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| 新春 ( 1 月 ) |
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新年おめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。



| ● お見ごろ情報・・・季節情報 |
◆ フクジュソウ ◆
まだ時期的には早いのですが、福と寿を呼ぶという、おめでたい福寿草をUPしてみました。
元日草(ガンジツソウ)とも呼ばれるように、旧暦の正月ごろ咲くことから、昔から正月花として
親しまれています。
鉢物であれば、新正月に楽しめますが、地植えでは、やはり2〜3月ということになります。
フクジュソウは深根性なので、地植えであると移植が難しいのですが、毎年、葉に先立って
花が開くので、冬枯れの庭でもとても目立ち、華やいだ雰囲気を醸し出してくれます。
花は、日が射すと開き、陰ると蕾むということを繰り返し、結構長く咲いています。また、葉は
夏場早くになくなってしまうので、植えてある場所に目印をつけておくと間違って掘り起してしま
うことがないでしょう。
半日陰よりすこし明るいところであるなら、あまり土地を選ばず、丈夫に育ちます。
◆ クチナシの実 ◆
クチナシの赤い実も、殺風景な冬の庭を彩ってくれます。
クチナシは、初夏に香りの良い花が咲き、冬場にはこの赤い実がとても鮮やかに色づき、花と実が
両方楽しめるありがたい庭木です。
また、クチナシの実は、古くから栗きんとんやタクアンの色づけ、黄色染料として布地の染料に
も利用されています。さらにこの赤い実は、消炎、沈静、血圧降下などの薬効もあるなど、生活に
深く結びついた、とてもお役立ちな木の実です。
◆ キンカン ◆
キンカンも、庭の一画にあると冬の庭をとても華やかにしてくれます。
最近は夏みかんを庭植えにして、冬の彩りにしているお宅も増えてきました。夏みかんも目だって
見栄えがしますが、小ぶりなキンカンはオレンジ色が鮮やかで、鈴なりになる様は、とても華やい
だ雰囲気をつくってくれます。
キンカンは、生のまま食べたり、ジューサーでジュース状にして飲むと不整脈に効き目があると
され、豊富にビタミンCが含まれているので、健康にも大変有効です。
また、シロップ煮やキンカン酒など独特の風味をいろいろ楽しめ、キンカンの砂糖漬けは、咳止
めにも昔から用いられています。
クチナシととも、キンカンも冬の庭の色物として、また、キッチンガーデンの一つとして是非植
えたい木です。
| 初冬 ( 12 月 ) |
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| ● お見ごろ情報・・・季節情報 |
◆ ツワブキ ◆
この時期、ツワブキの花がとてもきれいに咲いています。
ツワブキと言うと、当HPでもシェードガーデンのページにご紹介しているように、ひっそりと
目立たず、日陰が似合うようなイメージがあります。
この写真では、日照の良い芝生の縁取りに植えられています。そして花茎を1m以上に伸ばし
て、黄色い花を咲かせています。群生して咲いているさまは、洋風な雰囲気さえ醸し出し、華や
かで、豪華な感じさえします。遠目では、とてもツワブキとは思えませんが。
日陰を好む植物の中には、日当たりが良すぎると、いじけてしまうものも、少なくありません。
このツワブキは、むしろ勢いづき、生き生きしています。
芝生との組み合わせに、ツワブキの別な魅力を見せられたような気がしました。
◆ ケヤキ ◆
ケヤキのめずらしい紅葉をUPしてみました。
通常、ケヤキは茶褐色になり、たくさんの枯れ葉を周辺に撒き散らかしながら落葉します。
公園にあったこのケヤキは茶褐色ではなく、黄葉でもない、紅葉と表現した方が良いようなみご
とな色づきを見せていました。
他の場所でも、きれいに色づいたケヤキをいくつか見かけました。このような年は、あまり経験
がありません。
ケヤキ以外でも、今年の東京は、例年になく、多くの落葉樹がきれいな紅葉、黄葉を見せてくれ
ました。
紅葉がはずれの年であると、ハナミズキやサクラ、シャラ、カキ、ドウダンツツジなども、ただ
の枯れ葉色の茶褐色になってしまいますが、これらも今年は鮮やかに紅葉しました。
全国的にも、時期は若干遅れましたが、紅葉の当り年だったのではないでしょうか。
