バリでうっとり篇

1.バリにお得にゼイタクに

(ビジネスチケットと事前振込み)

 しの(文):海辺のホテルが大好き
 G(絵):おいしいものが大好き

休暇旅行にビジネスクラス航空券で行くのが私のあこがれでした。
だって、ビジネスクラスではウエルカムシャンパンが飲み放題というではありませんか。
そんなサービスを受けながら休暇旅行に出発したら、ゼイタク気分がものすごく盛り上がるでしょう。

ガルーダインドネシア航空でバリに行く時なら、この夢が実現できるかも。
私は航空券の値段表を見てそんな野望を持ちました。
エコノミークラスのPEX料金が12万円台の時に、 2万円プラスぐらいで格安ビジネスチケットが買えるのです。シャンパンだっ
バリにはジャカルタ経由で行くので、飛行時間が十時間半とけっこう長いのです。(注:2002年4月からは成田ーバリ直行便が復活したそうです。)
この差額でビジネスで行けるのなら、とてもお得です。

いつも年末にバリに行くのですが、夏の旅行が終わってからぐずぐずしていると、 たいていもう「出遅れ」になってしまいます。
格安航空券はエコノミーすらキャンセル待ち状態です。
格安ビジネスなんて、ぜんぜん無理なのです。
もっと早く申し込んでいれば…と後悔しつつも、 エコノミークラスをしぶしぶ割高料金で購入していたのでした。
ほとんど格安ビジネスと同じ値段なのです。
何度悔しい思いをしたことか。

でも今回は夢の格安ビジネスが取れました!
正直言って、格安ビジネスチケットで普通のビジネス客と同じサービスが受けられるのかどうか、半信半疑ではありました。
格安ビジネスで有名だったサベナ・ベルギー航空(2001年秋倒産)は、食事はエコノミークラスのものだったというではありませんか。
あこがれのシャンパン! Gは二日酔いでオレンジジュース。
ガルーダインドネシアでは、搭乗前にビジネスクラスラウンジも使えたし、ウエルカムシャンパンは出たし、あこがれのシャンパンのお代わりもできました。(そんなにガブガブ飲めないもんですね。シャンパンって)
機内食はテーブルにクロスをかけて、前菜とメインと別々に持ってきてくれるし、 しつこいくらいその後も飲み物を持ってきてくれるし、 充分にビジネスクラス気分を堪能できました。
座席にパーソナルTVやインターネット電話の設備などはありませんでしたが、 十時間半も乗っていたとは感じさせない快適さでした。

いつも外から指をくわえて見ていたビジネスクラスラウンジにも行きました。
成田、乗り継ぎのジャカルタ、帰国の時にはバリのデンパサールと全部です。
上が成田、下がジャカルタのラウンジです。
ゆったりしたソファとフリードリンク、フリーフードが置いてあります。
ジャカルタのビジネスラウンジが内装が豪華でスナックもおいしく、居心地が良かっ たです。
バリのデンパサール空港のラウンジは、空港の一番端にあってとにかく遠かったです。免税店が並ぶ中を延々歩かされるのです。
少しでもお土産を買わせようという空港側の策略でしょうか?
成田のラウンジは狭くて、色々なエアラインのお客さんが共通で使うので、空いた椅子を見つけるのも大変でした。嬉しかったのはセルフサービスの生ビールサーバーがあったことで、朝からつい飲んじゃいました。

でもどうせ機内食でおなかがいっぱいになるし、ラウンジではお酒の1杯も飲めば充分です。
あとはソファでだれっとしながら、他のお客さんをちらちら観察します。
パソコンを立ち上げてかちゃかちゃやっている人も多かったです。

今回利用したガルーダインドネシア航空には、飛行機内に入国審査官が乗っていて、飛行中に座席を回って入国審査をしてくれる嬉しい特典があります。
おかげで空港に着いてから並んで入国審査を受けずにすみ、同じ時間に到着したJAL便の人たちよりずっと早くゲートを出ることができます。

ちょっと嫌なのは、今どき珍しい喫煙席があることです。
チェックインの時に抜かりなく「喫煙席から遠〜くに してくださいね」とお願いしたら、飛行機の一番前の席になりました。
席の前がぽっかり空いていて、卓球ができるくらい広かったです。

ところでこの知識は受け売りなんですが、バリなど東南アジアの国で、ホテル宿泊代をクレジットカードで清算するとけっこう割高になってしまうことをご存知でしたか?

日本から予約のやり取りをする時は、ホテルからは部屋代はドルで提示されます。
が、清算時にはそれを「ホテルのレートで」その国の通貨に直すのです。
このレートが結構高いのと、これをカードで清算すると「インドネシアルピー→ドル→円」とまた計算しなおして請求が来るので、3割くらい余計に払うことになるというのです。 ルピーは桁数が多くて計算が大変

3割は大きい!
為替の仕組みはよくわかりませんが、私は立ち上がります。

一度は日本出発前に宿泊代金分のドルを用意して行き「ドルで現金で払いたい」と言ってみました。
そうしたら、ルピー立てになっていた請求書をまたドルで計算し直して、お札を2人がかりで数えて確認をして…とチェックアウト時に大変な時間がかかってしまいました。
そして、結局得になったかどうかよくわかりません。

次は、ホテルに振込先を聞いて、出発前に日本の銀行からドル為替で送金しました。 ちゃんとお金が送れたのか不安でしたが、今のところトラブルはありません。行ってからホテルを替えたくなった時に、返金その他の交渉が面倒そうですけどね。
その時はホテルで別にかかった飲食代は、ルピーで請求が来たものをカードで払いました。
本当は、街のレートのいい両替屋さんで円をルピーに両替して払うのが、一番為替差損を少なくする方法らしいです。でもバリに行ってしまうと、あまりの暑さと湿気に身も心もだらけて、そこまでとても気が回らなくなってしまいます。
そして、あとから請求を見て驚くことになってしまうんですけどね。


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