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◆ 和 風 の 庭 茶 庭 < 和 風 の 庭 と は > 建物が純和風であったり、お茶をたしなんでいるお宅では、やはり庭を含めた外回りは、 落ちついた雰囲気のある和風の庭、和風のあしらいで、全体的な調和をとりたいものです。 この和風の庭の大きな特徴は、鑑賞を主体とした日本庭園の要素をとり入れながらも、現代 の生活様式にもマッチさせていることでしょう。
茶庭のように茶事の一連の作法ができるよう
にした庭もありますが、通常、日本庭園と言わ
れるような、純粋に伝統的な手法を取り入れた
庭では、飛び石づたいに歩くとか、人が立ち入
れる場所がきわめて限られています。
よく知られている極端な例では、一般の来訪
者は庭園部には一切立ち入れない、京都の竜安
寺石庭があります。
このように日本庭園は、自然の風情、景観、
景色のエッセンスを表現し、基本的にはこれらを「鑑賞する」、「味わう」、「感じとる」こ
とを第 一の作庭目的にしています。
この中に禅的な思想等、いろいろ深い作庭意図が含まれている場合もあるわけです。
一方、都市部等の、ある程度広さに制約のある一般住宅に置き換えてみますと、庭は生活
の活動空間の一部になっており、家族が気持ちよく利用でき、楽しめることが大きな目的にな
っています。すなわち、積極的に利用できることが庭としての重要な要素になっています。
したがって、現在は、主庭であったら芝生面を広くとったり、石貼りやテラスを作ったりと
利用部分を十分とり、日本庭園の要素を取り入れた植え込みや、敷き砂、石組み、滝組などは、
後背部、コーナー等に設けることが多いものです。
このようなタイプの庭が、実用的で現代生活とも合致し、広く作られてきました。
そして、ある意味で曖昧な言い方ですが、この日本庭園的な要素の強いものを、一般に「和
風の庭」と言われ、親しまれています。このタイプの庭は、日本の伝統美を表現しながら、利
用面でも機能性を備えています。落ち着きのある日本家屋との融合性も高いので、現代の庭の
一分野として底堅い人気があります。
< 和 風 の 庭 づくりの ポイント >
○ 日常の利用性に十分配慮する。
普段何かと便利に使っている場所は、その利用性を損なわないようする。
その場所を修景的、すなわち見場よく、和風にまとめたいのであれば、タタキ
を石貼りにしてデザイン的に見せたり、邪魔にならないようにポイント的にす
っきりした植栽をしたり、後背部に和風の要素を入れ、雰囲気を出す。
見せたくないところがあれば、その場に合った竹垣、袖垣で隠す。
○ 家族構成を考える。
お年寄りや小さい子供がいる場合は、日常の行動を十分予測して計画を立て
る。
お年寄りがいるときは、バリアフリーの精神に則り、飛び石、敷石の段差等、
つまずきやすい要素は避ける。 お年寄りの部屋前には、ウメ、モミジ等の季
節の彩りある植栽をする。
小さい子供がいるときは、池や深めの水盤等は避ける。トウロウを設ける場
合は、丈の低い「置きトウロウ」にする。トウロウにしがみついたり、登った
りの事故の起こらない環境にする。投げたくなるような、ゴロタ石、砂利敷き
も避ける。
いづれにしても、よちよち歩きから小学生ぐらいまでの子供がいる場合は、
芝生面やテラス部分を広くとり、自由に遊びまわれる空間をつくる。
○ 立体的な視覚効果をねらう。
居間前の広さのとれるような主庭であれば、築山、石組み等で地形的な臨場
感を出し、自然のあしらいを表現する。また、いろいろな種類の中低木類で、
大刈り込みをつくり、連続した大きなうねり、山々の稜線美を表現し、風景感
を出す。
入り口から玄関までのアプローチなどは、通路際に低い石積みを設け、植え
込み部と高低差をつたり、背後の壁面部を化粧石貼りにしたり竹垣にして、立
体としての空間を強調する。
○ 簡素な美、情緒を追求する。
玄関脇の小空間、坪庭、路地などはできるだけシンプルな構成とする。
サビ砂利のような落ちついた化粧砂利に、数本クロチクが植わっているだけ
でも、一つの「趣」を表すことができます。また、石貼りの小さな目地の間に
ホンスミレが一輪咲いているのも風雅なものです。
坪庭のように限られた空間は、簡素に「粋」にまとめたいものです。
