いじめ研究室 幸福に生きるには?
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●自分らしく生きる?

週間文春という雑誌で、結婚相手に求める条件はなにか?
という特集をやっていました。
男女200人にアンケートを求めたところ、
「性格・価値観の一致」と答えた人がダントツでトップでした。

やっぱり、性格や価値観が合わないと、
ずっと長く結婚生活を維持していくことはできないようです。


ある20代の女性は海外旅行が好きなのに、旦那さんが飛行機が苦手だそうです。

旦那さんが飛行機に乗る前から顔が真っ青になってしまうため、
機内では会話が楽しめず、出発の段階から気分が萎えてしまって嫌だと漏らしていました。

またある女性は、海老や蟹料理が好きなのに、
旦那さんが魚介類が苦手なので、自分の好きな料理が楽しめないそうです。
 
誰でも「自分らしく生きたい」「自分の思いのままに生きたい」と思っています。
私もそうですね。
お嫁さんにするなら、パソコンやゲームに理解があって、
できるならそういった話題で盛り上がれる娘がいい、なんて思っています(笑)。
ギャルゲーやっていても、白い目で見られなかったら最高ですかね。
まあ、そんな都合のイイ相手は、なかなかいませんけど(汗)。
さて、ここが問題です。

自分らしく生きるということは、大切だと思いますが、
この思い
が強すぎると、様々な軋轢を生むようになります。

個人主義を通り越して、自己の快楽のみのを追求する利己主義(ミーイズム)になってしまうからです。

個人主義とは、「私は自分の価値観を大切にする、
だから、あなたの価値観も尊重する」という思想です。


私は海外旅行が大好き!
でも旦那さんは飛行機に乗れなくて海外旅行が苦手……
という場合なら、旦那さんの価値観を尊重して、無理に旅行に連れていかないのが、正しい個人主義の在り方です。
ところが、

「私に合わせて旅行に付き合いなさい!
飛行機が苦手? ふざけんじゃないわよ! 私を愛してるなら気合いで克服なさい」

と、自分の価値観を押しつけるようになると利己主義(ミーイズム)になります。
利己主義は本人にとっては楽しいでしょうが、付き合わされる側にとってはたまったものではありません。

当たり前のことですが、人間は好きでもないこと、嫌なこと、苦痛を感じることを
無理矢理やらされると大変な屈辱と反発を感じるのです。 
そうすると、確実に相手のことが嫌いになります。


奥さんにこんなことを言われた旦那さんは、きっと心の中でこう思っているハズです。

「俺は昔から乗り物に弱くて、飛行機になんて乗ると100%酔うんだけどな……
俺のことを愛してくれてるなら、どうしてコイツは俺のことを気遣ってくれないんだろう? 
ああ、こんな海外旅行好きの女となんて、結婚しなければよかった」
 
こんなすれ違いを繰り返していると、早々と離婚ということになりかねません。
どんなに性格や価値観が合う相手をパートナーとして捜そうとしても、
現実にはそんな都合のイイ相手はまずいません。

恋人として付き合っている間は、自分にピッタリの人だと思ったに、現実に一緒に暮らしてみたら、
価値観の合わない部分がたくさんあることに気づいて幻滅した、なんて話はゴロゴロしています。
生まれも育ちも性別も違う者同士なのですから、価値観にズレがあるのはあたりまえです。
血の繋がった親兄弟姉妹でさえ、価値観は違います。
 
うまくやる方法はただ1つ!
自分の価値観を相手に押しつけないこと!


これしかありません。
どうして、私のことをわかってくれないの? と相手を攻める前に、
自分が相手のことを理解するように努めてみるのです。
  
なかなか口で言うほど簡単じゃないのですけどね(汗)。
誰もが自分が正しいと思っていますから、譲歩や妥協をすれば確実にストレスが溜まります。
くそおぉお! 何で私が反省しなくちゃいけなんだ!?
と時には、地団駄を踏むこともあるでしょう。
でも、相手を気遣うことをしなければ、相手からも気遣いを返してもらえません。

人間には返報性の法則というのがあります。
恨みに対しては仕返しを、恩や親切に対しては同じように親切と協力を返してくれるのです。


自分の価値観ばかりを押しつけて相手の恨みを買うと、後で手痛いしっぺ返しを受けることになるでしょう。


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