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 ◆ コ ニ フ ァ ー ガ ー デ ン                               
                                       
                                                                                       ・コニファー  ・ゴールドクレスト
                 
                 < コ ニ フ ァ ー >            

    コニファーという言葉は、平成に入ってから徐々に使われ、知られるようになりました。

    コニファーとは本来、針葉樹のことを言いますが、現在この「コニファー」という場合は、

   今までわが国になかった新品種、観賞用の針葉樹のことを指すことが多いものです。
   
  これまでも、和風の庭や生垣などに使われ

  ている針葉樹は、マツ、スギ、ヒノキ、マキ

  などいろいろありますが、これらはコニファ

  ーという言い方はしないようです。
   
   
  一方、これまで洋風な雰囲気を出すときに

  用いられていた針葉樹は、大変限られた種類

  のものしかありませんでした。カイヅカイブ

  キが定番で、何かと広くいろいろなところに

  植えられました。

  
    脇役としてコノデガシワ、黄金ヒバ、低木

  類では玉イブキ、ハイビャクシンなどがおな

  じみでした。これらの在来種は、現在コニフ

  ァーと呼ばれているものに近い品種ですが、

  近年の品種改良前のものです。
  
      プンゲンス ホプシー

  
     このような状況の中に、様々なタイプの目新しいコニファーが現れ、洋風でモダンな環境に

     一気に利用されヒットしました。ひょろっとローソクのように細長い立ち姿のものから、ヒト

     デが地面に張り付いたような匍匐状のもの、蛍光色のように目に鮮やかなグリーンや金属的な

   シルバーブルーなど、今まで見たこともない葉色のものが出てきました。

    それぞれに新鮮味と存在感があり、たちまちいろいろな場面で使われるようになりました。

    
    人気の出るもう一つの要因は、その種類の性質さえ知ってしまえば、とても育てやすく、成

   長も早いものがたくさんあるからでしょう。それまでよく使われていた針葉樹は、とかく成長

   が遅かったり、移植や剪定がむずかしかったりして、それぞれに気むずかしかったのです。


    このようにコニファーは今までの針葉樹の欠点をカバーし、扱いやすくしたものです。コン

   パクトにも仕上がり、オシャレな雰囲気にとてもよく似合いますので、どんどんチャレンジし

   てみましょう。


    
     垂直の長方形をモチーフにした建物の窓と

    窓枠柱デザインに、ピッタリとフィットするように

    配された細長いローソク型のコニファー。


     この形態のコニファーを植栽したことにより、

    一層建物の壁面デザインが活かされている。       
    屋根頭まで三角形の形態を強調した

   建物上部壁面と、これも鋭い三角形の

   採光窓に合わせるように、先端まで槍

   のように鋭く刈り込まれたコニファー。     


     三角形の建物の軸線と、円錐形の

   コニファーの軸も、ピッタリとそろうよう

   に植栽されている。


    コニファーならではの形態効果を引き

   出し、建物デザインとのコラボレーション

   が生きている。


  ラウンド(手前)と直線(バック)のみごとな組み合わせ

 厳しい刈り込みを施し、対比を活かしたコニファー

 ならではのセンスあふれる生垣。

  また、地際からの刈りあがりもなく、枝葉が均一に密に

  なり、 生垣本来の機能も見事に果たしている。

            < コニファーの葉色・樹形・性質 >

    コニファーの大きな特徴は、変化に富んだその葉の色でしょう。

    大きく分けると、普通の木の葉よりはるかに目立って明るい黄金色から黄緑、鮮緑色のゴー

   ルド系、少し緑が濃かったり薄かったりと、よく見る木の葉色のグリーン系、そして緑色と言

   うより紺色、粉白っぽい青など普通の木の葉色としては、お目にかかれないブルー系の三つの

   系統の色があります。


    木の姿もローソクのように細く立つものから、地面にへばり付くように生えるものまで、い

   ろんな種類のものがあります。これもおよそ三つのタイプに分けることができます。

    

