EclipseでDoJa

なんでEclipseでDoJaなの?

 Eclipseはとても優れた開発環境でコードを記載中にエラーをバックグラウンドで見つけてくれて便利です。

 また入力補助機能があり、Ctrl+スペースで現在入力可能な候補を挙げてくれますので

 入力ミスがなくなり、コードの記載スピードも上がります。

 iアプリも高度化していますのでテキストでこつこつ書くよりも

 開発環境をフルに使うべきと思います。

インストール順序

必要なものがたくさんあり面倒だとは思いますがすべてが優れたフリーウェアですので

ひとつずつダウンロードをお願いします。(環境はWindowsXPを想定していますがWindows2000でも同様にできるはずです)

1.まずここからJava 2 Platform, Standard Edition (J2SE)をダウンロードします。

例:j2sdk-1_3_1_09-windows-i586.exe

J2SEによってJAVAの実行ファイルを作成できるようになります。

2.次にiアプリの実行環境DoJaをここからダウンロードします。(技術資料もダウンロードしてください)

例:emufordoja3_0_102.zip

emufordoja3_0_102等のSetuo.exeを実行しますとインストールされます。

これによりiアプリの実行ファイルを作成できるようになります。

3.次にやっとEclipseをここからダウンロードします。

例:eclipse-SDK-2.1.1-win32.zip

これによりJAVAの統合開発環境(つまりグラフィカルなJAVA開発)が手に入ります。

インストールは必要なくeclipse.exeを実行しますと起動します。

プラグインなどいろいろな人が作ったファイルから構成されますので不慮のエラーを避けるため

なるべくCドライブ直下にフォルダを置くことをお勧めします。(例:C:\eclipse)

ECLIPSE.GIF

4.プラグインの導入

まず日本語化します。ここからeclipse2.1.1-SDK-win-LanguagePackFeature.zipをダウンロードします。

この中にあるfeaturesとpluginsをeclipseフォルダにあるものにコピーします。

次にここからEclipse用のDoJaプラグインjp.gr.ttj.Doja_0.0.1.zipをダウンロードします。

ダウンロードしたプラグインを解凍後フォルダごとeclipseフォルダのpluginsにコピーします。

その後Eclipseを実行いたしますと以下のように日本語化されます。

ついでにウィンドウ→設定→DoJa Pluginに下記のように場所を指定します。

ECLIPSE3.GIF - 28,941BYTES

これで環境は整いましたので実際にアプリを作ってみましょう。

5.初めてのiアプリ

ファイル→新規→プロジェクトでDoJaプロジェクトを選びます。

プロジェクト名にHelloWorldと入力し、終了(決定)を押します。

次にファイル→新規→その他→Java→クラスを選び次へを押してクラスの名前を記入する欄に

HelloWorldと入力し、スーパークラスにcom.nttdocomo.ui.IApplicationを入力して

終了(決定)を押します。すると勝手に雛形を作成してくれちゃいます。

ECLIPSE4.GIF - 78,953BYTES

同じ要領でHelloWorldCanvasクラスを追加します。今度はスーパークラスにcom.nttdocomo.ui.Canvasを指定します。

2つのクラスの雛形ができたので一つ目のクラスHelloWorldに以下の2行をpublic void start() {の行の次に追加します。

// helloWorldCanvasというオブジェクトを生成
HelloWorldCanvas helloWorldCanvas = new HelloWorldCanvas();
// HelloWorldCanvasを画面に設定
Display.setCurrent(helloWorldCanvas);

すると以下のように"Displayは解決できません"と警告されます。これはコンパイルしたときにでるエラーを

コードを記載している最中に教えてくれるためです。

ECLIPSE5.GIF - 81,379BYTES

ではDisplayを解決するためにimport com.nttdocomo.ui.IApplication;と記載している行の次の行(2行目)に

import com.nttdocomo.ui.Display;を記載しますと警告が消えると思います。

次にHelloWorldCanvasクラスに移り、public void paint(Graphics arg0) {と記載している次の行に

arg0.drawString("HelloWorld", 30, 30);と入力します。

これでソースは完了です。あとはプロジェクト→プロパティー→DoJaでHelloWorldwを指定します。

では実行してみましょう。

実行の方法はbuild.xmlを右クリックしてAntの実行をクリック後、実行ボタンを押します。

ECLIPSE6.GIF - 68,466BYTES

すると上記のように実行できるかとおもいます。

 

以下にソースを記載します。

--------------HelloWorld.java--------------------

import com.nttdocomo.ui.IApplication;
import com.nttdocomo.ui.Display;
/*
 * 作成日: 2003/10/11
 *
 * この生成されたコメントの挿入されるテンプレートを変更するため
 * ウィンドウ > 設定 > Java > コード生成 > コードとコメント
 */

/**
 * @author
 *
 * この生成されたコメントの挿入されるテンプレートを変更するため
 * ウィンドウ > 設定 > Java > コード生成 > コードとコメント
 */
public class HelloWorld extends IApplication {

    /* (非 Javadoc)
      * @see com.nttdocomo.ui.IApplication#start()
      */
    public void start() {
         //helloWorldCanvasというオブジェクトを生成
         HelloWorldCanvas helloWorldCanvas = new HelloWorldCanvas();
         //HelloWorldCanvasを画面に設定
         Display.setCurrent(helloWorldCanvas);
    }

}

-----------------------------------------------

--------------HelloWorldCanvas.java--------------

import com.nttdocomo.ui.Canvas;
import com.nttdocomo.ui.Graphics;

/*
 * 作成日: 2003/10/12
 *
 * この生成されたコメントの挿入されるテンプレートを変更するため
 * ウィンドウ > 設定 > Java > コード生成 > コードとコメント
 */

/**
 * @author 
 *
 * この生成されたコメントの挿入されるテンプレートを変更するため
 * ウィンドウ > 設定 > Java > コード生成 > コードとコメント
 */
public class HelloWorldCanvas extends Canvas {

    /* (非 Javadoc)
     * @see com.nttdocomo.ui.Frame#paint(com.nttdocomo.ui.Graphics)
     */
    public void paint(Graphics arg0) {
        arg0.drawString("HelloWorld", 30, 30);
    }

}

-----------------------------------------------

☆あとがき☆

ドコモの配布しているEclipseプラグインが曲者でドコモのサイトで配布後すぐに

ソースの流用が発覚し、配布が中止してソースのみが開示されました。

実行ファイルがないので自分でコンパイルしなくてはならずプラグインの

コンパイルに四苦八苦した結果Eclipseプラグインができたのはいいですが

なんとEclipse2.1に対応してなかったのです。

ソースの流用が問題となりドコモでの更新も期待できないのでちょっと残念です。

上記ではドコモが配布しているものではなくフリー作者様のものを使用しています。


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