《 秋深し 》

   降りしきる秋色の雪、さやさやとその色で世界を燃やす。
   白く染まる季節を前に、夏の色を身にまとい大地へ帰る。

      それは残り火が灰へと 変わる様。

◆◆◆ もどる ◆◆◆


秋深し


  余談 : 《 こんなふうに描いてみた 》

 沖縄では紅葉した葉がはらはらと降る場所って、知っている限りありません。雪も降りませんから、空から風に翻弄され危うげに舞い散る光景は、とっても魅力的に思えます。
 舞い散るもみじを描いてみたくなったので、挑戦です。(^-^)
 舞い散る風情が出ているんじゃないかな・・と、自分としてはOK。
 最初良いかなって思った絵には、うさぎに被った葉やその周辺の透けた葉はありませんでした。沢山葉っぱを散らしたかったんですが、地面に落ちた葉との違いを出そうと葉の線を太くしていたので、うるさくなると感じて止めたんです。でも、動きが無くてべたっとした印象になってしまって、結局駄目元でいじったのでした。

 ◆前回は緑一色でしたが、今度は赤&オレンジです。
  今回はレイヤーを沢山作っては統合させました。
 レイヤー 1.一番下に背景になる地面の色塗り。
       2.次に上に重なるレイヤーに落ちて来る葉の色を塗った。
       3.うさぎを塗ります。
       4.一番上が原画(スキャンした線画)。
 ◆上の4つを統合して一枚の絵にします。
 ◆全体を見て葉っぱが欲しい部分に、既に描かれた葉をコピーして貼りつけます。

 フォトデラックスで描いたんですが、イラストレーターとフォトデラックスではコピーの範囲を選択する方法が異なっていて、どうやると一番良いのか分かりませんでした。そこで、葉っぱだけを切りぬいたようにコピーしたかったので、最初は「多角形」と言うのを選んだんです。これは自由にフリーハンド感覚で範囲を決められるんです。でも、多角形と言うだけあって曲線を描いてくれないので、曲線部分では細かくポイントを振るので大変でした。そこで「自由選択」というのを選んだんです。これは「多角形」と違って曲線で自由に範囲を決められるのかな?と思ったの。 しかし、それとは多少違っていました。
 「自由選択」はクリックした部分とそうでない部分を自動で選んでくれるんです。説明難しいんですが・・。人物の回りに白い背景があったとして、白い部分が要らないなら白の所をクリックすると、自動で人物以外の白い部分を選んでくれます。それでOKならカットのアイコンをクリック。あら不思議、あっという間に背景のいらない白い部分が消えちゃいます。それが分かったので難しく考えず円で範囲を決めてコピーし、自由選択で要らない部分をカットして葉っぱを増やしました。コピー・ペーストすると自動的に新しいレイヤーに葉っぱだけ貼りつけられるので、後は切りぬいたように出来あがった葉っぱをコピーしていくといいのです。

 ◆貼りつけ確定する前にサイズを変えたり回転させたりしました。
 ◆全体を何度も確かめて、透過を加えたりそのままにしたり。透過のパーセントを落とすと絵が透けて表現されるんですよ。
 ◆コピーして貼りつけるたびに、新たにレイヤーが出来てコピーした分だけレイヤーがどんどん増えました。こりゃ大変っ!
 ◆そこで、再びレイヤーの統合。

 当初、5枚だけ舞っていた葉が沢山になりました。透過を加えたのでもみじの線の太さもあまり気にならなくなって、どかどかっと増やしたのです。
 舞い落ちる紅葉の残像の様な表現になって面白く、動きが出たと思えたので決定しました。