■タカノユウのいままでの冒険■

■読書による冒険■

 読書を侮るなかれ!
 本は私達をを、別の世界へ連れて行ってくれます。
 そして、そこには、興奮する冒険が!
 なんといっても、マンガはタカノにさまざまなファンタジーをくれました。
 本やマンガがなければ、タカノは生きてこれなかったでしょう。

 ・好きな昔話は「わらしべ長者」
 ・小学校時代の愛読書は、「十五少年漂流記」「ロビンソンクルーソー」
  江戸川乱歩「少年探偵団シリーズ」「飛ぶ船」も最高。
 ・最近の座右の書はなんといっても、「金持ち父さん 貧乏父さん」「神との対話」
 
 ・すきなマンガは数知れず。
  でも、冒険という観点からいえば、「はみだしっ子」三原順かな。
  サバイバルでは、「残酷な神が支配する」萩尾望都。

■映画による冒険■

 スカッと興奮しそれでいて印象深いのは以下の冒険。

 ・「ロマンシング・ストーン」
   「インディ・ジョーンズ」より抜群にこっちが面白い!
 ・「タワーリングインフェルノ」
   パニック映画の名作。サバイバル情報?満載。
 ・「流されて」
  孤島に流れ着いた女主人と下僕。サバイバルするうち関係が逆転。
 ・「フィールド・オブ・ドリーム」
  不思議な声に導かれての冒険の結末は?


■体を使った冒険■

 思いつくと、実行せずにはおれない。
 「出来ない」なんて考えは、ちっとも浮かばない。
 無鉄砲このうえない。でも、なんだか、お金がないくせにエネルギッシュだった。
 

 ・入場券一枚で、千葉のJRを一筆書きで乗り尽くす冒険
  銚子のひとつ手前の駅で乗り換えるつもりが、寝込んでしまい、
  ドンズまりの銚子で職員にみつかる。
  乗車料金を払うはめに。(当然じゃ)ばか。
  埼玉に居を移してからも、埼玉・神奈川の電車路線を一筆書き。
  時間はあったが、金のなかった専門学校時代の冒険でした。

 ・船橋から実家のある長生郡まで自転車で走破
  帰りは、家人に車で送ってもらう。軟弱モノ。
  親戚・知り合いのいる市川・八千代にもよくペダルをこいだ。

 ・口座の残金をすべて使って、バイク教習をうける冒険。
  中型はバイクの「引き起こし」ができず、泣く泣く小型の教習をうける。
  それでもバイクを買ってから、「立ちゴケ」は数しれず。(今思うと不思議だ)
  何度クラッチレバーを割ったか・・。
  いきなり中型じゃなくて、正解でした。

 ・無計画バイクツーリングで秩父でガス欠。ガソリンスタンドまで車体を引っ張る。
  バカ。峠で同じ目にあったら、生きて帰れないかも。

 ・当日の宿だけ確保しながら、灼熱の東北をツーリング
  アスファルト上は摂氏40度以上。
  バイクジャケットとグローブの隙間が開いていたせいで
  手首に、まるでSMをやったかのような、黒い(日焼け)跡が・・。

 ・運動音痴であるのにもかかわらず、北軽井沢でパラグライダーを学ぶ冒険。
  バイクで通っていたので、その過程事態が毎回冒険。
  高速なんて乗らないし。毎回コースを変える。
  濃霧の碓氷峠を怖々走ったり、雷雨の中バイクを走られせたこともあった。

  「体を使った冒険」を繰り返していた時期、仕事のほうは思わしくなかった。
   生活費は、アシスタントをして稼いでいたし。
   その鬱憤が外に向かったんでしょうね。
   さて、いよいよ、仕事での冒険だす。


 ■仕事での冒険■
 
  ・ デビューはしたものの、マンガの描き方に迷いアシスタント生活に突入。

   「パーキーコミック」「ミッシー」他で少女マンガを模索するが挫折。
   少女が憧れるものにタカノは全く興味をもてないという事実に改めて気づき愕然とする。
   

  ・レディコミの世界へ

   その後、『鷹羽ゆう』のペンネームで「キュート」「アヤ」等でレディコミの世界へ。
   トレンドには興味はないが、快楽なら、タカノにもわかる!
   「恋愛白書」内で、読者体験物を読みきり連載をする過程で、編集にそそのかされ
   原作つきで「デザイアー・天才美容外科医 蘭童鋼」
  
(連載時のタイトルは「デザイアー」)を連載。
   マンガ本来の面白さを学ぶ。
   ところが、稼いでも、稼いでも、アシスタント料がかさんで、何も残らない。
   そして、描いているのはどうあがいても「原作つき」。
   充実しているはずなのに、達成感がない。
   幸せじゃあない。
   これじゃ、意味ない。

