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●あだ名によるいじめ いじめは、いじめる側の気持ちの問題ではなく、いじめられる側の気持ちの問題です。 いじめられている側が、屈辱や苦痛、不快感を感じていれば、加害者の意図はどうあれ、それはいじめになります。 この事実に気づいていない人は、実に多く、いじめ被害者がいじめをやめてくれと訴えても、 いじめているつもりはない、と主張されるケースがあります。 例えば、「変なあだ名・嫌なあだ名を付ける」といういじめがあります。 この場合、いじめている側はあだ名で呼ぶことを、 いじめだとは認識していないケースが非常に多いです。 例えば、「バイ菌」や「うじ虫」、「デブ」などであれば意図的にいじめていることが、 本人達にも周りの人たちにも分かると思います。 しかし、あだ名というのは、親愛の情のつもりで、半ばおもしろがって付けられることが一般的です。 ちょっとした態度や容姿が似ているからと、アニメや漫画のキャラクターの名前で呼ばれたり、 動物に似ているかと「猿」「ゴリラ」などと呼ばれたりします。 この場合、そのあだ名を不快に感じるかどうかは人それぞれです。 「猿」というあだ名を、頭が悪いとバカにされていると感じる人もいれば、豊臣秀吉みたいで、カッコイイと感じる人もいるでしょう。 そのため、他人からはいじめかどうかが分かりにくいのです。 気の弱い人は、例え、不快に感じていても、人間関係を悪くすることを恐れて、「やめて」と言うことができず、 屈辱的な日々を送ることが多いです。 これは一見幼稚ないじめに思えますが、学校だけでなく、職場でも例外無くおきます。 私の職場にも鈴木という名前から「ベル」と呼ばれていた男性がいましたが、 本人は、これを嫌っていました。 ●具体例 2006年の秋田連続児童殺害事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われた鈴香被告は 法廷で学校でのいじめ体験を語りました。 「気持ち悪がられた。『心霊写真』というあだ名で、一部の人から言われた」 このいじめ体験のトラウマが後の犯罪の遠因になったと話しています。 『いじめの内容』の目次へ戻る トップへ戻る▲ページの先頭へ |
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