新潟冬季撮影行(2009.12.05)


朝日池(西岸からの眺め)

12月の上旬に、野鳥写真撮影愛好家の会「鳥観ING」メンバー4名で、新潟に久々の一泊での撮影行を挙行しました。
お目当ての一つは11月下旬からWebを賑わせている朝日池のハクガンです。
新潟には、大分前になりますが、冬の瓢湖に三度、夏の瓢湖に一度行き、そのついでに福島潟、佐潟を訪れた経験があります。
今回は、31羽に増えたハクガンを是非にと、朝日池の近くの鵜の浜温泉に一泊し、時間があれば佐潟、瓢湖にも足を延ばす計画でした。



【朝日池】

途中のレストランで昼食に、新潟の美味い大吟醸を頂き、午後2時頃に朝日池に到着すると、西岸の堰堤にはカメラマンの車の列。
機材をセットする前に、一人のカメラマンの方に聞いたところ、ハクガンは2日程前に秋田に移動したとか・・・・・!?#$%&、声も出ません。
6時間も掛けてワザワザ神奈川からやって来たのにィーーー。
ショウガナク、オオヒシクイやマガンの写真でガマンした撮影行でした。

ヒシクイ亜種オオヒシクイ

歌で有名な米山さんをバックに池から飛び立つオオヒシクイの群れ。

オオヒシクイ オオヒシクイ

オオヒシクイはヒシクイの一亜種で、もうひとつの亜種ヒシクイとは大きさと嘴の形で識別されるそうです。
新潟地方を含む日本海側にはオオヒシクイ、伊豆沼あたりのはヒシクイと云われています。(この説の保証は出来ません。)

マガン

飛翔するマガンです。朝日池ではオオヒシクイが圧倒的に多く、マガンは少数派です。
情報のあったサカツラガンやカリガネ、他にシジュウカラガンを探しましたが残念ながら見当たりませんでした。

コハクチョウ

コハクチョウです。周辺の田圃で採餌している十数羽の群れがいました。

マガモ

マガモの群れが一斉に飛び立つところです。佐潟もそうですが、マガモとコガモの個体数が非常に多い。

カワアイサの群れ

カワアイサの群れですが、何故かオスの方が多いのが不思議でした。

ダイサギ カンムリカイツブリ

(左) 撮影場所の近くの堤防にやって来たダイサギ (右) 冬羽のカンムリカイツブリ


【朝日池で観察した野鳥】

コガモ、マガモ、カルガモ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、オオバン、アオサギ、ダイサギ、コサギ、マガン、オオヒシクイ
コハクチョウ、カワウ、カワアイサ、ミコアイサ、トビ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメ



【佐潟】

早朝の朝日池で再びハクガンを探しましたがやはり居ないので、宿で朝食を食べた後、佐潟に向かいました。
佐潟では以前に、雪の降りしきる中を飛翔するタゲリの大群を観たことがあり、そのタゲリとミコアイサを期待しました。

ミコアイサ♀

朝日池と同様に、ここ佐潟にもミコアイサの群れが入っていましたが、換羽が終わったあの白いオス(パンダガモ)の姿は見えませんでした。

コガモ♂ カワアイサ♂

(左) 個体数の多いコガモ  (右) 3〜40羽の群れで見られるカワアイサ


【佐潟で観察した野鳥】

コガモ、マガモ、カルガモ、カワアイサ、ミコアイサ、オオバン、アオサギ、カワウ、スズメ



【瓢湖】

佐潟にも珍しい鳥が居なく、メンバーも少々鳥観に疲れ気味。
今回の運転手役のN君に少々威圧的に聞くと、「帰りは遅くなっても僕は大丈夫です。」との嬉しい回答。
早速、白鳥の湖、瓢湖に向け出発です。
昼過ぎに到着しましたが、数千羽の白鳥の大半は採餌に出勤中であるにも拘らず、初めてのメンバーは水鳥の多さにビックリ。
湖の奥側ではカモを狙うオオタカの姿が見られ、カモの群れの中にはアメリカヒドリとヒドリガモやヨシガモとヒドリガモの交雑体も観察できました。

オオハクチョウ

二羽の幼鳥を連れて近くの田圃に採餌に出掛けるオオハクチョウ

オオハクチョウ

飛翔するオオハクチョウ


【アメリカヒドリ 交雑体?】

アメリカヒドリ?♂

アメリカヒドリが数羽居るとの地元の人の紹介で群れなすカモ類の中を探しましたが見つかりませんでした。
帰り際に案内所の脇の溜まりに2羽のアメリカヒドリらしき個体を見つけ写真に収めましたが、どうも交雑体?のようです。


【アメリカヒドリ → アメリカヒドリ交雑体 → ヒドリガモ】

   

神奈川県大和市の公園で撮ったアメリカヒドリ♂

(最左)アメリカヒドリ(中央左)アメリカヒドリの特徴を残すゴマ塩顔(中央右)ヒドリガモにしてはミドリの部分が広過ぎ?(最右)普通のヒドリガモ



【ヨシガモ 交雑体?】

ヨシガモ?♂

多くのヒドリガモに混じってヨシガモが一羽いました。よく見ると少し変です。
ヨシガモの特徴である長い三列風切羽が少し短く、胸の色がヒドリガモに似て赤味を帯びています。
きっと、ヨシガモとヒドリガモの交雑体と思われます。


【その他のカモ類】 ハシビロガモ♂/ホシハジロ♂

オナガガモやヒドリガモに次いで個体数の多いハシビロガモ♂ お多福顔のホシハジロ♂


【瓢湖で観察した野鳥】

ヒドリガモ、アメリカヒドリ交雑体、キンクロハジロ、オナガガモ、コガモ、マガモ、ヨシガモ交雑体、カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、オオバン
オオハクチョウ、アオサギ、コサギ、トビ、オオタカ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、スズメ


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