《 お昼寝 》

 ほんわかぽっかり太陽が、春の空気をやさしく抱きしめてる。
 よそ行きのひらひら服を着たら、用事が済んでも脱ぎたくないの。
 ママの声も背中に届かなくて、若葉の草原に転がるように駆け出しちゃう。
 駆けて駆けてふんわり風が頬を撫でる。柔らかな風と一緒に何処までも走って行きたいよ!

 なんだか急に心がくすぐったくて笑い出したくなるの、どうしてかな?
 笑ったら自然に目が閉じて、あっという間に転んじゃった。だけど可笑しくって笑いが止まらない。やっと止まって目を開けたら、キラキラ葉っぱのその向こうに青いお空が覗いてた。眩しくって、クスクス笑いながら目を閉じた。
 ああ・・・、なんだかいい気持ち。  あれ?忙しく走る兎が、側を通ったみたい・・・だよ・・・


お昼ね

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  余談 : 《 こんなふうに描いてみた 》

 現在2000年1月29日、まだまだ寒くってあちこちで大雪が降っています。雪が降らずとも沖縄だって寒い。気持ちは自然と暖かな春へと向かいます。
 木洩れ日・・・というか、木の葉の陰を描きたかった。少女を描いているうちに、木の葉の陰が揺れる光景を描きたくなりました。ただ寝ているというだけの絵よりも、暖かさが出るような気がしたんです。

 レイヤーはそれ程多くは使っていないんですが、

 
1) いつもの通り、主線をスキャナーでとり込みます。
 
2) 主線の描かれたレイヤーの下に新たにレイヤーを作ります。そこに髪と服の白、フリルを塗りました。 髪は肌にかかっているし、フリルは細かく服にかかっていますよね。後の塗りを簡単にしたかったので。
 
3) 先に塗った(2)の下にレイヤーを作ります。そこに服と髪のリボンを塗ります。先にフリルが塗られているので、大雑把に塗ってもOK。隣接する部分が少ないので、ペンギンもこのレイヤーに塗りました。
 
4) 服を塗ったレイヤーの下に新たにレイヤーを作ります。そこに肌を塗りました。靴下は服と一緒に塗られているので、靴もこのレイヤーに塗っちゃいました。隣接しているように見えるけれど、レイヤーが違うので気を使わずに塗れます。
 
5) 一番下に背景。
 
6) 主線の描かれた(1)のレイヤーの上に新たにレイヤーを2つ作りました。それぞれに木の葉の陰を描きます。(こちらはフリーハンドで、スキャンはしていません)   そして、この2つのレイヤーは透過させたんですよ。だから元々は黒で描いています。透過させるとこんな風になりました。何パーセント透過させるかは何度もやり直しして、濃くなりすぎず薄くなりすぎない、自分のイメージにあった濃さになるところを探ります。

 
二つに分けたのは1つよりも木の葉の重なり具合が表現できるんじゃないかな?と思ったから。春先の柔らかな若葉の透けた印象を出したかったので、少し透過率を高くしました。

 これで出来あがり☆(^-^)