いじめ駆け込み寺 幸福に生きるには?
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●お金の持つマイナスパワー

日本が世界でも有数の自殺大国であることをご存じでしょうか?
02年8月24日から29日にかけて横浜市で開かれた
第12回世界精神医学会(WPA)の推計によると、世界で日本が自殺率1位でした。
この年の年間自殺者数は、なんと3万4427人! 

戦争放棄を謳った平和な国で、戦争の犠牲者並みの数字ですよ。 
その後も、自殺者数は毎年3万人以上をキープしている異常さです。

遺書から動機や原因を分析したところ、「健康問題」が統計のある78年から連続してトップ。
次いで2番目に多かったのが「経済・生活問題」で、
内訳は多い順に「負債」「事業不振」「生活苦」「失業」「就職失敗」「倒産」でした。
これを見て、とても不思議に思ったんですね。

日本は世界有数の経済大国なのに、なんでお金の問題で死ななきゃならんのでしょうか?
日本より貧乏な国なんて、ごろごろしているハズです。


例えば、アメリカ原住民族のインディアン。
彼らは、白人に侵略されるまで、お金などとは無縁の生活を送っていました。
もちろん、暮らしは原始的なモノで、電気、ガス、水道一切ありません。
でも、彼らはお金や生活苦の問題で自殺したりはしませんでした。
それどころか、自殺なんてモノ事態がほとんどなかったようですね。
 
なぜでしょうか?
なぜ、豊かな暮らしをしている日本人が、お金の問題でこれほど心を病み、
原始的な生活を送っていたインディアンが自殺とは無縁だったのでしょうか?
 
日本社会で言うと、お金を持っていない奴は負け犬だからです。
お金を持っていない、稼げない奴は生きている資格がないような風潮があるからです。
インディアンはそんなお金の呪いにかかっていませんでした。

お金には人を不幸にするマイナスパワーがあります。
お金をいっぱい稼げれば幸福になれるような気がしますが、実はまったく逆です。

同期で入社した友達が、自分より出世して給料が高くなったりすると、
腹が立つでしょう?
なんで、アイツの方が俺より金もらえるんだよ! 
不公平じゃねえか、ふざけんな! って。
この感情が不幸の始まりですね。

もう十分な給料をもらって、衣食住が満ち足り、かわいい子供や奥さんまでいるのに、
他人よりお金が無い自分を惨めに思ってしまう、金を稼いでいる奴を妬ましく思ってしまう。
お金を稼いだら稼いだで、もっとお金が欲しくなって際限がなくなり、
蹴落とした人間やお金のない人間から恨みを買いまくります。

別にお金がなくても、それで生きている価値がないわけじゃありません。
それどころか、お金がなくても幸せに暮らしている人はいっぱいます。
東京・上野公園に小屋掛けするホームレスにも幸福な人はいます。
インドネシアなどの発展途上国の子供たちだって、毎日笑いながら過ごしています。
インディアンだって、幸福に生きていました。インディアン嘘つきません。
 
価値観をマネーに置く文明は、人間の心を病ませるのです。

勝ち組負け組なんて煽るマスコミに踊らされちゃいけません。
お金なんてなくても、まあ、いいや、くらいの鷹揚な気持ちで生きた方が、確実に楽になれます。


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