瑞鳥庵鳥瞰記
はじめに
瑞鳥庵住人が徒然に掲載すること趣味に関連する分野の手慰みの記録です。
住人が気の向くままに書く内容は、世迷いごと、はたまた空言、ホラ?かも知れませんぞ。くれぐれも気を付けてご覧下され。
住人の趣向から推測すれば、多分、自然相手の取り留めのない記録・記載が多くなると思います。
■ 鳥瞰記へようこそ
左の索引からでも検索できます。
2010.05.02 山宝鉱山跡での鉱石採取

知人のご子息が鉱石収集を趣味にされておられるのを知り、瑞鳥庵の住人の父親が以前(50年も前の話ですが)勤めていた郷里岡山の山宝鉱山跡をご紹介しました。 何々捕り、何々採取という類は、対象が何であっても興味を示す住人のことゆえ、5月のGWの連休を利用してご子息の鉱石採取に同行する話は意図も簡単に決定しました。
山宝鉱山跡 山宝(さんぽう)鉱山は現在、廃鉱になっていますが、岡山県高梁市の備中町にあった同和鉱業系の鉱山で、銅や鉄の鉱石(黄銅鉱、磁鉄鉱)を産出した鉱山でした。 石灰岩台地にマグマが上昇し、スカルン鉱床を形成して多種多様な鉱物を生成したそうです。専門家の話では、マグマが800℃という高温で着床したために、 世界的にも珍しい鉱物、鉱石結晶がみられるとのことです。

住人は、小学生の頃、鉱山の今で言う「オープンハウス」に参加し、構内を案内して貰った経験がありますが、ポッカリ空いた暗い空間が「丸ビルが1つ入る大きさだよ」と教えてもらったのを今でも鮮明に覚えています。

山宝鉱山跡のズリ 鉱石採取は、限られてはいますが人気がある様で、当日も我々以外に7名程のマニアの方が来られていました。採取場所は、抗石を捨てたズリです。閉山から年月も経っており、 雑木が生え、昔の壮大な面影はありませんが、露出した石をハンマーで割って探します。 方解石、磁鉄鉱の結晶、柘榴石等、昔、父親が持ち帰った鉱石を思い出すには十分な、小さな結晶体を眼にすることが出来ました。

藤井鉱物化石館 鉱山跡の川を隔てた向かいには、藤井 制さん個人が運営されている 藤井鉱物化石館 があり、事前に連絡して、当日の午前中に見学させていただきました。 藤井さんお一人で収集された鉱石、化石が所狭しと陳列されており、その数、数千とか。 中でも、備中町布賀で産出した岡山大の逸見博士の名を冠した「逸見石」の大きな標本や磁鉄鉱の結晶が集合した石塊、鉄電気石を含む石塊等が圧巻でした。
藤井鉱物化石館
〒716−0201
岡山県高梁市川上町領家283−1
TEL:0866−48−3681

鉱石採取をする知人のご子息 最後に、知人のご子息、と云うよりも、知人とそのご子息をご紹介しましょう。 知人とは、この瑞鳥庵HPの表紙のリンクにある「神奈川仏教文化研究所」の主宰。 ご子息は、鉱石収集のHP「東京鉱山」を運営されている左の写真の好青年。
詳しくは各HPへ

神奈川仏教文化研究所のHP
東京鉱山のHP

藤井鉱物化石館の展示石
備中町布賀産 逸見石(世界新鉱物) 山宝鉱山産 磁鉄鉱結晶 鉄電気石(トルマリン)

★ 住人の郷里、岡山県高梁市川上町は同市成羽町と並ぶ化石の宝庫でもあります。住人が地元の高校を卒業するまでの数年間には、 貝類、植物等の多種多様な化石採取に没頭したこともありました。次回はその化石採取について掲載するつもりです。