◆ センリョウ (千両) ◆
センリョウもこの時期、赤い実がとても目立つようになりました。
リョウ(両)と名がつくものでは、ほかにマンリョウ(万両)があります。どちらも縁起のいい木と
して、地植えの他に、鉢植え、生け花などで親しまれています。
昔からの別名も含めると、これら千両、万両のほかに、百両、十両、一両と、万から一両まで揃
っています。
百両はカラタチバナ(唐橘)、十両はヤブコウジ(藪柑子)、一両はアリドオシ(蟻通)です。
実付きの多さなどから、万両から一両まで付けられたようですが、諸説あるようです。
センリョウは、両の多さではマンリョウにはかなわず、二番手になっていますが、これらの中で
枝の先端、葉の中心から上を向いて実をつけるのは、センリョウだけです。
このため、小さな実付きの枝物としては、これらの中で最も様になり、引き立ちます。
正月のお飾りやクリスマスリースには、葉を付けてそのまま飾るだけで、見栄えがします。
このようなわけで、センリョウは一株あると、この時期とても重宝します。
半日陰であれば、マンリョウと共に実付きも良く、とても良く育ちます。
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○ マンリョウ ( 万 両 ) 和風の庭、シェードガーデン、坪庭などのワンポイントに、是非欲しい小低木です 主幹から、ほとんど枝分かれせず、上部だけに葉がつき、剪定をしなくても、自然に樹形が整います。 実付きも良く、年を越して長く楽しめます。 万両・・・マンリョウ 千両・・・センリョウ 百両・・・カラタチバナ ( 唐橘 ) 十両・・・ヤブコウジ ( 藪柑子 ) 一両・・・アリドオシ ( 蟻通 ) |
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| 秋 ( 11 月 ) |
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| ● お見ごろ情報・・・季節情報 |
だいぶ秋も深まり、各地から紅葉情報も聞かれる時期となりました。 観光地も紅葉狩りの人出で、ここしばらく賑わうことと思います。 全国的に温暖化と言われつつも、東京でもやっと、本格的な秋らしい風情になってきました。 大きな樹木ではサクラやハナミズキがよい色づきを見せています。 ケヤキの枯れ葉が風に舞い、イチョウの街路樹が見事な黄色になると、いよいよ晩秋。 本格的な冬の到来というところです。 さて、今回はピラカンサ、ホオズキ、ニシキギをupしてみました。
ほおずき市で買ってきたものを地植えにして、しばらく忘れていたものです。
きれいな赤い皮が、こんどはメッシュのカバーにいでたちを替え、不思議な雰囲気を醸し出し
ています。
そういえば、何でホオズキのような、かわいい実のつくものを漢字で「鬼灯」と書くのか、疑
問に思っていました。この姿を見て納得。まさに、このムードを表現したのだったのですね。
たしかに怪しげな鬼の提灯のような気がします。虫に皮の柔らかいところを喰われると、こう
なるようです。英名でもchinese lantern
plantと、「提灯」に見立てているのが面白いですね。
◆ ニシキギ ( 錦 木 ) ◆
ニシキギが、みごとな錦の色になりました。
モミジは紅葉の代表ですが、ニシキギは、普通に見られる中木や低木の中でドウダンツツジと並ん
で最も紅葉のみごとな木でしょう。
ニシキギは、先月ご紹介したツリバナやマユミの仲間です。枝にコルク質の翼があるので、葉の
ない時分でも簡単に見分けがつきます。
あまり刈り込みをせず、単独で植えても風情のある木ですが、この木も萌芽力が強いので、低い
生垣や他のカン木との混植刈り込みなどにも適しています。いずれにしても、ガーデンに1本は欲
しい木の一つです。
ニシキギは紅葉もすばらしいのですが、落葉したあと裸木に見られる赤い実も、捨てがたい風情
があります。ただし、その年の気候や環境、固体差により実つきの良し悪しが結構あります。
ピラカンサやムラサキシキブのように、どの木もたくさん実るとは限らないが残念です。
| ● 今月のガーデニング・・・・・この時期に しておきたいこと! |