何事も「そぎ落とした美」が「和」の極致です。
○ メンテナンスを考える。
どのくらい年間の維持管理に手が掛かるのか、当初から把握しておく必要が
あります。
いつもサッパリと、美しく剪定整枝されたクロマツがあるような、本格的な
日本庭園を維持するためには、かなり覚悟がいります。
【 植栽として特に手が掛かるもの 】
・剪定整枝を強くするもの 主木、門かぶりのマツ、マキ等
・刈り込みを必要とするもの キャラボク ドウダンツツジ サツキ
・生垣 強く刈り込み形態を維持する生垣 ヒノキ イヌツゲ マキ
サザンカ カナメモチ ウバメガシ等
・スギゴケ その場所だけの微妙な気象(微気象)に生育が左右される。
日照、湿度調節に注意を要する。夕方の散水必要。直射日光、
西日避ける。木漏れ日空間作る。冬季の霜上がりにも注意。
○ 趣味、趣向を考える。
先に触れたように、庭の構成上、和の要素を強くすると、利用上いろいろ制
約が多くなります。また、普段の家族のくらしぶりも考える必要があります。
できたら庭を愛でる家族の趣味、趣向が「和」のものに向いていることが望
ましいものです。
山野草を育てたり、お茶、お華などの趣味をもっていれば、庭にいろいろ反
映させることができ、情緒、深みが増すものと考えられます。
逆に日曜大工や家庭菜園が趣味の家族がいる場合は、必ずしも歓迎されるタ
イプの庭とはならないでしょう。家族の趣味、趣向との調和を重要視すること。
< 和風の庭を演出する 素材 要素 >
石や水を使った造形、素材・・・池 滝組 流れ 枯れ流れ ツクバイ 筧
獅子おどし 手水鉢 石組み 石積み 滝組 枯れ流れ
点景物・・・石灯篭 ツクバイ 水鉢 石臼 景石 石塔( 三層塔、五層塔 )
石像 焼き物( 壷、像等 )
通路・・・・・延べ段 飛び石 割り石貼り 玉石敷き 洗い出し 砂利敷き
見切り 境界・・・築地塀 石積み 生垣 竹垣 袖垣 枝折り戸 結界石
日除け棚・・・藤棚 四阿(あずまや)
植栽 地被類・・・スギゴケ クラマゴケ リュウノヒゲ フッキソウ カンアオイ フウチソウ セキショウ ヤブコウジ ヒメクチナシ トクサ 草本類・・・キキヨウ ハナショウブ シバザクラ マツバボタン ヒメツルソバ マンネングサ ヤマユリ カノコユリ キク ホタルブクロ 山野草・・・シュンラン エビネ ホトトギス ジョウジョウバカマ スミレ類 イカリソウ イワタバコ サギソウ カワラナデシコ ツタ類・・・ビナンカズラ アケビ フジ ナツヅタ ノウゼンカズラ イタビカズラ 低木 常緑樹・・・ツツジ サツキ カンツバキ シャクナゲ ジンチョウゲ キャラボク クチナシ アセビ ヒサカキ 落葉樹・・・ドウダンツツジ アジサイ ハギ ムラサキシキブ コデマリ ウツギ ユキヤナギ ユスラウメ レンギョウ シモツケ ササ類・・・オカメザサ コグマザサ アケボノザサ カムロザサ 中木 常緑樹・・・イチイ ヒバ サザンカ ツバキ カシ(ボウガシ) カクレミノ 落葉樹・・・ウメ シダレウメ モミジ類(ノムラ、ベニシダレ等) サルスベリ ロウバイ サンシュ レンゲツツジ ウメモドキ ニシキギ タケ類・・・大名チク クロチク カンチク 上木( 主木 ) 常緑樹・・・クロマツ ゴヨウマツ アカマツ コウヤマキ マキ スギ( 台スギ ) モッコク クロガネモチ 落葉樹・・・サクラ類(ソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラ、チョウジザクラ等) モミジ類(イロハモミジ、ハウチワカエデ等) コブシ モクレン サルスベリ シャラ ヒメシャラ シデ コナラ リヨウブ タケ類・・・モウソウチク 花の美しい木 サツキ ドウダンツツジ ツツジ類 シャクナゲ アジサイ ツバキ サザンカ ロウバイ ウメ サクラ サンシュ モクレン サルスベリ ムクゲ フジ ノウゼンカズラ 紅葉の美しい木 モミジ類 カエデ類 ニシキギ ハゼノキ ナンテン ドウダンツツジ ナツヅタ ハナミズキ ガマズミ ヤマボウシ ブルーベリー ウワミズザクラ ナナカマド 実の美しいモノ ムラサキシキブ ウメモドキ マンリョウ センリョウ ビナンカズラ 自然樹形の美しいモノ、整っているモノ ヒメシャラ モミジ カクレミノ エゴノキ シダレウメ● 茶 庭 tea garden
