 以外は無理 ということになりました。
上がPlexTools Professional, EAC 以外 で吸ったWAVEファイル(ここではnero5.5.10.18)
下がPlexTools Professionalで吸ったWAVEファイルです。 |
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nero5.5等で吸ったものは、途中までしか吸えていないことが分かります。
(下の窓の反転したところが、カットされてしまっている) |
今度は、PlexTools Professional と EAC で吸ったものの比較。
上がEACで吸ったもの、下がPlexTools Professional
で吸ったものです。
EACの方は、反転したところがゼロデータに置き換わってしまっています。
(当然EACはオーバーリードする設定にしています) |
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【注意点】
○1stセッション最終トラックの、末尾6サンプルは検証できていません
○シングルセッションディスクでは、PlexTools
Professional, Exact Audio Copy とも、同じ結果になります。
(PREMIUMを使った場合)
【ここでの結論】
PREMIUMを使って音楽CDからリッピングを行うときは、(元ディスクがマルチセッション形式でも)付属の
PlexTools Professional を使うと、データの取りこぼしがなくなる。
(ただし、終端6サンプルは未確認)
→ リッパーはPlexTools Professional
を使うと(多分)幸せになれます(笑)
位置ズレも自動補正してくれるので、その点も高ポイント。
ということになりました。
※とはいっても、あまり気にすることはないですが(なんせ、わずか30サンプル)
と言いつつ、気にはなりますが・・・ 特に↑のようなデータを見てしまうと
それともう1つ。
PLEXTORドライブでライトオフセットを設定して音楽CDを作成するときは、どうしても終端の30サンプルが削られてしまいますが、
PlexTools Professional を使用するとその問題を解決できます。
(終端に1フレームのゼロデータを追加することで解決
→ PlexTools Professional が勝手にやってくれます)
【2003/5/24 追記】
HL-DT-ST GMA-4020B の Write samples offset が「±0」だったので、これと
RecordNow MAX を使って、1stセッションの先頭と末尾にゼロサンプルがないCD-Extraディスクを作成します。
〜ポイント〜
Write samples offset が「±0」のドライブで音楽CDを作ると、用意した音楽用データ(WAVEファイル)をすべて書き込むことが可能です。
→そういう意味では GMA-4020B は非常に貴重!私が試した多くのドライブの中では、CD-DAセッションの先頭と末尾にきつきつにデータが入っている(ゼロサンプルがない)CD-Extraディスクを作成できるのはGMA-4020Bだけです。
(SD2.9OKだし、検証好きな人は要注目)
さて結果ですが、PlexTools Professional 2.0
+ PREMIUM の組み合わせでリッピングすると、書き込んだWAVEファイルをすべて元通りに取り出せました。リッパーをEAC
V0.95 prebata3 にすると、やはりどうしても末尾30サンプルを吸えません。
結論としては、
各種ディスクから(セクタがアドレス管理されていない)CD-DA部をリッピングするときは、
PlexTools Professional
を使うと取りこぼしが生じず、完全吸出しが可能 |
ということになりました。
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