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☆ 故事 時は、四百年前、武林存亡の危機!! 世に”魔魁”が現れ、正義の武林の好漢”素還真”は、魔魁との戦いに立ち上がる。 魔魁との戦いに、一旦は勝利し、武林に一時の和平が戻るが、 宇宙から来た「非善類」は、魔魁を蘇らせる。 他方、魔魁を操る「非善類」に、妻子を殺されたかっての武林の主”剣上卿”は、 今は、容貌も変わり復讐に燃える「骨皮先生」となり、何事も願いを叶える ”天問石”を手に入れんがため、”素還真”を除こうとする。 父の野望に心を痛める娘の”如冰”!! ”如冰”が秘かに心を寄せる武林の雄”傲笑紅塵”!! 武林の雄の前輩の”傲笑紅塵”と”素還真”、そして”素還真”を慕う 賢弟”青陽子”と、”侠”の世界。。。。!! いざ、またもや「非善類」との戦いに立ち上がる”素還真”や如何に。。。。!! ☆☆☆☆ 聖石傅説は、台湾の人形劇である。 人形の表情が実にいい。登場人物の個性がよく現れている。 映像は、実写に劣らないスピード感、人形の動きがスムーズで、表情のアップが 実にしびれる!! 武侠小説では、必ず出てくる”技”に、”軽功”というのがあります。 ”気”の力で普通の人の何倍も身軽に飛んだり、駆け抜けたりする技です。 つまり、足を使った技で、足の回転やつま先の動きなど、スピードの源です。 その”軽功”が、実にスムーズなのです。 着地のときの”ふわっ〜と”感が、じつに見事に実感できるのです。 人形操作に、操作する人と人形とが一体になって、気持ちが乗り移っているよ うです。 人形操作には熟練を要するのでしょうが、技術のレベルの高さに脱帽です。 しかも、リアリティに富んでいる。 武闘の中では、人形の首が飛び、足が切られ飛び去り、血が跳ねる!! 人形劇で、これほどまでにリアリズムに富んだ映像ははじめてだ!! 技術水準ばかりでなく、人形劇自体の文化水準が高いのだ。 物語は、人形劇のスピード感に目を奪われるが、テーマも大きい!! 武林の好漢たちは、”侠”の一字に命をかける。 ”素還真”は、”傲笑紅塵”を”前輩”と敬意を払うが、激情家の”傲笑紅塵”は ”如冰”との愛の板挟みで、”素還真”に生命状(果たし状)を突きつけ、 二人は激闘する。 一方、賢弟”青陽子”は、”素還真”のために、”如冰”を守り通し、 「非善類」との激闘の中に、命を落とす。 まさに、”侠”の世界だ!! ”素還真”は、武林の和平のために、「非善類」に対し、”正義”の ために立ち上がる。 しかし、宇宙から来た「非善類」も、”天問石”を探し求めて、宇宙で”生存すること” を主張する。 「非善類」とは、”邪”なのか? ”素還真”が掲げる”正義”とは、一体なんなのか? ”正義”と”邪”、命をかけて護るものとは、一体なんなのか?? ”正義”の戦いの中で、ひとつの”愛”が消えていくとは。。。。!! ”如冰”は、復讐の鬼と化した父親「骨皮先生」に対しても、”孝”を尽くす。 儒教の世界である。 儒教の”孝”は、中華の世界では至高の価値である。 己が”母”と”子”が一緒に溺れ、どちらか一方しか助けられない窮地としたら 迷わず、”母”を助けるのが、儒教の”孝”という至高の価値である。 しかし、”如冰”は、命をかけて、”孝”に背く!! ”傲笑紅塵”の腕の中、”如冰”の”愛”は、霧のように昇華していってしまう。 ”孝”と”愛”は、相容れないものであろうか?
いゃ〜あ、感動! 感動!! 実に! おもしろい!! 聖石傅説は、台湾の武侠シリーズドラマのほんの一部だという。 いつかは、全編を観てみたい!! だけど、台湾語には戸惑った!! (2003.3.21記) |