    まっすぐ垂直に立つ円錐・直立型、丸っぽくあまり丈が高くならない低木・ボール型、そし

   て水平方向にに枝が伸びたり、クモの足のように枝先が地に垂れながら横に伸びる横張り・匍

   匐型があります。

    また、よく使われているコニファーでも、北米やロシア、北欧の寒いところから東南アジア、

   アフリカの熱く乾燥気味なところまで、元をただすといろいろな原産国があります。

    かなり改良され適応力がついているとは言え、温度や土壌の感湿度など、好む環境がそれぞ

   れに違います。成長、伸び具合もみな違いますが、この成長力も人気であるように、おおむね

   針葉樹にしては大きくなるのが早いようです。


    このようにコニファーは、樹形から葉色まで、とても変化に富んでいます。そして日当たり

   の良いところから、半日陰のところまで、それぞれに好む環境が違いますが、日照、温度、風

   等、あまり極端でないかぎり様々な場所に適応します。

    だいたいの目安としては葉の色が黄金系のものは日なたに強く、ブルー系のものは比較的日

   陰に強いものです。

    花は他の針葉樹と同様に、ほとんど目立ちません。


    気候的なものでは、地域によって雪による被害が若干心配ですが、関東地方であれば、ほと

   んどの種類がマイガーデンで楽しめます。




        
                < コニファーの手入れ・管理 >

      手入れ、管理の手間があまりかからないことが、コニファーの特徴です。

    一般に針葉樹は大きな枝を切ったり、強い刈り込みなどを嫌います。コニファーも当然そう

   いう傾向があり、どちらかと言うと、そのままの樹形を楽しむもので、そのように品種改良さ

   れています。


    立ち姿が垂直のコニファーを植える場合は、成長の早い種類のものなのか、ある程度知って

   から植える必要があります。種類によって、その成長力が大きく違います。

    また、直立型のコニファーは、あまり根が発達していないので、根の活着と風による倒れを

   防ぐために、植え付け時には必ず木の丈と同じぐらいの長さの支柱をしたいものです。


  
    剪定をする場合は、金属のハサミは使わないようにします。切ったところから茶色に変色し

   たり、「先祖がえり」をすることがあります。

    「先祖がえり」とはコニファーの葉が元の種類の葉になってしまうことを言います。コニフ

   ァーは、品種改良され、現在のように美しい樹形、葉の色ができたものです。「先祖がえり」

   をすると、切ったところから見たこともない葉が突然出てきて、びっくりしてしまいます。樹

   形も乱れます。


    どうして切る場合は、なるだけソフトに、セラミックのハサミか手でちぎるようにします。

   小さい枝がついていない枝元に近い部分を切ると、もうその枝からは二度と新芽が出ず、枝枯

   れすることが多いものです。剪定する際には、その辺も十分見極めることが大切です。

   
    直立型のコニファーが庭にあり、雪が予測されるときは、雪の重みで枝折れや枝が横に広が

   って変形しないよう、事前に枝をヒモで縛っておきましょう。後から後悔しません。




          <  ゴールド クレスト >

    コニファーのなかでも、もっとも人気があり幅広く用いられているのが、ゴールドクレスト

   です。

    瑞々しく輝くような若葉色の円錐形の樹形は、まるで「つくりもの」のようで、今まで見て

   きた針葉樹とは明らかに一線を隔す訴求力があります。


    このようなこともあり、ゴールドクレストは出初めてから今日まで、一貫してコニファーの

   中でもダントツに人気があります。ハンギングバスケットの寄せ植え、あるいはミニサイズの

   鉢から大きな鉢物まで、また、庭植えから卓上、インテリアの一環までと、実に多彩な場面で

   使われ、それぞれに似合います。

    さらにクリスマスシーズンになれば、ミニ電飾を飾ってクリスマスツリーに変身します。



          ○ ゴールド クレストのものすごい成長力 
    
    このように用途の広く、何かと私たちを楽しませてくれるゴールドクレストですが、注意す

   ることがあります。それは木の生長の速さです。

    小さな鉢植えや、水やりを怠ったり長いこと室内に置いてある鉢物、日陰地などあまり環境

   的に適していないところに植えられていたものは、弱ったり見るべき生育はそれほどないもの

   です。

    ところが、ゴールドクレストは適した環境に露地植えされ、一旦根が活着すると、ものすご

   い勢いで成長し始めます。年に1m近く丈が伸びることもあります。

    
