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●先進国と後進国の差 現代日本では癒しとかストレス解消とかいったものがブームですよね。 ストレス社会と言われ、社会はストレスだらけです。 やりたくもない仕事を続けるために、嫌な上司にぺこぺこしたり、働かない部下の尻ぬぐいをさせられたり…… テレビをつければ、連日、殺人事件や強盗、政治家の汚職といった悪いニュースが、ひっきりなしに報道されています。 そういうのを見るたびに、なんだか世の中暗いなぁ、と嫌な気分になりますよね。 実はおもしろい事実があります。 ノイローゼや鬱病になっている人が多いのは、お金のある先進国の人々で、 後進国にはそういった心の病はあまり見られないのです。 これはなぜなのか? その理由を示す、おもしろいエピソードがあります。 後進国であるマダカスカル島のNGOのリーダーは、日本の有志からの金銭援助を断りました。 なぜそんなことをしたのか? 多くの人にとっては不可解な行動だと思います。 お金があれば、飢えた島民にも食料が買えるし、薬や生活物資も行き届きますからね。 でも、実は彼は、お金の持つマイナスの要素を知っていたのです。 貧乏だった時は、みんなが仲良く力を合わせて幸せな島だったのに、フランス領だった時、 フランスからの統治で市場が立ち、島民が雇われ、お金が流れ込んでくると、 島民はお金を中心に争い始め、不幸になったのを見ていたのです。 NGOリーダーは金銭援助の代わりに、もっと多くの作物が採れるように日本に農業技術の指導を求めました。 文明は人を豊かにするけれど、必ずしも幸せにはしないということですね。 『バカになれば幸せになれる』の目次へ戻る トップへ戻る▲ページの先頭へ |
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