自転車でキャンプ

●どこに行く?...輪行して遠くへ

●輪行して乗り物に乗せる......自転車で北海道や沖縄を走りたい!そう思っても自宅から自走でいくのは時間も体力もない.....そんな時は輪行!自転車を分解し、袋やシートに包んで「荷物」として電車やフェリー、飛行機に乗せる方法です。「荷物」として乗せるため料金は基本的に無料。輪行をマスターすれば自転車での旅は無限大。ここでは機械音痴のミナコでもできる、前輪後輪外すだけのカンタン輪行術を紹介します。
輪行に必要なもの・・・輪行バッグ(ここではモンベルのリンコウシートを使用しています)、軍手、機械油(必要であれば)。※工具類は使っていません。


1)まず、自転車の変速を一番重い状態(チェーンが一番外側にかかっている状態)にします。そして駅や空港の邪魔にならない所でリンコウシートを広げます。
自転車は両輪ともブレーキを外し、前輪と後輪をはずします。後輪はチェーンがあるので少し外しにくいですが、ちょっと強引な感じでも大丈夫。分解するのはとにかく外せばいいので簡単ですが、ここで元の状態を覚えておかないと再び組み立てる時に苦労します。

輪行1輪行2
輪行3 2)リンコウシートの中央に前輪、後輪が外されたフレームをひっくり返し、サドルとハンドルが地面に着くように置きます。ひっくり返ったフレームを挟むように、前輪と後輪をひっつけて付属のバンドで3ケ所留めます。フレームと車輪がぴったりくっついて固定されるように。これでほぼ輪行完成。あとはリンコウシートの説明書に従い、尖った部分にキャップをかぶせたりするだけ。

3)車輪がくっついたフレームに、手提げ用の付属のバンドをくっつけ、シートのジッパーを上げ袋状に。これで輪行できあがりです。自転車の構造上、シートをかぶせて手提げ部分を持ち上げたらちょっとバランスが崩れたり、次に置いた時に倒れたりすることがあります。自分の自転車でどうバランスを取って輪行するかは慣れ次第。時間に余裕を持って輪行したいものです。 輪行4


★Check 2★ 輪行の苦労

輪行して遠くに行くのはとても楽しいもの。でも、自転車という乗り物が「荷物」になった瞬間、それを持つのは自分です。10キロ以上はある自転車を持ち、さらにサイドバッグやザックを背負って.....となると10メートル歩くのもフラフラ。
空港内では大きな荷物が積めるカートがあるので一番ラクチンです。フェリーは自転車のままでも乗せられますが、有料です。輪行すれば無料の場合が多いのでつい輪行してしまいますが、これまたフェリーターミナルから船着き場までは結構距離があり、ツライです。そして極め付けは電車。エレベーターのある駅はまだまだ少数。2階分くらいはある階段の昇り降り、長いホーム。自ら選んだ旅路ながらしんど〜い!そうしてたどり着いた電車が満員、乗客からは白〜い目、なんて時はホント泣きたくなります。
輪行




●輪行をほどいて自転車を組み立てる......目的地に着いたら、早速自転車を組み立てます。分解よりもこちらの方が厄介。車輪がちゃんとはまってなかったり、ブレーキをし忘れたら大変!
チャリダーの中には荷台やペダルまできちんと外して輪行して、工具でまたきちんと付けて念入りに調節して....という人もいます。でも面倒くさがりの私は輪行と同じく、前輪後輪を付けるだけ。

1)まずは邪魔にならない場所でリンコウシートをほどき、前輪と後輪、フレームを固定しているバンドを全て外します。 輪行2

輪行3輪行4 2)フレームはひっくり返ったままで、前輪と後輪を付けます。前輪はネジを留めるなど、簡単な操作でつきますが、ギアのある後輪が問題。

3)後輪のチェーンのかかり方を思い出しながら丁寧に。輪行時に一番外側にかけているので、ここでも同じ位置にチェーンをかけます。先に後ろのチェーンをかけた方がやりやすいと思います。後ろがきちんとはまった後、前のチェーンをかけます。要領を得るまで結構やりにくく、一番面倒なところ。 輪行5輪行6

輪行7 4)ひっくり返った状態で、両輪をはめたら軽く手でペダルを回して、違和感がなければOK。ここで潤滑をよくするために油を差してもいいでしょう。油は持ち歩きにくいですが、スプレー式のものだと便利。

5)ひっくり返っていた自転車を戻し、前後のブレーキを入れます。この時にブレーキテストを。ブレーキのワイヤーがちょっとずれていたり、途中どこかで外れていたらブレーキはきかなくなります。乗ってはじめて気付いてヒャッ!なんてことも。 輪行8
輪行9 6)組み立てた自転車に荷物を積んでいざ出発!
お世話になったリンコウシートはちゃんと元の袋に収納しましょうね。


★Check 3★ 責任取れません!!

輪行して目的地に行く場合、電車のように自転車をそばに置いておける場合はいいですが、飛行機など完全に預けてしまう場合は不安ですよね。
飛行機で自転車を預ける場合は、受付時に「免責事項」という紙にサインをするよう言われます。運んであげるけど、目的地に着いて自転車がどうなっていても責任は取りませんよ、という事。私は今まで7、8回は飛行機に乗せていますが、下ろした後に不都合があったことはありません。フレームに傷がついて少し塗装がはげたりする程度。それでも「荷物」として扱われる訳で、空港で自転車をタテに置かれてたり、びっくりすることもしばしば。それに飛行機は気圧の関係で、タイヤの空気をあまりにぱんぱんに入れてると破裂の危険があるので注意です。



●キャンプ場に着いたら.....とにかく便利な自転車

●キャンプ場に着いたら・・・ちょっとした買い出しに、観光や郵便局まで....そんな時に自転車は大活躍。この便利さの為にわざわざ持って行くと言っても過言ではありません。
もちろん機動力ではライダーに負けますが、飛行機や高速艇、電車やバスなどほとんどの交通機関に乗せられるお気軽感は断然、自転車!時には洗濯物干し??にも。
自転車


★Check 4★ 雨の日と自転車

雨の日には極力乗りたくないもの。視界は悪いしタイヤはスリップ、身体は雨具でカバーできても、手や足は長く雨に当たると冷えてきます。顔にあたる雨も防ぎようがありません。ゴアテックスなどの防水手袋やシューズカバーは荷物になるので、極力軽量化したいチャリダーとしては迷うところ。私は夏場の10日ほどのキャンプなら持参しません。
それでも、移動日などで雨の中を走らなければならない時は応急処置。雨具のフードはつばが小さいので下にキャップをかぶります。手は炊事用の手袋。これなら安いし田舎の商店でも売ってます。軍手に重ねれば寒さも凌げるスグレもの。足は靴下の上にスーパーの袋。靴は濡れても足が濡れたくない時に。
雨の日は気分も乗らず距離もかせげず注意散漫になりがち。車や歩行者に気をつけてのんびり行きましょう!



●キャンプ撤収....次の旅への出発点

自転車でのキャンプの撤収も他のキャンプと同じ。次の土地へと流れていく人、非日常から日常へと戻る人。立つ鳥後を濁さず、で旅立ちましょう。






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