いじめ研究室 ネット上の人間関係
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●掲示板で喧嘩が起こる理由

「アラーの神なんて、嘘っぱちです。今日から、あなたは聖書を読んで、イエスを信じなさい」 
とキリスト教徒が、熱心なイスラム教徒に対して言ったら、どうなるでしょう?
「ふざんけじゃねぇ!」
と喧嘩になって、小規模な宗教戦争が勃発です。  
ネット上の掲示板で喧嘩が起こるのは、たいがいコレが原因ですね。

自分の色で相手を染めようとする。
 
こうすると、ほぼ100%険悪な口論になります。
世の中、いろいろ嫌なことがありますが、その中でもかなり上級に入るのが、
自分の考えを否定されること、否定された上に相手の意見を受け容れることです。
これは屈辱であり、たいがいの人間にとっては許し難いことです。
なぜでしょうか?
 
それは、人間は誰しも自分の考えが正しいと思っているからです。 

自分は正しくて間違っているのは相手。
いや、これは別に悪いことではなくて、ふつうのことです。
それを自覚し、自分の考えに固執せず、柔軟に対応できれば問題はまず起きません。
ただ、世の中には、あまりにも頑迷に自分の正当性を信じている人がいます。
間違った考えをしている者を、正しい考え(自分の考え)に是正しなければならないと思っている方ですね。

なにを隠そう、昔の私もそうでした(汗)。

ネットを通して、多くの人と交流を持つようになって初めて自覚したのですが、
世の中には本当に多種多様な価値観があります。

自分の考えと正反対の考えを持っている人など、ゴロゴロいます。

で、こういう考えを持った人に出会うと、なるほどそうか参考になるなぁ、とはまず思いませんでした。
この野郎ふざけんじゃねー! 怒り心頭になっていました(汗)。
それで、「あなたの考えは間違えです。今すぐ、改めなさい」という書き込みをして、ひんしゅくを買い掲示板が荒れました(汗)。
異質な考えを受け入れる心の広さがなかったのです。

こういう了見の狭い考えをしていると、いろんな人と衝突してトラブルを巻き起こすことになります。
昔のキリスト教も、頑迷に自分の正当性を信じている人間の集団だったので、
大陸レベルで魔女狩りや異端審問を大々的にやって、大ひんしゅくを買いました。
 
私はキリスト教を信じている。あなたはイスラム教を信じている。
それはそれで良いことである。お互いがんばっていきましょう。
と、すれば争いは起きません。
でも、キリストを信じないなんて、お前らは異端者だ、魔女だ、悪魔だ殺せー! 
とするから不毛な争いが起きちゃんですね。

自分の考えを相手に押しつけない。相手の考えも尊重する。

こうすれば喧嘩や争いは回避できます。
口で言うほど簡単なことじゃありませんけどね(汗)。


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