2009.05.30 ポプラ社新刊図書に野鳥写真提供

ポプラ社の新刊図書「理科の地図帳 D 動物」に住人撮影のライチョウの写真が採用されました。
拙い当『瑞鳥庵HOMEPAGE』を開設して以来、数件の野鳥写真提供の依頼が舞い込むようになりました。
数ある野鳥関連のブログの中には瑞鳥庵の住人の写真など到底足元にも及ばない素晴らしい写真が多く掲載されており、なぜ住人の写真が?と疑っておりますが、大変に名誉なことでもあります。

今回ご紹介するのは、昨年の暮れに依頼があり、この春に発刊となった図鑑への提供写真のことです。
図鑑の表紙と「絶滅のおそれのある日本の動物」という見開きのページに立山で撮ったライチョウの写真が採用されました。

クリックで拡大版が見えます。 左の写真がそのポプラ社刊の「理科の地図帳 D 動物」の表紙です。
「D 動物」は全5巻ある「理科の地図帳」の最終巻で、他に@環境、A大地、B気象、C植物 の各巻があります。

以下、「理科の地図帳D動物」の説明です。

小学校高学年から中学生向け
理科の地図帳 理科のテーマを地図で見る!学ぶ! 
監修 浜口哲一
全5巻のうち
理科の地図帳 D 動物
動物の生息分布、絶滅危惧種が地図でわかる!
A4変形判 47ページ オールカラー 図書館用特別堅牢製本
発行 潟|プラ社
定価 本体2,800円(税別)

*当記事のHP掲載にあたりましては編集者様の承諾を得ております。

2009.05.21 篆刻肖形印 景雲刻「魚雁」を雅印に入手

今回は篆刻印入手についての記載です。
プロフィールの項でも触れておりますが、多趣味である瑞鳥庵の住人の趣味の中に、数年前から「篆刻」が追加されておりました。

書画の落款・雅印の、あの小さな中に込められた美と匠の技、自由奔放で勢いのある篆刻印影の数々を観るに至って、篆刻の魅力に嵌ってしまった様でした。

九州・博多の博物館では『金印』のレプリカを買い、出張先(香港、中国、ベトナム等)では石の印材を買う始末。
篆刻の道具を少々と印章に使われる字体の辞書まで買って、いざ制作とまでは何時もの通り早かったのですが、刻んでは削り直し、刻んでは削り直しの、失敗の連続だった様でした。

HPの写真の落款に自作したかった様ですが、ちょいとすぐには上達しない。そこで住人の取った手は、Excelシートの行列のピクセル幅を合わせ、 升目描写で思い通りの印影を書き込み、最後に大幅な縮小をした上で、PC画像処理ソフトで背景の白地を透明にしてWeb用の篆刻印画像を作成するという手法でした。

これはなかなか上手くいったそうですが、・・・印影に趣が無い。勢いが無い。・・・やはり瑞鳥庵の住人は好まない。

篆刻印制作の引受けが例のヤフオクにも出ていたことを思い出し、早速検索してみることに。そして、偶々見付けたのが写真にある篆刻印でした。

「『瑞鳥庵HOMEPAGE』は釣りと野鳥写真の掲載が主体。「魚」と「鳥」。なんとピッタリの篆刻印が出品されているではないか!
もちろん即決で落札させていただいたのは言うまでもありません。」とは住人の言。
下の中央の写真が押印した印影。右はHP掲載写真への雅印としての使用例です。「どうです?良いでしょ?」と住人は自慢しております。

素晴らしい篆刻印の入手に喜び、『景雲刻』の景雲とはどなただろうかと、住人にいつもの詮索癖が沸き、調査したところ、日本書画院展の篆刻の部で特選を取られたことのある方では?と、出品者にお聞きして事実を確認することが出来たそうです。
そしてなんと、今回初めてのヤフオクへのご出品だったとのご報告。 非常にラッキーな住人でした。
篆刻印 印影 HP画像への使用例

