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●口論に勝つデメリット 昔、私が自衛隊にいた頃、こういうことがありました。 どういう事情だったか、詳しいことは忘れたのですが、同じ職場の上官に 「あなたのやり方は間違っていると、みんな言っていますよ」 と、報告したんですね。すると、 「みんなってのは、誰のことだ? 全員の名前をあげてみろ」 と言われたので、私を含めて三人の名前を挙げました。そうすると、 「三人程度で、みんなか? それは一部の意見というのだ。口の利き方に気を付けろ」 とガツンと言われました。 まあ、ある意味正論だと思ったのですが、まったく反省しようとしない態度に納得できず、 それ以後、その上官のことがますます嫌いになりました。 口論で相手をやりこめると、その場は気持ちいいでしょうが、決して得にはなりません。 相手を完全に言い負かすと、相手はその場で負けを認めたとしても内心は不快ですから、 以後は敵としてあなたの足を引っ張るようになります。 つまり、口論に勝っても、あなたの意志は通らないのです。 それどころか、敵を作ることになりますので、負けるより損である場合が多いのです。 負けるが勝ちという諺があります。 時には相手に勝ちを譲り、しいて争わないことが、結局は勝利をもたらすということです。 私の運営しているもう1つのサイトでは掲示板に、サイト内容を批判する書き込みをされることがたびたびあります。 最初のうちは、頭に来て反論をしていたのですが、そんなことをしても掲示板が荒れるだけ、 人の信用を失うだけであることに気づきました。 「もう二度とこねーよ!」 と捨て台詞を吐かれて、常連に去られたときは、さすがに堪えましたね(汗)。 訪問者の方と口論して良かったことなど一つもありませんでした。 それ以後は、例え相手に非があると感じた場合でも、必ず不快な気分にしたことを詫び、そ の上で、譲歩できない点は譲歩できないと主張するようにしています。 最初に、こちらの非を詫びて負けてしまえば、相手の恨みを買うことはありません。 ちっぽなプライドを守ることに固執するより、こちらの方がよほど快適な人間関係を築くことができます。 頭の良い人は、頭が良い故に口論で相手に勝ちやすいです。 しかし、それでは人の恨みを買いますので、 勝負に勝って人生に負けるということになってしまいます。 『バカになれば幸せになれる』の目次へ戻る トップへ戻る▲ページの先頭へ |
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