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最後の東日本部落研集会ひらく
^^^^解放運動や歴史の研究は今後も進める
^「人権と民主主義を確かなものに」をテーマに第35回東日本部落問題研究集会が8月21日に東京・文京区民センターでひらかれ、関東を中心に各都県の行政、教職員、研究者、人権連・全解連関係者など250人が参加しました。
あいさつで実行委員長の成澤榮壽氏は、「従来のような内容の集会は今回が最後」とし、封建的身分差別の残滓にもとづく部落問題が基本的に解決し、社会の関心もうすれ、全解連も人権連に改組・発展するという情勢の大きな変化を受けて集会を閉じることになったと説明。同時に、解放運動、同和教育・同和行政、歴史的研究の各分野の研究は今後も学際的に進められると述べました。
部落問題の現状と東日本集会が果たしてきた役割を明らかにした基調報告に続いて、都教組副委員長の矢澤正道氏が「今日の東京の『教育改革』の実態」を特別報告(下の写真・右)。石原都政が強権的に進めている「教育改革」の実態を、「日の丸・君が代」強制、差別選別体制、教職員の管理統制強化などにより子どもの権利が侵害されていることを具体的に告発し、それが全国に広がる危険性を述べました。
集会は午後、地域住民と行政、人権と教育、歴史と啓発の三分科会で報告と討論がおこなわれ、埼玉からは地域住民と行政分科会で三枝委員長が報告、埼高教の小岩井副委員長がレポート提出しました。
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^埼玉婦人問題会議が第30回の節目の総会
^^^^^県連女性部が人権連への発展転換を報告
^さいたま市の「ウィズユーさいたま」で7月24日、第30回埼玉婦人問題会議全体会(総会)がひらかれ、県連女性部の代表も出席しました。埼解連が9月に人権連へ発展転換することを知らせる意味もあり、女性部は第30回の節目の全体会に積極的に参加しました。
世話人代表の石田さんのあいさつに続いて、県男女共同参画課長と県男女共同推進センター館長が来賓あいさつ。事務局長・渡辺さん(連合埼玉)が活動報告と今年度の活動方針を、会計担当が決算報告と予算案を提案。質疑のあと承認し、新役員が選出されました。
全体会は午後、「埼玉婦人問題会議のあゆみと今後の課題への取り組みに向けて」を石田世話人代表が講演、質疑と各団体の意見交換がおこなわれました。憲法9条が危ない、核兵器廃絶は、少子化問題、働く形態がどうなっているかなど、多様な社会問題が次々に出され、憲法や平和の取り組みで共同行動を起そう、学習をしっかりやりましょうなど、婦人問題会議の結束が確認されました。
県連女性部は、全国人権連のパンフを配布し、名称も運動もより広げて発展転換していっしょにがんばってゆきたい決意を述べました。
戦争体験を伝え
^^現在を見つめ^明日を考える
^^^^^^^⇒^各地で戦争展
浦和駅前・コルソでの「2004年平和のための埼玉の戦争展」(7月29日〜8月2日)をはじめ、今年も県内各地で「平和のための戦争展」がおこなわれました。
今年の戦争展は、憲法9条への攻撃が強まっているきびしい情況を反映して、過去の体験を伝えるだけでなく、イラク、パレスチナ、アフガニスタンなど戦火の中にある現在の戦争の実態を伝え、世界と日本のあり方を考える内容になっているのが特徴になっています。
北部戦争展
川本町の住職が広島での被爆体験
^ 埼解連熊谷市協議会も実行委員会に参加している「北部戦争展」(8月8〜9日・熊谷市緑化センター)では、8日に山岸秀実行委員長の憲法講話があり、9日には川本町のお寺の住職・小久保隆福氏が広島市での被爆体験を語りました。
^小久保氏は兵隊として広島市に駐屯、8月6日に市電に乗っている時に被爆、電車ごと吹き飛ばされて九死に一生を得た体験を話し、若くして戦争で死んだ戦友をとむらうために僧侶となった、と話しました。氏のお寺の境内には自費による慰霊碑も建てられています。
▲小久保さんの被爆体験を聞く ▲熊谷空襲の紙芝居を見、平和の願いを短冊に書く子ども ▲北戦争展恒例のエイさー
コラム「風&光」
^「同和問題もまた、すべての社会事象がそうであるように、人間社会の歴史的発展の一定の段階において発生し、成長し、消滅する歴史的現象にほかならない」――。文章の一部分を、全体の趣旨と切り離して自論に都合のよい所だけ持ち出す傾向があることを自戒しつつ、埼玉県部落解放運動連合会をいよいよ閉じるに当たって、「同和対策審議会答申」(一九六五年八月)のこの一節を感慨をこめて引用したい▼「消滅」した過去の事柄とは言わないが、「部落問題解決の四つの指標」(「 世紀をめざす部落解放の基本方向」)にもとづいて現状を客観的に見た上で、「同対審答申」が「もっとも深刻にして重大な社会問題である」と国と国民に訴えたような社会問題ではなくなり、「消滅」の最終過程にある今にふさわしい運動と判断して、地域人権運動への転換をはかる▼多くの人々の誠意と献身により今日を迎えられたことに感謝しながら。
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