2008.12.30 恩師の絵画

ホビーの項でも紹介しましたが、遠い昔の学生時代に名古屋で油絵を習ったことがあります。
当時は高級マンションだったM百貨店が経営する?マンションの一角にあった絵画サロンに2年ほど通いました。
先生は、二紀会の理事をされたことのある中野安次郎先生で、当時すでに齢70過ぎの温厚な方でした。
余談ですが、その絵画サロンに通って来ていた女高生が今の私の配偶者です。

最近、ヤフオク(正確には Yahoo!オークションですが)にはまり、長年ためてきたガラクタを出品整理し、 またガラクタを落札しては、家族皆の冷笑を貰っております。

そういった中で、先月、恩師(ご本人の前でそう言えるかどうかは分かりませんが、お亡くなりになられたそうなので、 厚かましくも恩師と呼ばせて頂きますが)中野先生の絵が出品されているのを見つけました。
中野安次郎画「ざくろ」 もちろん落札いたしました。
左の写真の絵ですが、題名は「ざくろ」。真贋のほどは、妻との結婚の際にいただいた色紙額の裏書と同じサインで、本物に間違いありませんでした。
暖かい先生の人柄がうかがえる絵を手にして、ガラクタを増やさないでと懇願する妻も大変喜んでいます。

生前は確か号十数万円していた画家と覚えていますが、物故画家の作品は値が下がると云われ、そのせいか、格安の値段で良い作品を手に入れることができました。

2008.11.29 野鳥誌への投稿記事

野鳥誌に瑞鳥庵の住人からの投稿記事が載りました!

日本野鳥の会の会員になってから既に16年が経ちます。
その間、ただ会誌「野鳥」からの野鳥の情報が欲しいだけの会員でしたが、
この度、珍鳥(実は「かご抜け」の移入種だった)を撮影することが出来たことから、
・・・と言うより、久々の珍騒動を会の皆様にお伝えしたくて、
下記の便りを野鳥誌の「野鳥通信」欄に投稿したところ、2008年の12月号に掲載されました。
・・・ので、しつこい様ですが、嬉しくて、HPにもアップロードすることにいたしました。
右下の写真をクリックして頂ければ記事の拡大版がご覧になれます。
(財)日本野鳥の会 発行「野鳥」誌 2008年12月号 表紙クリックで拡大版が見えます。
野鳥誌12月号の表紙と掲載記事  (転載につきましては(財)日本野鳥の会の指導・許可を受けております。)

2007.12.31 南部十四年式拳銃の飾り箱

物騒なものをとお思いでしょうが、モデルガンです。
ガキの頃、雑誌を見てそのフォルムに強く惹かれ、画用紙に何枚もこの拳銃を描いた思い出があります。

Yahooオークションで前期型と後期型の中古品を各1丁づつ手に入れ、ガラス蓋の付いた飾り箱を自作して収めました。
箱の左下にはGUN誌からコピーした実物の写真を、その上には実物に近い8発のダミーカートを飾りました。
デコレーションボックス どちらもHUDSON社製のSMCモデルです。
上が、東京砲兵工廠製の前期型です。
下が、名古屋造兵廠製の後期型で、トリガーガードの形状が丸からダルマ型に変更されたことと、マガジン脱落防止用のストッパーが グリップの内側に追加されたことが前期型との外見上の違いです。

機構的にはユニークな拳銃だったそうですが、口径8mmの低い殺傷力とあまり高くない命中率で、他国の軍用拳銃に比べ決して性能の良い拳銃ではなかったようです。 しかし、太平洋戦争後の南アジアの動乱ではゲリラに使用されていたとか。

2006.06.25 巣箱入口形状の考察(シジュウカラ編)

今年もまた、庭のイヌマキの木に掛けた巣箱にシジュウカラが営巣し、雛を孵しました。
昨年より1ヶ月も早く5月の中旬には雛が巣立ち、巣箱はもぬけの空となってしまいましたが、新たな発見がありました。
掛け始めてから5〜6年が経つ巣箱です。毎年早春に、コゲラよろしくコツコツと巣箱の入口を突いては巣穴の径を拡大する行為が見受けられ、そのうちスズメに占領されるのではと気掛かりでしたが、納得のいく形状に出来上がったようです。