● ・ ・ ・腐葉土づくり ・ ・ ・ ● この時期は落ち葉の季節でもあります。落ち葉を集めて、腐葉土づくりをしましょう。 以前、TVで「家の前にケヤキの街路樹があり、落ち葉が多く掃除が大変。とても迷惑だ思って いた。ところが、腐葉土づくりを始めてからは、お宝のように思え、落ち葉がもったいなくて、集 めるのが忙しい」と主婦の方が言っていました。 たしかに、ガーデニングに無縁な方にとっては、落ち葉は邪魔で単なるゴミでしょうね。 立場や視点を替えると、ゴミと思っていたものがお宝になる面白い話だと思いました。 多くの人々がこのように違う見方ができたら、生活の中で出る品々のリサイクルも、もっと幅広 く進むのでは、と思えてきます。 さて、最近は効率的に、しかもスマートに腐葉土づくりができるいろいろなタイプのコンポスト (容器)が出ています。これらを利用すれば、やっかいだと思われていた腐葉土づくりも、けっこう 楽しく、簡単にできるようになりました。 腐葉土も、いざ買うと、結構なお値段です。落ち葉をはじめベジタブルやハーブ類、剪定した枝 や葉、何でも腐葉土にしてしまいましょう。 初めての方も、材料がたくさん出るこの時期に、チャレンジしてみてはいかがでしょう。 腐葉土の材料としては、下記にあるようにケヤキやナラ等の広葉樹の葉だけを使うのが理想です が、ガーデニング作業で出るいろいろな葉や枝クズも、立派な腐葉土になります。 ただし、木の枝などを入れると、多少できるまで時間が掛かります。 また、コニファーなど針葉樹の枝葉は、熟成発酵が遅くなるので、避けたほうが良いでしょう。 基本的なな腐葉土のつくり方は、オーガニックガーデンのページにありますが、以下にも載せて おきましたので、参考にしてください。 美観よく、スマートな腐葉土づくりや、生ゴミから堆肥をつくりたい方は、コンポストを使うこ とをお勧めします。 ○ 簡単で基本的な腐葉土づくり ・ 大きめなゴミ袋に小さな穴をたくさんあける。(空気穴) 穴開き大バケツも可。 ・ カシ、ケヤキ、クリ、シイ等の広葉樹の落ち葉を1/3ほどゴミ袋に入れる。 ・ ジョウロでゴミ袋の上から水を撒き、落ち葉を十分湿らせ、踏みつける。 ・ この上に土を少し入れ、米ぬか、油粕、石灰を少しずつ撒く。 ・ サンドイッチ状にこのくり返しをする。 ・ 1、2ヶ月ごとに中を切り返し、空気と水気を補給する。 ・ 3ヶ月〜半年ほどで腐葉土ができあがる。まっ黒になっていれば完熟。 ・ 落ち葉はモミジなど薄い葉のものより、少し厚いものの方が良い腐葉土できる。
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セイタカアワダチソウ セイタカアワダチソウが、この時期、まだ盛んに空き地などに咲いています。 繁殖力が強いので、あまり好かれていませんが、黄色い花はとてもみごとです。 最近は、お供えの花や、花束の彩としても利用されるようになりました。また、垂直で丈夫な長い茎は、造園材として枝折り垣に使われたり、屋形船の屋根材にも活用されているようです。 いろいろ言われながらも、みじかにある帰化植物で、これほど多方面に利用されているものも、珍しいですね。 以前、若い茎を掘り取り、プランターに移植してみましたが、あまりよく育ちませんでした。 繁殖力の強いわりに、案外生育環境にうるさいので、驚いたことがあります。 |
=================================================== ほ ろ ほ ろ 酔 う て 木 の 葉 降 る 山頭火 ===================================================
| 秋 ( 10 月 ) |
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| ● お見ごろ情報・・・季節情報 |
本格的な紅葉はこれからというところですが、秋景色も日ごとに強まる今日この頃です。
秋を彩るものには、いろいろありますが、秋の味覚の代表のカキ、秋の七草の一つ女郎花、少
し風変わりで美しいツリバナをアップしてみました。
◆ カキ ◆
写真のカキは王禅寺柿といって、甘がきの元祖で、ピンポン玉を少し大きくしたほどの小さな
カキです。 柿は、日本特産のものだと思っている方も多いと思いますが、中国からの移入種です。
その証拠に里山にあっても、人里離れた自然の山にはありません。ちなみに、太いタケノコで
お馴染みの孟宗竹も同じです。元々日本のものではありません。
