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今日(4/11)の雑学大学は細川俊介さんの講座、「ダイオキシン公害に有効なステビア」でした。細川さんは96年5月に「糖尿病とステビア」という講座で、南米原産の植物ステビアの不思議な効能を発表され、糖尿病に悩む人たちに無償でステビア苗をお分けしたこともあり、その病気の人たちから大変感謝されております。

 ●ステビア(Stevia)はキク科の多年生草本である。南米のパラグァイとブラジルの国境地帯の標高500m前後(南緯21〜26°)の草原に自生している。わが国への種子の導入は、1970年、パラグァイからである。農林省の実験によれば、わが国では北海道から沖縄まで、栽培可能である。

 ステビアは、精製したものをステビオシードといい、砂糖の300倍甘く、炭水化物としての熱量は4cal/gで、カロリーは砂糖の約90分の1である。水、アルコール、その他の溶剤に容易に溶解する。私が栽培しているステビアは、導入時の種子から育てたものである。

 ステビアの葉を煎じた液に、糖尿病に対する薬効があることは、パラグァイのミケル博士らによって国際糖尿病学会(1970年8月)に報告されてから、にわかに注目され始めた。研究の結果、ステビアはミネラル、ビタミン類をバランスよく含んでいて、抗酸化作用と免疫力を持っていることも分かってきた。

 

ステビアの人に対する効用は

(1)糖尿病

特に合併症 @神経症(脳梗塞の45%)

A網膜症(白内障、全盲など)

B腎臓症(人工透析の35%)

C壊疽

 

(2)アトピー性皮膚炎(3)風邪(4)がん(5)二日酔い(6)タバコの害(7)O-157菌の殺菌(8)サルモネラ菌の殺菌)(9)ヒスタミンの解毒(10)ダイオキシン灰の分解(11)エイズウイルスの抑制(12)甘味料などが挙げられるが、特に注目すべきは(10)ダイオキシン灰の分解である。

 

ダイオキシンについては厚生省の調べの、

食品別ダイオキンシン摂取量(1997/3/11産経)によると

魚介類 62,4%

肉・卵類 17,3%

乳製品 7,8%

緑黄色野菜 4,1%

雑穀・芋類 3,5%

となっており、近海魚のダイオキシン汚染が著しいことが、すでに分かっている。

 毎日の新聞の死亡欄に、有名な人の死亡記事がでる。糖尿病は厚生省の推定では400万人といわれている。予備軍を入れると約1400万人である。糖尿病が死因と書かれることは滅多になく、大抵は合併症が死因となっている。

 その中で@の脳梗塞は45%は糖尿病が原因だ。

Aの網膜症は、通常60歳くらいから程度の差はあっても、白内障の形で全員に現れる症状であるが、糖尿病の人は40歳あたりから始まる。Bの腎臓症の人工透析が必要な人の35%は糖尿病が元である。C壊疽で、村田英雄が脚を切断したが、これも糖尿病が原因である。

 アトピー性皮膚炎などは、2年、3年と薬を飲んでも、直らない。慢性疾患、あるいは生活習慣病(糖尿病のごとき)は、西洋医学の対症療法ではなかなか直らない。局所療法ではなく、植物を主に使って、総合的に病を治す東洋医学、自然医学の方が有効である。

 というと、西洋医学で育ったお医者さんは、一笑に付する。が、 自分自身、以前からステビアとの付き合いがあるが、実際にその効力を体験したのは、74歳のときである。4年前の3月下旬、空腹時の血糖値が240ミリに上がったことがある。すぐ乾燥したステビアの葉を煎じて、毎日飲むようにした。

 すると4月下旬には、正常範囲の108ミリまで血糖値が下がった。それ以降ずーっと健康生活を保っている。ステビアにはビタミンA、E、カルシュウム、カロチン、ミネラルなど様々な成分が、バランスよく含まれているからである。それからは自宅で本格的に栽培し始め、希望者には無償で頒布しているが、その数は百数十人になる。

 ご存知のように、ガンは細胞の酸化が原因と思われるが、ステビアには酸化を抑える力がある。そして免疫力を高める。自分が生涯を通じてめぐりあった植物の中で、これほど素晴らしい植物はないと信じている。だから私は、ステビアに「植物の王様」の名を与えて、その素晴らしさを喧伝しているのである。

そのステビアに、さらに素晴らしい性質があることが判明した。

その一つは、食中毒の原因となるサルモネラ菌、中でもO−157菌の殺菌効果があることを、一昨年の6月、細菌学会において東北大学医学部が発表した。昨年4月、松本における細菌学会では、さらに詳細の発表があった。

 

さて、1998年JBBステビア研究所(浦和市)が住友化学分析センターに検査を委嘱し、ステビア抽出液を添加した焼却灰中のダイオキシン濃度を調べた。その結果、ステビア抽出液を加えない焼却灰に比べ、毒性の強さを示す毒性等量で96%減少していることが判った。(日刊工業新聞'98.8/5)

 ダイオキシンは210種類もあって、一口にこれこれと挙げられないが、最も毒性の高い種類は、ゴミ(特にプラスチック製品、塩化ビニール、ガソリン、などの塩素を含む物質)の800度以下の燃焼から発するものだ。また、除草剤PNP、枯れ葉剤(ベトナム戦争)、カネミ油症事件PCBなどに含まれている。

