| ★ラダッキの子供達 | |
|
観光地化したレーにはインド各地から商売をする人が集まり、人口も建物も車も増えた。周辺の村ももはやラダッキ達だけの山深い集落ではなくなった。もちろんラダッキの子供達にも、他の地域の子供達と同じように教育を受ける権利がある。しかし皮肉にも、ラダッキ達の伝統的な生活を変えたのは学校だ。 子供達がみんな学校に通うようになって、自給自足で暮らしてきたラダッキ達に現金が必要となる。学校は私立、授業料にも制服にもお金がかかる。父親達は山奥の村からレーまで出稼ぎに行くようになった。 子供達は学校へ、父親達は町へ出掛けると、残されるのは母親だ。 | ![]() |
![]() |
今まで子供達みんなで手伝っていた農作業や家畜の世話、水汲みから家事すべてが家に残る母親一人の仕事となった。大変な負担だ。この重い負担に耐えかね、伝統的な生活がなくなってゆくのだ。 私達日本人も民族衣装を脱ぎ捨て、便利で楽な社会生活を選択した。結局のところ、現代文明を享受していくとすべて同じ景色になって行く。彼らが車を持ち、ジーパンを穿き、テレビを楽しみたいと願う気持ちを誰も止められない。 |
| 朝、レーの町ではスクールバスや制服を着た子供達をよく見かける。レーから車で何時間もかかる山あいの小さな集落にもスクールバスは来る。母親達からしてみれば村の労働力を奪っていく恨めしいバスかもしれない。伝統文化と教育、経済発展の共存共栄は至難の業だと思わざるを得ない。 |
| ★レーに住む人達 | |
|
レーの町に元々住んでいたのはラダッキ達。しかし観光地となった今は商売目的のカシミール人や出稼ぎのネパール人も多い。 ラダッキ達の顔は、色黒のちょっとクドイ顔の日本人といった感じ。雰囲気も温厚で親切なイメージ。写真右側がラダッキのおじさん。さらに日本人に似ているネパーリー達も親しみやすい。 写真の左側はシュリナガルからの出稼ぎのカシミール人おじさん。ラダッキやネパーリーとは違う、ちょっとアラブっぽい濃い顔はすぐわかる。 | ![]() |
|
カシミーリーは話も上手く商売上手なので、乗せられないようにとりあえず警戒モード。 どの民族でも、レーにいて商売に携わっている人達は皆、英語が堪能。コミュニケーションに困る事はほとんどない。 |
| ★カシミール人に御用心 | |
|
停戦ラインに近く危険度が高い為、すっかり観光客の減ったシュリナガル(カシミール)から、レーに商売をしに来ているカシミーリー達。 彼らカシミーリーに共通なのは、とにかくしつこく誘ってくること。特に日本人女性は即ナンパ。優しい感じで話しかけてくるのでちょっと相手すると「インド人男性と日本人女性は相性抜群なんだぜ!」とか何とか、朝でも昼でも下ネタ連発で思いっきりナンパしてくる。もう可笑しいくらい。オジサンでも同様。 適当にかわして面白がってるうちはいいが、スキを見せるとつけあがってくる。深入りするとトラブルの元なので宿や予定を教えたりはしない方が無難。 | ![]() |