そうは言っても、今や柿は秋を代表する味覚であり、秋を彩る風情です。最近は実付きの良い
いろいろな種類の苗木が売られています。マイガーデンにも1本柿の木があると、秋がとても待
ち遠しくなります。
◆ オミナエシ ◆
オミナエシ(女郎花)はご存知、秋の七草の一つです。これも最近は園芸品種ができ、いろいろ
なところで見られるようになりました。
なお、オミナエシは、秋の七草の中で一番ハデで美しいと思われますが、「女郎花」という字
面からか、茶花としてはご法度(禁花)のようです。
< 秋の七草 > ハギ(萩)、ススキ(薄)、キキヨウ(桔梗)、ナデシコ(撫子)
クズ(葛)、フジバカマ(藤袴)、オミナエシ(女郎花)
◆ ツリバナ ◆
ツリバナ(吊り花)は、秋の紅葉が美しいニシキギやマユミの仲間です。
写真のように、吊り下がったように赤い実が付き、独特の風情をもっています。秋に実る赤い木
の実はたくさんありますが、最も存在感ある木の実の一つでしょう。山の木であまり多くありま
せんが、園芸店にたまに出ているので購入できます。
| ● 今月のガーデニング・・・・・この時期に しておきたいこと! |
●・・・植え替え・種まき・・・●
-------- 気候、温度は東京近辺を基準としています---------
夏の日照りも去り、台風もそろそろ来なくなるこの時期が、植え替え、定植、秋まきのキッチ
ンベジタブルやハーブの種まき等、マイガーデンの模様替えの時期でもあります。
○ 常緑樹
常緑樹の移植、植え替え植え付けは、まだ根が活動しているこの時期、10月中に行った方が
活着率が良いです。
コニファーも移植、定植の適期です。鉢降ろしも最適な時期です。
木枯らしが吹くような時期では遅すぎます。まだ寒さが来ない今月中に済ませましょう。
○ 落葉樹
落葉樹は、葉が落ちてから本格的な移植の適期になります。大半の地域ではもう少し待った方
がよいでしょう。まだまだ夏場と同じように、青い葉を付けている落葉樹がたくさんあります。
葉を落としてから春先まで、時間はたっぷりあるので、ゆっくり紅葉、黄葉等秋の彩りを楽し
んでください。
○ ハーブ類
ハーブ類も植え替え、株分け、挿し芽、挿し木、種まき等,この時期いろいろな作業ができます。
≪ この時期に種まきできるハーブ ≫
ミント類、 チャイブ、 タイム、 オレガノ、 レモンバーム、 コリアンダー
ジャーマンカモミール、 ローズマリー、 コモンセージ 等
寒さに弱いバジルは、そろそろ終わりです。
夏場には若葉をどんどん出し、イタリアンやサラダ、肉料理にと大活躍してくれたましたが、
だんだん勢いがなくなってきました。
鉢物であれば、部屋に取り込めば生きていますが、葉を利用できるほど勢いは続きません。
来年も利用できないこともないですが、やはり来春時期が着たら、種まきをするなり、苗を買っ
たほうが手っ取り早いように思います。
○ 秋まきのキッチンベジタブル
シュンギク カブ エンドウ ソラマメ コマツナ ホウレンソウ
▲▲・・・秋植え球根の注意・・・▲▲
秋植え球根の植え付けは、来月に入ってからの方がよいでしょう。
秋植え球根は、本来10月がベストシーズンですが、昨今のように温暖化で温度が高く、真夏日
が10月にあるような気候では、来月に入ってからの方が無難に思います。
つまりこの暖かさで、土壌のウイルスがまだまだ活発に動き回っています。
球根はウイルスに大変弱いものです。特に花のきれいな、新しい高級品種ほどウイルスに弱い
ように思います。人間もこういう傾向が・・・。 失礼、元に戻ります。
土壌の温度、つまり地温は空気以上に温まっており、なかなか冷めません。
地球温暖化が、球根の植え付けにも、影響しているとは。 温暖化防止、真剣に考える時期が来
たようですね。
そんなわけで、秋植え球根は、コートの襟を立てるような、もう少し寒さが感じられる、本格
的な秋の到来があってからでも遅くはないでしょう。
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木の間より もりくる
月の 影みれば
こころ づくしの
秋はきにけり
古今集
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秋 ( 9 月 ) |
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| ● お見ごろ情報・・・季節情報 |
