代表的な血液検査項目
2001年4月12日
AST (GOT)10〜40 IU/L/37℃
代表的な肝機能の指標。肝細胞障害で血中に逸脱するが、骨格筋、心筋、赤血球などの破壊でも上昇をみる
ALT (GPT) 5〜45 IU/L/37℃
肝細胞の破壊に伴い血中に逸脱する酵素。AST(GOT)よりも肝に特異性が高く、肝炎の病勢指標に用いられる。
γ-GTP
γ-GTPはγ-グルタミルペプチドを加水分解すると同時に、γ-グルタミル基を他のペプチドやL-アミノ酸に転移させる反応を触媒する転移酵素である。本検査の対象は、
1. アルコールまたは薬剤性肝障害
2. 肝胆道系疾患
3. 胆汁うっ滞
4. 肝癌
などの疾患である
ALP 100〜325 IU/I/37℃
◆ 肝・胆道疾患をはじめとする各種病態で上昇を示す酵素。
肝疾患(肝硬変、肝細胞癌、慢性肝炎)、胆道系疾患、骨疾患(骨腫瘍など)、甲状腺機能亢進症、慢性腎不全など
小児、思春期では健常人でも骨型ALP(ALP3)が高値となる。
LDH (乳酸脱水素酵素) 250〜420 IU/L/37℃
ほとんどの組織や臓器に分布する酵素。貧血、炎症、腫瘍など汎用的なスクリーニング検査として用いられる。
クレアチニン (Cre)M:0.8〜1.3 mg/dl F:0.6〜1.1 mg/dl
筋肉内でクレアチンから産生される非蛋白性の窒素化合物。
食事など外的因子の影響を受けない腎機能の優れた指標
CRP 定量 0.5 mg/dl 以下
代表的な急性相反応物質。炎症性疾患や体内組織の崩壊がある場合に血中で増加し、炎症マーカーとして用いられる。
白血球数 (WBC)成人)3,300〜9,000 /μl
白血病などの血液疾患や炎症性疾患の診断・経過観察に用いられるスクリーニング検査
赤血球数 (RBC)M 430〜570×104/μlF 380〜500×104/μl
貧血、多血症の診断に用いられる基本的な検査。
ヘモグロビン (Hb)M:13.5〜17.5 g/dlF:11.5〜15.0 g/dl
血液中の血色素であるヘモグロビン量を測定する検査。貧血等の血液疾患のスクリーニング検査として用いられる。
血小板数 (PLT)14.0〜34.0×104 /μl
血小板は止血機構の中心を担う血球成分。血小板数の増減は種々の血液疾患と関連する。