現在多く造られている和風の庭には、ツクバイ、灯篭、飛び石等が多く配され、和風庭園の象徴のよ
うになっていますが、元々は茶庭からの発想と言われています。
一連の茶庭のある空間を「露地」と言い、外露地と内露地( 中門、中くぐりから入ったところ )に別れ
ていることが多く、茶室に入るまで、心身共に準備をする空間でもあります。
また、この露地は自然のたたずまいのうちに「わび」の心のあるものをよしとされており、過美であっ
たり、技巧的過ぎるものは避けることが望まれ、茶の湯の精神でもあります。
< 茶庭の植栽 >
植栽の仕方も草庵寂莫の境地をつくるよう、自然のあしらいが大事な要素となります。また、にじり
口から茶室に入ろうとする時、振り返って見たときの庭の姿、景観がもっとも重要視されます。
◎ 茶庭の植栽ポイント
・常緑樹(冬木)を多くし、落葉樹(夏木)は少なく植栽する。幽寂の趣きを出すため。
・その地域、環境に合ったものを基本とする。珍木等は避ける。
・植栽の種類、本数をあまり多くしない。雑然を避ける。
・同じ型、同じ大きさのものを複数植えるのはなるだけ避ける。 変化、個性を持たせる。
・作り木を嫌う。剪定整姿、刈り込みをあまり必要としないものが好ましい。 自然風。
・派手な花の咲く木は避ける。花木はなるだけ少なくする。
・花の香気が強いものは避ける。
・枝、幹、葉に刺のあるものは避ける。
・禁花とされるものは避ける。
・差し合いとなりそうなものは、なるだけ避けた方が無難である。
○ 茶庭の構成
・塀と垣( 外塀、内塀、仕切垣 等 )
塀・・・土塀、壁塀、板塀、竹塀 等
垣・・・生垣、竹垣(四つ目垣、建仁寺垣、銀閣寺垣、金閣寺垣、光悦垣 等 )
柴垣、笹穂垣 等
・露地門( 外露地門、中門、萱門、木戸 等 )
・寄付( 袴着待合 ) ・腰掛待合( 堂腰掛、四つの腰掛 ) ・雪隠( 下腹雪隠 砂雪隠 )
・つくばい ( 手水鉢、湯桶石 手燭石 等 )
・灯篭 ( 春日灯篭 織部灯篭 蛍灯篭 等 ) ・井泉 ( 井筒 飾り井筒 車井筒 等 )
・園路 ( 飛石 敷石 延段 寄石敷 ) ・軒内の化粧( たたき 玉石敷 塵穴 )
・にじり口付近( にじり上踏段 刀掛石 )
○ 関 連 用 品 の ご 紹 介
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和風ラティス 天然の竹や木を使った落ちつきある竹垣です。 目隠しや雰囲気を引き立てるもの等、いろいろなタイプ、サイズがあります。 |
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袖 垣 和室や料亭などのお店の玄関近くなどの坪庭などにも最適ですし、和風のお庭のフェンスとしても是非、お使いください。 天然竹の風情が、心なごませてくれます。 いろんなタイプがございますので、エクステリアやインテリアに合わせて選べます。 |
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竹製 縁台 天然竹使用の縁台です。白竹、黒竹、サイズ大中小あります。 風情があるばかりでなくあると、とても便利なのが縁台です。 |
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雪見灯篭 オーナメント 坪庭などのワンポイントとして是非、お使いください。 定番の形をしている小さめな雪見灯篭です。 ライト(電灯)はついていません。 |
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坪庭セット(竹垣・黒石・敷台付き)と松波つくばい 和風料亭さんなどの玄関口にちょっとした坪庭を演出したい場合に最適な商品です。 今にも水のせせらぎが聞こえてきそうです。写真からもこの水の音が伝わります。 |
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黒 竹 幹が黒いおもしろい竹です。日本独特の竹の風情を和風の庭や玄関脇などで是非、お楽しみください。趣深く毎日の生活で風情をなにげなく味わうことで、ふと忘れかけていたものがよみがえるかもしれません |
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