    よくある例を紹介します。小さな鉢を買ってしばらくこれを楽しんだ後、根づまりをしてい

   ることもあって、鉢から出し、庭の適当な部分に直接植えておいた。ところが、数年後には想

   像以上に大きくなり、困ってしまった。ということが多いものです。
     
    
    東京郊外の極端な例では、子供が幼稚園のころもらったゴールドクレストを、鉢から庭植え

   にして放っておいたところ、子供が大きくなった最近、二階家の屋根より高くなってしまった

   というケースもあります。また、鉢物が大きくなったことを知らない通行人が「こんなに大き

   なゴールドクレストは、さぞお高かったんでしょうね」と訊いたそうです。

  
    このように、作り話みたいなことも現実にあるわけです。

    この実例でわかるように、ゴールドクレストを庭植えすることはあまりお奨めできませんが、

   先のように鉢から庭に降ろす場合、どんどん伸びるその成長力を、十分想定した上で植栽する

   ことが大切です。

    できたら、大きめなコンテナや樽鉢に植えることを推奨します。多少大きくなっても対応で

   きで、成長も若干抑えることができます。また、雰囲気を変えるために移動もできるので、マ

   イガーデンのいろいろな場面を楽しむことができます。



          ○ ゴールド クレストの管理とアロマ的楽しみ方 

    ゴールドクレストは日照を好みますが、夏の暑さや照り返しに弱い傾向があります。

    また、風通しが悪く、日陰になった部分は枝枯れするので、枯れたところは整理し、混みす

    ぎているところは蒸れないうように、少し葉を摘むことも心がけましょう。

     葉を摘むときは、コニファー一般のところで述べたように、鉄のハサミは使わないように

    してください。せっかく葉色が「命」のゴールドクレストが台無しになってしまいます。


     摘んだ葉は、すばらしい芳香があるので、すぐ捨てるのはもったいないことです。

     籠に入れて部屋でアロマ効果(フィトンチット)を楽しんだり、バスタブに入れれば、まさ

    にアロマセラピーです。心身ともにリラックス間違いなしです。
  
    
     挿し木もできます。10月〜3月ごろの新芽が動いていない時期が最適です。


    
  匍匐性のコニファー
  地面を這うように伸びる匍匐性のコニファーは、いろいろな場面で利用されだし、新しい境地を開いている。
 雑草防除にも有効である、また、人やペットの立ち入りにも、スマートな拒否サインとなる。
   

          < コニファー ガーデン >

     コニファーだけを使い、その取り合わせ、葉色や高低で変化をつけ、一つのガーデンとし

    て完結するのがコニファーガーデンです。

     ことにコニファーガーデンとして似合う建物や塀を背景としたボーダーガーデン、入口か

    ら建物までのアプローチガーデンなどでしょう。


     つまり平面的な広がりのある場所より、一つのライン、線的な細長いスペースが引き立つ

    と思われます。もちろんまとまった庭を全面的にコニファーで、ということも可能で、一向

    に構わないわけですが、かなり庭の景観構成には技量のいるものです。


     表風な建物に沿って、スッキリとした直立型のコニファーを何本か植えるだけでも、その

    前面空間の雰囲気と質が上がります。

     特にこの手法は建物自体をぐっと引き立てる力があります。さらに建物とのハーモニー、

    取り合いが上手にできたコニファーガーデンでは、その建物の住人、所有者のプロフィール、

    精神性までもが推し量られるほどで、その雰囲気づくりが一つの顔ともなります。


          大きなクモが、地をはように枝が伸びる匍匐性のコニファーもあります。アプローチなど、

    この種類でまとめられたコニファーガーデンは、今まで見慣れた植え込みとは一味違う独特

   の趣きがあり、他の植物材料ではまねできない雰囲気をつくり出すことができます。

   
    
    このようにコニファーガーデンは、その存在感ある表現、表情で、今後益々私たちの周りを

   楽しませてくれると思います。

    ことに都市部でのコニファーガーデンは、わずがなスペースでも、つくった当初から立体感

   と緑量を出すことができ、冬場でも変わらない緑が楽しめます。また、ラティスとの組み合わ

   せ、スクリーン状のソフトな目隠しや遮蔽、塀際の処理、スマートな境界表示などに、コニフ

   ァーならではの粋でトレンディな、存在感ある表現ができます。
   
    そして、そのユニークな葉色や個性的な樹形が環境を引き立て、管理の手間もほとんどかか

   らないので、益々ファンが増えると思われます。

   
    