すっかり日が短くなり、秋の日差しとなりました。
いつのまにかセミもアブラゼミからツクツクホウシにバトンタッチし、秋本番に向けて秋の
虫へと代わってきました。
秋の虫と言えば、十年以上前から外来種のアオマツムシが大変な勢いで広がり、都心のちょ
っとした緑地から、郊外の住宅地でも聞こえ、今では里山の自然の中でも声が聞こえます。
どこまで増え続けるのかと思っていましたが、ここ数年かつてほど聞かれなくなったようで
す。 河原の土手や空き地を、埋め尽くすほど増えたセイタカアワダチソウが、自家中毒で数
が少なくなりましたが、アオマツムシの勢力範囲は今後どうなっていくのでしょうか。
アオマツムシはガーデンでもサクラ等の木の上を好み、りー、りー、りーと在来の秋の虫に比
べて、とても大きな声(音)を出します。声は悪くないのですが、情緒に欠けるようです。
みなさんのお住まいの方でも聞けるでしょうか。
さて、この間、信州の高原を一巡してきました。
まだ、まだ木々の緑もそのままで、さすがに高原でも秋一色というわけにはいきませんが、
ススキも穂を出し、着実に秋の気配です。
上の写真にあるように、白樺林に北アメリカ原産のキク科多年草の、ルドベキアが繁って
いました。不思議な取り合わせなので1枚載せておきました。
左はシシウドです。2m近くまで丈が伸び、草の中では一番丈が高くなります。花も豪
華で、迫力があります。遠くからも目立つことでは、初秋の野の代表種でしょう。
右はご存知パンパスグラスです。最近はガーデンにも多く植えられるようになりました。
ワンポイントして庭の一画に欲しいところです。
クジャクチョウ と ブットレア ブットレアに訪れた 高原の女神といわれるクジャクチョウ 森を抜けると、エントランスにブットレアの植えてあるオシャレなカフェがあったので、 お茶を飲んでいると、クジャクチョウが何匹もブットレアの蜜を求めてやってきていまし た。 クジャクチョウは、わが国で最もきれいなチョウの一つです。 丸い模様が孔雀に似ていることから、この名が付いています。 なお学名では何時、誰 が付けたかゲイシャ(芸者)となっています。命名のセンス(?)がうかがわれますね。 まあ、植物でもオオイヌノフグリはつとに有名ですが、樹木でもショウベンノキ(小便の 木)という、ものすごい正式名をイタダイタ木もあります。 ブットレアは、別名バタフライブッシュといい、たくさんの蝶が集まることで知られて います。花の時期も長く、初夏から初秋まで次々と咲いて楽しませてくれます。 これも日当たりの良いガーデンであれば、1本ほしいところです。 樹勢が良く、けっこう樹形が暴れるので、花後、落葉したら枝を思い切り剪定します。 幹の高さも地上から1m以内に抑えると、花がちょうど目の高さになり、草花やフロント 植栽と調和します。 ===============================================
月 よ み の
光 を ま ち て 帰 り ま せ
山 路 は 栗 の い が の お ほ き に
良寛
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| 夏 ( 7・8月 ) |
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| ● お見ごろ情報・・・季節情報 |
日差しが強く、暑い季節になりました。 この暑さを喜ぶように夏の花々が咲いています。 少し前までは、夏の花と言えば代表格がヒマワリに朝顔が定番でした。最近は、ハーブ類も含め てとても多くの花々が見られ、同じ種類でも色も多彩になってきました。 サルスベリも、うだるような夏のギラギラする日中に元気良く花を咲かせます。花付が良く花 期も長いので、家庭でも庭木として1本あるととても楽しめます。サルスベリはピンク色が主な 色でしたが、最近は白、紫、紅色等いろいろな色が揃い、なんとも言えないクリムゾン色の熱帯 花を思わせる良い色合いのものも見られるようになりました。 また、横に広がる矮性種のものもあり、ボーダーガーデン等いろいろな場面で楽しめるように なりました。もう一つサルスベリの花の良いところは、ソメイヨシノの花のように、落花が軽や かで、変色せず、咲いている時と同じ色合いをいつまでも保っています。これも一つの風情とし て、掃いてしまうのがもったいないような気にさせます。 この逆がクチナシやアジサイ、つつじ類等たくさんあり、咲き終わるとすぐに変色してしまい、 見苦しくなります。また、葉にベタッとくっついてしまい、花後の手入れを怠れません。ツバキ のように、花の形態そのままボテッと落花し、縁起が悪いと言われた花もありと、落花の様子も 様々です。 夏に咲くつる性の花もいろいろありますが、オレンジ色でトランペット状の花を次から次へと 咲かせ、夏の日照りの中で一番ハデに、勢い良く咲いているのは、ノウゼンカズラのような気が します。