   疲れたタカノは、「もうすきなマンガしか描かない」宣言をし
   「イフ」「主婦王」でご近所ネタのマンガを連載した後、
   「恐怖の快楽」で念願のサイコホラーを描き始める。
   タカノは、「世間」が怖い。「水」が怖い。「人間」が怖い。(霊はわからないけど)
   これ以上、ホラーを描く条件が必要だろうか?
   そして、好きなマンガを描くための生活費の足しに、
   ある電子医療機器の会社でパート勤務をはじめる。
   そこで得たネタで、サイコホラーを描くという生活。

   それでも、何かが違う。
   サイコホラーは、どうあがいても、「売れ線」じゃあない。
   読者の受けが悪い。
   読者に伝わらないマンガを描いていても意味はない。

   ってゆーか、タカノが望んでいるのは、もっとでかい「サクセス」なんだ!!
   巻頭カラーくらい平気でこなしたい!
   売れるコミックスだって出したい!

   ビジネスとしての「成功」がしたいんじゃ〜〜!!

   そして、やっと行き着いたのが「お金」をテーマに冒険物を描くこと。
   現在、ぶんか社「怖い女の仕返し」誌(毎月20日発売)にて
   「お金」に翻弄される人々のストーリーを読みきりで連載中。


 ■ビジネスの冒険■

   いまでは、マンガをビジネスとして成功させたいという思いにたどりついたタカノですが
   「イフ」「主婦王」に描きはじめた頃は、
   「このままじゃ、マンガだけで生活できない。野たれ死に」しちまう。」と
   思ってました。
   じゃあ、他に何ができるのか?
   何か出来るはずだ!

   そして、性懲りもなくいろいろ考えたわけです。
   「マンガ家養成講座」「お墓掃除代行サービス」以外は、頭の中だけのプチ冒険でした。
   結果としては、不発なアイディアばかり。
   でも、冒険としては最高でした。

   なぜなら、タカノが心底楽しんで情熱を傾けられるのは、
  やはり「マンガ」だと気づいたわけですから!

          経                     過
 写真撮影
 代行サービス
■発想
マンガ家としての体験から生まれたアイディア。
マンガ家の作業に必要な背景・車等のさまざまな角度から撮った写真を提供するサービス。
タカノなら、小回りのきくバイクで移動、顧客と同じマンガ家の視線で要望通りの写真をとれる。
■結果
ほとんどのマンガ家は、他人に金をはらってまで、
資料写真を手にいれようとは思わないであろう、
また、逆にこだわるマンガ家は、自分で写真くらい撮るであろう。
・・・タカノ、発想段階で挫折・・・・
今は会員からの写真を登録し、利用者に提供するサービスが
あるようです・・。あったま、いい!!
 お墓掃除
 代行サービス
■発想
肉体労働は気持ちがいい。
お墓なんかを掃除するなんてどう?友人と軽い乗りで企画。
チラシまで作り、多磨霊園で配る。
■結果
チラシ配りでこりる。
タカノ・友人ともにモチベーションが高くないのを確認。
・・・頓挫・・・
 ネコの森計画 ■発想
野良猫に対する世間の目の厳しさから発案。
以前から、ノラの子供を馴らし里親を探す運動をしていたタカノはネコの王国があったらいいのにと考えた。
大きな敷地でネコ達を飼い、訪れた人々に自由に遊んでもらえばネコに対す理解も深まってよいのでは?
■結果
夢のままです・・・。
マンガ家
養成講座
■発想
自分のマンガがだめなら、
他人のマンガの手助けをしよう!
コミュニケーションツールとしてのマンガなら教えられるのでは?
■結果
会場を借り、まずはアンケートをとろうと
タカノの原画展を開催。
場所が悪かったこともあるが、入場者はさっぱり。
しかし、やはり、タカノユウ自体の知名度がないということがおもな敗因と思われる。
どちらにせよ、マンガで売れなきゃ相手にされないのが現実と知る。
いつかは実現したいけど、今は無理。
トラッシュマンガ
再生ビジネス
■発想
タカノのようなマンガ家が押入れに抱える、
「永遠にコミックスになることのないマンガ作品たち」は、
日本全国で膨大な量になる。
これを、うまく別の加工をすることで商品にならないか、
と考えた。
バカマンガにつっこみを入れての再生はどうだろう?
■結果
自分の過去の作品ならまだしも、他の作家の作品を使うのは難しい。
それに、「永遠にコミックスになることのない」でなんて
後ろ向きすぎますね。

  でも、考えるに、
 この世で「生きてゆく」こと以上の冒険は、
 ないではないのでしょうか?

  そして、何よりも難しく楽しい冒険です。