巣箱の入口 巣箱の入口 左の写真が巣立ち後の入口の写真です。
右の写真に作製時に開けた直径30mmの穴を黄色で示していますが、穴の上部の大きさは変わっていません。
つまり、給餌のために一日に何十回と巣に出入りする際の脚の抜き方をスムースにするために穴の下側を拡張したのです。
巣箱の入口 早速、巣箱の入口の形状を測定してみましたが、穴の底辺の幅は約15mm。底辺から穴の中心までは約21mmで、シジュウカラが穴の下部に脚を掛けてそのまま出入りするには丁度良い寸法となっています。

左は、寸法取りしたものを図示したものです。
穴の表裏は大きめの角取りをした方が良いようですし、また、穴の下部には内側から外に向けて板の厚みの中でスロープを付けれれば万全です。

【参考】
一枚の板で作る巣箱の作り方をお教えします。
◇巣箱の作り方(板取)◇

2004.06.13 ヒヨドリの営巣

hiyodori01 庭の藤の花が咲き終わり、つるが延びてきた4月の中旬、ヒヨドリが、居間の目と鼻の先にある藤の木に何処からともなく小枝やビニールの紐を運び込んできて営巣を始めました。
いずれ営巣を放棄してしまうものと思っていましたが、巣は日に日に大きくなり、5月の連休明けには2つの卵を産み落としました。5月末には雛が孵り、その後一週間で4、5倍の大きさまでに育ちましたが、ちょうど住人が海外出張となり、約一週間留守にした間に、雛の姿は見えなくなりました。 余りにも早い巣立ちで、無事巣立ったのか、猫かカラスに捕食されたのか、後になっては知るすべもありません。

これは後から知ったことですが、「虎の威を借りる狐」の諺の様に、ある種の小鳥はカラスの襲撃を避けるために猛禽類の巣の近くに営巣するそうです。瑞鳥庵の近くには神社があって、大きな楠木にはカラスがたむろしています。多分、そのカラスの襲撃を住人の威を借りて避けるために藤の木に営巣し、住人の留守中にやられてしまったものと思います。可哀相なことをしてしまいました。
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上は、営巣した藤の木、下は、産卵から抱卵、雛の写真です。


2003.11.12 モスクワ・イズマイロバ蚤の市の想い出”工事中”

russia02 仕事で7回ほどモスクワを訪れました。帰国のフライトは休日の夜と、ほぼ日程が決められており、度々、フライト前の時間を使い郊外にあるイズマイロバの蚤の市を訪ねました。
最近は大分整備されてきたようですが、数年前までは広場に掘っ立て小屋が並ぶような粗末な蚤の市でした。
市に出されているものは、骨董品、毛皮、絵画、木製品、化石、みやげ物等々でしたが、
ばかには出来ません。骨董品には、粗悪なカメラや、模造品のイコン(本物なら即逮捕でしょう)、錆びた日用道具に混じって、値は張りますが、マイセンが偶に出てきます。
旧裕福層が放出したものでしょう。
毛皮は、東方の猟師がなめして間もない毛皮を売りに来ます。銀狐、北極狐、狼、テンの毛皮とその製品が並びます。そして興味があるのは、直径30cmを超えるアンモナイトの化石です。マンモスの牙(死滅動物ですので持ち帰りが可能です)も売っています。
木製品のマトリョーシカの隣で左の熊の置物(高さ17cm)を買いました。

この木彫りの熊さんは寄木ではありますが、精巧、且つ、ユーモラスで、製作者本人にネゴして即購入しました。確か、US$50でした。
キノコの生えたふさふさした下草のベッドに座り、桶からスプーンで蜂蜜をなめる老熟の熊さんです。素晴らしいでしょ?
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イズマイロバの蚤の市については、まだまだご紹介したいことがいっぱいあります。
暇をみて更新の予定ですのでご期待ください。


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