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暴力・暴行

殴ったり蹴ったりするような暴力によるいじめは、いじめが相当エスカレートした段階で発生します。

一般的に暴力を振るうということは、相手を自分よりかなり低く見ていないと、できることではありません。
相手は、いじめられても当然の劣った人間なのだという認識を、確信する段階まで行かないと、殴ることは不可能です。
いじめの初期段階では、悪口、それを過ぎれば、理不尽な要求や恐喝、そして軽い暴力に入り、
徐々にエスカレートしていきます。

暴力によるいじめは発見しやすく、加害者・被害者の特定が比較的容易です。
怪我をしているのを見れば、他人から暴力を振るわれた可能性に、親や周りの人も気づきます。
そのため、第三者の介入により解決される割合も高いというのが特徴です。

ただ、狡猾ないじめっ子は、バレないように、腹や背中といった服で隠れて見えない部分を痛めつけることが多く、
いじめられっ子は、転んで怪我をしたなどと、嘘を付いてしまうケースも多いです。

「喧嘩慣れしている奴、いじめ慣れしている奴は、顔は狙わない」

ということを学生時代に聞きました。
また、暴力によるいじめは、心理的ダメージも大きいのが特徴です。
近年の研究によって、暴力の行使は、被害者にPTSD等の心理的ダメージを、
後々まで残すことが多いことが世界的に知られるようになりました。

体罰の禁止など、教育の場から暴力が追放されたのは、子供に与える心理的悪影響が強いからです。


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