 

環境ホルモンには、脳神経系・免疫系・内分泌系の機能が犯されてしまう。その上、発ガン性があったり、生殖機能がおかしくなったりする結果があるから、実に恐ろしい。一般に、それらをの害毒を総称して、環境ホルモンと呼んでいるがその中でも、ダイオキシンの毒性は、最も高い。

 

 

そのダイオキシンは、食べ物から体内に吸収されのが、90%もある。

(福岡県保険環境研究科ー東北大学農学部水産科学部資料による)ダイオキシンに汚染された植物を食べたプランクトンが、海に流れて小魚に食われ、それが大きな魚に食われ、さらに人の食料になるという食物連鎖で、濃縮されていく。

 毒素は小腸で吸収して、肝臓に蓄積されると、食物繊維や葉緑素で若干は排泄されるが、半減するのに5年〜15年もかかる。根本が改善されないと、次々に蓄積が進行していくので、人体は汚染される一方となる。

では、具体的にどういう食べ物から人体に摂取されるのか。

 野菜は、葉の表面気孔から浸透するので、水洗いでは除去されない。

魚は、脂肪分に蓄積される。日本近海のものに多い。

肉も、レバーに蓄積される。生でたべてはいけない。

乳製品は、牛の飼料から連鎖して、牛乳や乳製品に及ぶ。

 食べ物を生で食べるのは、ダイオキシン対策上好ましくない。特にレバーの生食はよくない。必ず焼くか、煮るかして食べないと危険である。魚も生、つまりサシミ、特に近海ものはあまりお勧めできない。日本はダイオキシン大国だから周辺海域は、汚染されているからである。

 環境庁の資料によると、ダイオキシンの一日の摂取量は以下の通りである。

一般的な生活環境の人 0,3〜3,5 単位 ピコグラム(1兆分の1)

魚を多く食べる人 1,9〜5,3

ゴミ焼却場周辺の人 1,8〜5,1

 

WHOの耐容一日摂取量 1〜4

日本の耐容一日摂取量 10

 

日本のダイオキシンの総発生量は、1997年には約5,400gであったが、これを 2002年には800gに、すなわち90%減という目標を国として立ている。

内容は 一般廃棄物 90%削減

産業廃棄物 70%削減

産業系 30%削減 となっている。

 

所沢のホーレン草のダイオキシン汚染問題は、大いに物議をもたらしたが、ホーレン草を心配する前にPart1の食品別のダイオキシン摂取量の表を、もう一度見て戴きたい。

ホーレン草の分類に相当する緑黄色野菜は、人の食品別ダイオキシンの摂取量では、全体を100としたら、4,1%でむしろ少ない方である。圧倒的に多いのは62,4%の魚介類である。ダイオキシンは所沢だけに集中しているのではなく、日本中が汚染されているから、近海魚も当然そうなる。

 

魚が好きな人は、大体サシミが好きである。

しかし、ダイオキシン対策の面からいうと、魚は焼いて食べた方がよい。

肉類も、ダイオキシンは脂肪分に蓄積されるから、ステーキなどレアなんて粋がらずに、ミデアムかウェルダムにして召し上がった方が、体のためだ。

 

エイズの話に戻るが、エイズは体のほとんどの免疫力を失わせてしまう。

糖尿病も免疫力を、エイズの半分くらいだが、免疫力を失わせる。その結果脳に来たり、網膜に来たりの症状を発する。ステビアは、免疫力をつけてくれるので、それらの病気に対しても抑制作用をする。

 

具体的な話をすると、緑茶が最近、見直されている。緑茶に含まれるカテキンに、病気や老化の原因の活性酸素を抑える力があるといわれているからである。しかし、カテキンだけ取り上げると、ステビアの中にはカテキンが緑茶の約7倍も含まれている。

1998年5月、「自然と健康」という月刊誌に私の記事が載った。

昨年10月、スポーツニッポンに”ステビア効果”に注目という記事が載った。

今年2月、「週刊宝石」に、私とステビアの記事が出た・・・まど、ジャーナリズムも最近、注目し始めた。

 

埼玉県浦和市に(株)JBBステビア研究所がある。12〜13年前から他の専門機関などと共同でステビアの薬理効果などの研究をしてきた。最近では、ステビアが農作物に利用できるのではないかと、JAと共同研究をしている。事実、これを使ったお米、果物は非常に味がよい。

 近く、農友協図書出版から、「農作物とステビア」に関する図書が出版される。また、本年5月からJBBのロゴ「王冠印」の農作物が河岸の青果市場に出荷される予定である。ステビアを使った果物は、味がいいだけでなく、状態が変わらず保存ができる特徴がある。

 私は、製薬会社に長年勤務した経験があるが、精製砂糖の害に注目し、代替できるものを探してきた。サッカリン、ズルチン、そのほか色々代替目的のものは現れたが、いずれも害があって長期には使用できなかった。しかし、27年間付き合ってきたステビアが、いよいよ脚光を浴びる時がきた。

のど飴、アイスクリーム、ジュースなどの原料表示にステビアの名を発見する機会が増え、喜ばしく思っている。私の話が皆さんの、何かの参考にして貰えたら、有り難たい・・・・・。

終わり

(文責 三上卓治)

 

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