ノウゼンカズラ( 凌 霄 花 )
ノウゼンカズラ科
夕 風に
凌 霄 花の
ひとり言
特にここ数年、ノウゼンカズラを植えているお宅が増えているようです。 原産は中国、アメリカですが、日本の気候にピッタリあうようで、一旦根付くとものすごい勢 いで成長します。 一つの花の寿命は短いのですが、ブドウの房状に花が次々と咲きます。 外国産とは言え、房状に垂れ下がり、風に揺れる様はとても情緒があり、夏の夕方などは、色 が映え、一層涼しげで絵になる風景です。 気根がある前年枝を挿し木すれば、簡単につきます。アーチや多少大きな支柱がいりますが、 気根で貼り付いて登るので、丸太支柱など多少ザラツキのあるものが良いでしょう。スギなど の枯れ木があればベストです。 日当たりがよければどこでも生育するので、気に入った方は来年の夏の彩りに、植えてみるの も楽しみになると思います。
| ● 今月のガーデニング・・・・・この時期に しておきたいこと! |
毎日、気温が高く、日照りの続く夏場は、人も植物も水分補給が肝心です。
プランターや鉢植えばかりでなく、地植えの庭木も夏バテしてしまいます。ベジタブル類も水不足は収穫
に影響するので、十分注意が必要です。
この時期に思うのは、雑草の強さ、たくましさです。
感心している場合ではありませんが、うっかり水やりを忘れ、瀕死状態の鉢物の「御本体」の脇で、いつ
の間にか生えているカタバミなどは、「元気はつらつ」状態です。掘り上げてみると、たっぷり水を含んだ
根をもっており、余裕十分というところでした。
また、この時期、多くの園芸植物やハーブ、ベジタブル類は、放置しておくと、あらゆる害虫の集中砲火
を浴び、見る影もなくなりますが、ほとんどの雑草は何のダメージを受けることもなく平然と枝葉を伸ばし
ています。
人も「雑草ように」と、よく例えられますが、つくづく雑草の強さが際立つ夏の日の、今日この頃です。
なお、最近は人体に安全な自然素材から出来た害虫防除、虫除けが出ています。話題のニームもあり
ますので、オーガニックガーデン、キッチンガーデンのページもご覧ください。
○ 夏場の水やりポイント
・朝、夕のまだ日が当たっていない時に、たっぷり散水します。
・たっぷり水やりしたつもりでも、鉢の3分の1ほどにしか、水分が行っていないことがあるので注意
が必要です。
・あまり乾燥すると、いっぺんに水やりしても水をを弾いてしまうことがあります。ゆっくりと、鉢底から
水が出るまで与え、他のところをやった後、再び与えるようにして、十分に土壌が吸収し水分が行き
渡るするよう心がけます。
・特にプランターや鉢物は、日中の日照りの時間帯は避ける。
葉の蒸れや熱せられた土や鉢により、一層ダメージをこうむることがある。
・朝方たっぷり水やりしても、日中の直射日光と暑さで夕方にはカラカラとなり、葉がしおれてしまうも
のもあります。このような状態になる場合、朝夕できない時は半日陰のところに移すか、寒冷紗を張
り、守ってやりましょう。
・プランターや鉢の表面からも、かなり水分が蒸発してしまうので、バーグチップを敷くとかなり効果が
あり、オシャレな感じになります。
・留守をしたり、少し手を抜きたい場合は、自動水やり器やウォーターキーパーに少し頼るのも一つの
方法です。
ベランダガーデンやキッチンガーデンのページに商品紹介していますので、ご覧ください。
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ひ ぐ ら し の
鳴 く 山 里 の 夕 暮 れ は
風 よ り ほ か に
と う 人 も な し
古今集
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初 夏 ( 6月 ) |
