01-1.熊野古道(伊勢路)

熊野古道とは熊野三山参詣の為に室町〜鎌倉時代に上皇や女院が通った古道で、
紀伊路・大峯奥駈道・小辺路・中辺路・大辺路・伊勢路があります。
多くの人々がお伊勢参りの後に続けたと言う伊勢路と山に分け入り沿道には上皇らを出迎え、
休息したと言う王子社の残っているメインルートの中辺路で熊野詣をしました。
山々を縫う様に進む自然いっぱいの古道には伝説もあり当時にタイムスリップして楽しい旅になりました。

明朝、伊勢神宮を散歩したいので夜に出発、
80km走行、22:30伊勢自動車道の安濃SA着、
今夜はここで車中泊です。
早朝、伊勢神宮(内宮)へ、境内入り口の五十鈴川に架かる宇治橋です。
日常の世界から神聖な世界へのかけ橋といわれています。
境内を進むと右手に御手洗場(みたらし)があります。
元禄5年(1692年)徳川綱吉の生母、桂昌院が寄進したもので、
五十鈴川岸に石畳が敷き詰められています。
参道の左側、銅板葺・入母屋造の建物が神楽殿です。
最奥の石段の上が正宮です。
天照坐皇大御神が祀られています。
20年に1度、大祭を行って建て替えらる遷宮によって、
2000年昔と変わらない姿を
今も拝することができるのです。
次の遷宮は平成25年(2013)の予定です。
伊勢神宮から70kmで
伊勢路、荷坂峠マンボウの丘パーキングです。
眼下に広がるのは熊野灘です。
更に60kmで鬼ヶ城に到着です。ここは伊勢路の難所古道ですが最高のビューポイントです。
約4.5km、3時間の古道散策をしました。
岸壁沿いの岩場が熊野古道です。
波の高い時は通行止めになるそうですが
今日は快晴でその心配はありません。
危険箇所には柵があり安心して進む事が出来ました。
やっと広いテラスに出たので一休みです。
遠くの島は箱島です。素晴らしい景観でした。
約1時間で岩場を過ぎると熊野灘の七里御浜です。約25Km続く日本で一番長い玉石の砂礫海岸です。
碁石位の玉石が歩く度に踝まで潜ります。カモメも一列になって日向ぼっこをしていました。
浜街道を30分も進むと獅子岩に出ます。
見方によっては獅子が吼えている様に見えます。
街中を暫く進むと松本峠入口です。
杉林の石段を登り詰めると何時しか竹林となり、お地蔵様のある松本峠頂上に出ました。
尾根を10分程で東屋に出ます。七里御浜と熊野市が眼下に広がります。
更に一登りすると鬼ヶ城城跡(153.2m)です。
展望台は直ぐ傍です。好天に恵まれ展望台の風景は最高となりました。
雄大な景色を眺めながら昼食にしました。休憩後一気に階段を下ると駐車場に出ました。
国道42号線を3.5kmで花の窟神社です。
イザナミノミコトとカグツチノカミを祀っている神社です。
日本書紀に登場する日本最古の神社とありました。
海岸沿いに国道42号線を南下します。新宮市に入り、熊野川を渡り22kmで熊野三山の一つの熊野速玉大社に到着です。
全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮で、熊野速玉大神(いざなぎのみこと)・熊野夫須美大神(いざなみのみこと)を主神に、
十二柱の神々を祀り上げ新宮十二社大権現として全国から崇敬を集められているとありました。
更に国道42号線を南下すると那智勝浦に入ります。右折して熊野那智大社に向います。
約20kmで大門坂駐車場に到着です。那智の滝までは車でも行けますが今回は山道を歩く事にしました。
丁度、入口の大門坂茶屋からきらびやかな平安衣装を着て出て来た若い子が二人いました。
お願いして撮影させて貰いました。旅の思い出作りとの事でした。大木は樹齢800年の夫婦杉です。
大門坂の樹齢800年を越す老杉等に囲まれた苔むした参道は往古の熊野詣を偲ぶ古道でした。
登る事30分、最後の467段の石段を上ると熊野三山の一つ、熊野那智大社でした。
那智大社御神木の楠と境内からの景観です。
隣にあるのが西国33ヶ所観音霊場
第一番札所、那智山青岸渡寺です。
健康に感謝して、旅の安全を祈願しました。
境内の三重塔から那智の滝が望遠出来ます。
急な石段を下ると那智の滝です。落差133mの日本一の直瀑です。
熊野那智大社はこの那智大滝を神とする自然崇拝からおこったとありました。
大門坂駐車場へはバスで10分程でした。国道42号線で新宮まで戻り、
熊野川沿いの国道168号線で約50km、川湯温泉に到着です。早速仙人風呂へ・・・
大塔川をせきとめた野趣あふれる露天風呂です。
川底から湧いている73度の源泉に、
大塔川の清流を引き入れて40度前後に調整します。
川面の微風が一層気分爽快にして呉れます。
疲れた身体には極楽極楽でした。
日が沈み掛けたので国道311号線で22km走行、
道の駅熊野古道中辺路に到着です。
今夜はここで車中泊です。
夕食は売店で仕入れためはりずしと草餅です。

次は 01-2.熊野古道(中辺路) へ続きます。

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