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●なぜ人は協力できないのか? 最近、週刊誌や、ネット上の情報は、政治家や彼らが作り出す新法を、 売国奴、亡国の奔流などと、かなり厳しく批判しています(2006年現在)。 2006年6月1日、駐車違反の取り締まりが強化されましたが、この道路交通法改正も穴の目立つ改革で、 賛成論より反対論の方が目立ちました。 今回の改正では、駐車違反の取り締まりが民間委託ができるようになった他、 「逃げ得」をなくすため、車の所有者に放置違反金の納付を命じることができるようになりました。 「ちょっとの間だけ」でも違法駐車になるのです。 例えば、宅急便とかって、今や物流の要ですよね。 それがわずかな時間、停車するのも許さないと、どうなるでしょうか? 車に助手を乗せたり、コインパーキングを利用するコストは、 いずれ料金値上げという形で、私たちにはねかえってくでしょう。 また、駐車場のないコンビニや商店などは売り上げにも響きます。 店も苦しい財源の中から、駐車場の確保を余儀なくされるでしょう。 しかも、駐車場の需要、およそ1000万台に対し、供給できるのは500万台と半分以下と言われています。 駐車場がいっぱいで、駐車できない場合は、駐車場待ちの列ができ、かえって渋滞が発生するのでないでしょうか? また、郵便局の車はこの法律に該当しないとうことから、 お役人特有のなあなあ主義が指摘されています。 まさに、亡国の悪法! 国は民をさんざんに苦しめた後に滅びようとしているのだ! と、疑いたくなる気持ちもわかります。 でも、ちょっと待ってください。政治家はみんな 「日本をメチャクチャにして、自分だけイイ思いをしてやろう、フハハハ!」と、 画に出てくる悪の幹部のようなことを考えているのでしょうか? それは、いくらなんでもありえないでしょう。 政治家は、この国をちょっとでも良くしたいと知恵を絞っているはずです。 だって、祖国を滅びに向かわせてもメリットがありませんし、 職事件で逮捕でもされたら後世に悪名を残すだけですからね。 どちらかというと、すばらしい業績を残して名君と、子々孫々まで慕われたいハズです。 今回の道路交通法の改正も「駐車違反を無くして交通事故を減らそう、道路を安全にしよう! 」という善意からのことだと思います。 しかし、その無垢な善意には経済活動への配慮が欠けていたため、各方面から非難の矢が浴びせられているのでしょう。 もちろん非難する側にも、この国を少しでも良くしたい、 1人でも多くの人が笑って暮らせるようにしたいとの真摯な気持ちが見て取れます。 しかし、困ったことに役人は自分たちの間違いを容易に認めようとはしないので、 経済がかなりの打撃を受けてから、ようやく重い腰をあげることになる気がします。 ちょうど、ゆとり教育と同じですね。 政治家も、それを批判する国民も、誰もがより良い国を作ろうとしているのに、 お互い変なプライドや、利害、不信感から素直に協力し合うことなく、内輪もめをしているのです。 知性というのは、私の意見(欲望)と合うかどうかではない。 本当に重要なことであれば、きちんと重点をおいて、 例え退屈なテーマでも真面目に取り上げ、しかるべき少なくとも筋が通る、 意味明瞭な施策を主張するかどうかだ。 (オーウェル「気の向くままに」) もっと、お互いを信頼し、円滑な協力関係を築けるようになると、 この国は不死鳥の如く復活するような気がするのですけどね(汗)。 『管理人コラム』の目次へ戻る トップへ戻る▲ページの先頭へ |
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