              ● 代 表 的 な コ ニ フ ァ ー       


          ◎ 円 錐  直 立 型

      ゴールド系  黄緑 黄金 鮮緑色 

        ゴールドクレスト  サンキスト  ヨーロッパゴールド  スワンゴールド

        アルミゴールド  クレストスリム  エレガンティシマ  ゴールドライダー

     


     − グリーン系  濃緑 緑 明緑色 −

        グリーンコーン  スカイロケット  メラウド   ヨーロッパトウヒ 

        スエシカ   スマラグド  ヴィゼリアーナ


  

     − ブルー系  紺青 銀青色 −

        ホプシー  ボールバード  ブルーへブン  ブルーエンジェル  ブルーポイント

        ムーングロウ  パスフィンダー  フォックステール  ブルーアイズ



          ◎ 低 木  ボ ー ル 型

      ゴールド系  黄緑 黄金 鮮緑色 

        ラインゴールド   ゴールデングローブ   ナナルテア   ゴールデンモップ
        
        オパール



     − グリーン系  濃緑 緑 明緑色 −

        ティニティム   ローズダリス   グロボーサ   プルモサ コンプレッサ 
 
        ダニカ


     − ブルー系  紺青 銀青色 −

        ブルースプルース   プンゲンス グロボーサ   ブルースター   コニカ
  
        グラウカ カグロボーサ



           ◎ 横 張 り  匍 匐 型


      ゴールド系  黄緑 黄金 鮮緑色 
        フィッツェリアナ オーレア   プルモサ オーレア   ブルーアンドゴールド

        ドリームジョイ   マザーローデ


     − グリーン系  濃緑 緑 明緑色 −

        サルゲンティー    ハニーブローキー    リトルジェム   レバンダ

        ムゴムーガス   ホリゾンタリス ウィルトニー



     − ブルー系  紺青 銀青色 −

        ブルーカーペット   ブルーチップ   ブルーパシフィック   ウイルトニー

        プンゲンス ペンジュラ











                    ○ 関 連 用 品 の ご 紹 介





       ゴールドクレスト各サイズ 
剪定なしで美しい紡錘形の形にまとまります。冷たい風にあたったり、雪をかぶると橙色になりますが、春になれば元の色に戻ります。生育は旺盛です。
クリスマスの季節にツリー用としても使われます。

        コニファーのグランドカバー
コニファーは、色具合を考えながら植え込んでいくことにより、観賞性の高いお庭や寄せ植えが出来上がります。このグラウンドカバーのコニファーは、高木のコニファーを メインに配置し、その根元に根締めするように植えていくと高木のシンボルツリーを引き立たせるだけでなく、色を考えながら植えることにより、美しい配色も可能になっていきます
        ヨーロッパゴールド
このヨーロッパゴールドは、別名:ニオイヒバといって、オレンジ(柑橘系)のような香りがします。
非常にスマートできれいです。しかも葉の色は、きれいな黄金色で夏頃は黄緑色に、そして霜以降の冬場は、オレンジ色にかわってきます。日当たりの良い場所で管理していますと葉っぱの色がきれいに出てきて葉色の変化も楽しめます。
        エレガンティシマ
葉っぱ部分が明るいライトグリーンの色をしているコニファーです。比較的、お手入れも簡単で、垣根としても人気があります。冬場や茶色に色が変わりますが枯れたわけではなく春頃に暖かくなってきますと、また、その葉っぱがライトグリーンの明るい入りに戻ってきます。大きめのテラコッタ鉢などに植え込んでも素敵です
         もみの木  鉢物 
本物の「もみの木」が1本あると、あの季節が楽しみです。
地に植えると、1.2m内外のもみの木になります
高さ 1.7〜1.8m内外(鉢底より)
        ウッドデッキパネル(木製)
素材の良さを最大限に生かし、自然の木の木目などがデザインのように見えるデッキパネルです。
敷き詰めますと、まるで森の中を歩いている雰囲気のようです



             

 


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