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私の お気に入り |
オリジナルバッグ等、製造販売 |
| オリジナルバッグや小物が作ってもらえる皮革製品のお店、それが【FILLY】。 まるで洞窟を思わせるような店内には、バッグやベルト、定期入れやペンケース等、様々な小物が展示されている。 オーダーは、そこに飾ってあるモノから選んで、「こんな感じで。」というようにしても良いし、また、自分でデザインして設計図を描いたりしても対応してくれる。 自分のデザインで頼めば、それはまさに、「世界でただ一つ!」のオリジナルグッズ。 チョットしたデザイナー気分も味わえるのだ。 |
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との出会い |
以下は非常に長〜い為、根性と多大なる好奇心が必要 |
| それは、とある日のこと。友人の誕生日プレゼントに頭を悩ましていた私は、どうも気の利いたものが思い浮かばないので、つい本人に聞き取り調査をしてしまった。 こういった場合の答えとしては、一般的には「何でも良いよ。」的なものが予想されるのだが、返事は「丁度、運転免許証がボロっちくなってきたところだから、免許証入れ。」 そしてそれに続き、更なる指定が。 「えーと、色は緑で・・・免許証の他にもSDカードが入るポケットが付いているヤツね。!窓は免許証にピッタリサイズね!」 (注:免許証とSDカードはサイズが違う) ・・・うーむ、リクエストを聞いたことをチョット後悔した私だった・・・。 しかしココは吉祥寺。 気を取り直して、探し始めた。 しかし・・・ ナイ。 何軒もお店をまわったのだが、希望に沿ったものは見つからないのだ。 まず、「定期入れ」は幾らでもあるのだが、純粋な「免許証入れ」というもの自体が少ない。お店の人曰く、最近はメーカー側が、免許証入れを作っていないらしい。 しかも、「緑」色のモノとなると、殆どナイと言っても過言ではない。 更には、サイズの違う免許証とSDカードが、それぞれピッタリ収まる作りになっているものという条件が加わると、もうハッキリ言って、世の中に存在しないのだ。 困り果てた私は、「別な提案を持ち掛けようかなぁ・・」などと考えていた。 そんなある日、大阪から出張で別の友人がやって来たので、夜、吉祥寺でゴハンを食べようと、井の頭公園近くのお店へ出掛けた。食事の後、ケーキ&お茶をしようということになったのだが、吉祥寺を知るモノは私だけだった。私は普段は仕切ることが全くないので、責任感を感じ、イロイロと頭をめぐらせていたのだった。 「この時間から1時間くらいは開いているお店で・・・、彼女は珈琲がダメだから紅茶専門店の方が良いかな?」などと、考えながらふと前を見ると、井の頭通りの歩行者用信号が点滅している。 「ココの信号は赤が長いから走ってでも渡らなきゃ!」と、普段は決して走ったりしない呑気な私が走って渡ったのに!! 振り返ると、皆、向こう岸。 誰も着いて来ていない・・・。 「ナニヨ〜!ぷんぷんっ」と憤慨しながら、長い信号待ち時間の間、退屈しのぎにそこいら辺を見まわしていた私の目に、山小屋風の木製の扉と、中から漏れる怪しげなる?光が映ったのだった。 「あれ?ココにこんなお店、あったっけ? 毎日のようにこの通りを通っているけど、ちっとも気が付かなかった。」 私がウカツなのか、その店が奥ゆかし過ぎたのか。 ちょっと覗いてみると、何やら皮製品のお店のよう。 そこで私は「!」と閃き、店内へ。 中には、皮革製のバッグやベルト、お財布などが所狭しと並んでいた。 そして、無口な感じのオニイサンが一人、黙々と作業をしていた。 それにしても商売っけのないオニイサンである。 お客が入ってきたのに、声も掛けない。・・・というよりは無視 しているという表現の方が当てはまるかも。 しかも店内は洞穴のように狭く、畳2畳分くらいしかない。 そんなスペースに突入したのだから、存在に気付いていないとはとても思えないのだが。 しょうがないので声をかけてみた。 するとそこは、オリジナル皮製品のお店で、私の注文に応じて何でも作ってくれると言う。 その時は、もう信号が青になっている頃だったので、再訪を約束し立ち去ったのだった。 |
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オリジナル ライセンスケース |
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| という訳で、遂に私のデザインによる「スペシャル・オリジナル・ライセンスケース」は完成したのである。 (パチパチパチ)←自画自賛 まずは依頼主の希望通りに、以下の4条件を満たし、 1 色は緑 2 新しい小さいサイズの免許証がピッタリ収まる窓付き 3 その反対側にはSDカードがピッタリ入るポケット 4 してその素材は皮 なおかつ←ココがポイント 私のデザインによる、カッティングラインとワンポイント、それにイニシャル入りという超豪華版なのである。 こういうことになると俄然張り切ってしまう私。 (この情熱が仕事にも欲しい、と上司に言われつつ。) 会社の帰りにはお店に何回か寄ってオニイサンと、あーでもない、こーでもないと打ち合わせを重ねた。何故1回で済まなかったのかというと、私の先行するイメージと、技術的問題とのギャップである。皮革モノに対してイラストを表現するのに、ミシン目の縫い取り線を活用したらどうかとか、穴をあけるにはコノ大きさ(小ささ)が限界であるとか。(さぞウルサイ客だと思っていたであろう・・・。)そして更には、会社で仕事中に新しいデザインが閃いたりなんかして、お店にイラストをFAXまでする始末。 こうした紆余曲折を経て、遂にライセンスケースは完成したのだ。感動・・・。(私が感動してどうする。) (FILLYのオニイサン、ありがとう。) |