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春に芽生えた緑も色濃くなり、晴れの日が恋しくなる梅雨の季節です。
このシーズン、雨に最も似合うのは、アジサイやハナショウブ等アヤメ類でしょう。
アジサイは近年いろいろ品種改良され、柏葉アジサイなど、今までにない色や形の種類のものが 増えてきました。大変豪華なものもあり、鉢物の贈り物としても、このシーズンならではのものと して、喜ばれているようです。
アジサイは欧米でも、名所ができるほど大人気です。もともと日本の野山に自生しているガクアジ サイを品種改良したものが、一般によく見る西洋アジサイです。
現在、全国のアジサイの名所やアジサイ園でみられるのは、ほとんどが見栄えのするこの西洋アジ サイ類です。
一方、ガクアジサイは、少し地味ですが、花の咲き方や枝葉が繊細で、大変情緒がありファンも多 くいます。 アジサイにも西洋にの豪華さ、日本の繊細さが象徴されているような気がします。
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カシワバアジサイ ( 柏葉紫陽花 ) 従来のアジサイとは、花姿も異なり、別な存在感があるような気がします。 |
梅雨時にもう一つお似合いの花が、ハナショウブ等のアヤメ属(アイリス)でしょう。
「いずれがアヤメかカキツバタ」などといわれ、美しい女性のたとえにもされるなど、古くから親 しまれている花です。
全国各地にあるアヤメ園や菖蒲園の花は、ほとんどが園芸種のハナショウブが主体と言ってよい でしょう。元々アヤメは、高原や野原等、自然地に見られ、「アヤメ平」の地名にも表れています。
カキツバタもアヤメに劣らず美しいもので、諺どおり一見では区別は難しく、花弁の基部が織物 の綾目のような模様になっているのがアヤメです。実際はなかなか解りにくいですが。
ところで、アヤメ園などは水を背景としたところがほとんどです。アヤメ属がみな湿地等、水辺 を好むように思われますが、そうではなく、カキツバタでけが水中から生えるなど、水のあるとこ ろを好みます。
アヤメは湿地では育たず、ハナショウブは普通の植え込みでも水辺でも生育します。
やはりこれらの花は、アヤメ園が水辺景観をつくっているように、水辺にあることが、何か絵に なり、様になるようです。
この仲間に色とりどりでゴージャスなジャーマンアイリスがあります。花姿は同じでも、まった く雰囲気が異なり、西洋美人という感じでしょうか。
| ● 今月のガーデニング・・・・・この時期に しておきたいこと! |
春の花々も咲き終わり、枝や葉がどんどん伸びるのが、このシーズンです。
花後の手入れ、枝透かし、枝切りもこの時期の大事なガーデニングです。
きれいに刈り込まれた生垣も、枝が伸び、形が崩れてくるのもこの時期です。
枝が少なくムラのある生垣は、早めに刈り込み、脇芽を多く出すようにすれば、秋口には見違えるようになります。
たくさんの花をつけたツツジは、今のうちに刈り込んでおきましょう。秋に刈り込むと花の咲く枝を切ってしまい、
翌年花々が楽しめません。アジサイも同じです。
挿し木もこの時期、いろいろな種類のものができます。
ただしゴールドクレストなどの針葉樹については、秋〜春先が向いており、一般に梅雨期には適しません。
○ 挿し木のポイント
・ 用土はパーミュキライト、パーライト、ピートモスの等量混合土が多くのものに適している。
・ 切り口は良く切れるナイフ等で斜めに切る。
・ 1時間以上水揚げをする。
・ IBAなど発根促進剤を使う。
・ 日陰に置き、乾燥させない。
さてこの時期、ハーブやベジタブルの若葉が一晩で丸坊主にされたり、大きく葉が食われていることがあります。
これは、多くの場合、ヨトウムシのしわざです。名前のとおり昼間に見てもいません。
夜出てきて、ハデに食い荒らします。夜捕殺するのが最も効果的ですが、昼間であれば根元周りを少しシャベル
で掘ると、丸々と太ったヨトウムシを見つけることが出来ます。
いずれにしても、いろいろな害虫も勢いづくのも、この梅雨時期。毎日、目をかけることが、何より大切です。
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夢 さ め て
聞 く は 蛙 の 遠 音 か な
良寛
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