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バカになりきれる人はどんな壁も突破する
突然ですが、私は戦国大名の織田信長が好きです。 信長は子供のころ、とても大名の息子とは思えないアホな格好をして城下をうろつき、悪ガキたちと、 とんでもない悪さをして遊び回っていたそうです。 バカにしか見えないので家臣たちからも見放され、「尾張のうつけ(バカ者)」と呼ばれていました。 そんな信長が天下を取るところまでいくから、おもしろいんですね。 信長の漫画とかゲームとかやると、いつもはまります。 「バカになりきれると成功する!」 この本に書いてあることをまとめると、まさにこの一言です。 んなアホなぁ! と思わずツッコミを入れたくなるかもしれませんが、 実はこれ、かなり真実を突いた言葉なのではないかと思います。 信長は決して秀才人間ではありませんでした。 むしろ、彼の弟の方が品行方正で勉学もできて、家臣達からは優秀だと思われていたようです。 なにしろ信長は常識やそれまでの風習を信じず、やりたい放題やっていましたからね(汗)。 また、天下統一なんて大偉業を行おうなどと考える大名は、当時は信長くらいしかいなかったそうです。 他の大名は自分の領地の安定が第一で、すべての大名家を従えようなどとは思いませんでした。 それを尾張の小大名が言い出したのだから、当初は周りの人間から、さぞやバカだと思われたでしょう。 「そんなことができるか!」 「世の中、そんなに甘くないよ」 「夢みたいなこと言っているな。現実を見ろ」 なにか大きなことをしようとすると、必ず他人から言われるセリフですね。 信長がこれらのセリフを真に受けて、 「そうだなボクには無理だから、斎藤家にでも従属して細々生き残った方が利口だ」 と思っていたら、織田信長の名前は後世には残らなかったでしょう。 他人の忠告や批判を無視して突っ走ることは、 目先の損得計算をしてしまう利口人間にはまずできません。 リスクや批判なんか平気で無視するバカだからこそできるのです。 天才とバカは紙一重とはまさにその通りだと思います。 バカになるメリットは、これだけではありません。 自分を利口に見せようなどという見栄を張るのをやめると、人から好かれるようになります。 利口人間は、自分が利口であることを示すために他人を見下します。 だから、嫌われちゃうんですね(汗)。 「お前らはバカだ、俺は優秀だ。だから俺の言うことに従え」 なんて思っている人間と付き合うのなんて、まっぴらごめんですよね。 職場の上司がこういう臭いをぷんぷん発散させていると、部下は一気にやる気がなくなります。 やってられるか、そんなに頭が良いなら、お前一人で勝手にやってろ! という気分になってしまいます。 誰だって人を見下すのは気持ちいいですが、人から見下されるのは大嫌いです。 大物になりたかったら、利口人間ではなくバカ人間を目指した方が実は近道のようです。 ただし、何の役にも立たない真性バカになれという意味ではありませんので、 そこのところは、くれぐれも誤解無きよう(汗)。 『バカになりきれる人はどんな壁も突破する』のご注文はこちら >>> 『書籍レビュー』の目次へ戻るトップへ戻る |
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