緑衣紅娘

1999年、20話連続テレビドラマ
製作会社:国家郵政局、中央電視台、北京栄信達影視藝術中心
製作:リー・シャオホン〈李少紅〉、リー・シアオワン〈李曉婉〉
監督:シュイ・トンジュン〈許同均〉
脚本:ジョン・チョン〈鄭重〉
撮影:ユイ・シアオチュン〈于小群〉
音楽:サンバオ〈三宝〉
出演:ウィンストン・チャオ〈趙文[王宣]〉、ジョウ・シュン〈周迅〉、アンドリュー・リエン・カイ〈連凱〉、シア・ズォンシュエ〈夏宗学〉、ツァイ・オウ〈柴鴎〉、チャン・シアオヤン〈常暁陽〉、フー・ビアオ〈傅彪〉、ワン・ビン〈王冰〉


 舞台は1930年代の江南と上海。希少価値の切手を媒介として、真面目な軍人ヤン・シャオホイ〈楊紹輝〉(ウィンストン・チャオ)と、大物ヤクザの息子であり抗日テロリストでもあるキケンな男シエ・チョンリアン〈謝忠良〉(リエン・カイ)の間で、ファン・シアオシュアン〈范小萱〉(ジョウ・シュン)が揺れ動く。自ら運命に身を任せようとして失敗するシアオシュアンだったが、ついに真実の愛をつかんだというとき、日本軍の襲撃が・・・・。

 ジョウ・シュンは、冒頭の恋も知らない小娘から、最初の結婚に敗れてドブネズミ色のドレススーツに身を固めた孤児院の先生を経、落ち着いた人妻になるまでを、無理なく演じている。おぼこが複雑な恋をして大人になる芝居というのは、ジョウ・シュンがここ数年で何度も演じているパターンではあるが、製作側にはさぞかし便利なんでしょう、幼く作ることが出来、かつ演技力のある女優は。

 ウィンストン・チャオはこらえ役、リエン・カイは儲け役。父親のために小指を詰めたので右手にいつも黒い革手袋をはめたリエン・カイ、三つ揃いを着てアヘンを吸うというビジュアルからしていけている(と言うべきでしょう)。アヘン断ちに苦しむ姿もいけている(と言うべきでしょう)。後半に改心してしまうのは中国ドラマの宿命か・・・(改心しなくていいのに・・・)。

 フー・ビアオの芸達者な悪役ぶりがドラマを締めている。


ジョウ・シュン:★★★★
作品:★★★★

2001年12月13日 22:32:05

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