いじめ研究室 いじめ事件考察
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いじめ撲滅宣言?

ある教育委員会が小中学校でいじめの根絶意識を高めようと「いじめ撲滅宣言」を作成し、
生徒に朝礼で唱和させる運動を始めたました。
いじめ撲滅宣言は
「いじめを絶対に許しません」
「いじめを見て見ぬふりをしません」などの5項目。
小学校は「ともだちをたいせつにします」などの3項目だそうです。

私としては、このような建前のお題目の合唱に果たして効果があるのか、はなはだ疑問です。

当たり前ですが、人間には本音と建前というのがあります。
いくら、いじめは絶対にいけませんと教えたところで、他人をいじめてしまうのが人間です。
それは大人も子供も変わりません。

この程度の対策で、本気でいじめという人間の業を押さえ込むことができると思っているなら、
滑稽としか言いようがありません。

教育委員会の活動は、いじめの本質を理解していないか、
自分たちは一生懸命いじめ問題に取り組んでいるというポーズに過ぎないと思います。

いじめは絶対に許しません、と教えたところで、いざ、いじめが起きれば巻き込まれるのを恐れて、
傍観者になる子供が現れるのは必定でしょう。

大切なのは、このような建前のお題目を言わせることではなく、
いじめが起きたら、被害者を周囲の大人が率先して守ることだと思います。
そうしてこそ、被害者の自尊心は保たれ、子供たちもいじめはいけないことなのだと考えるようになるでしょう。

怖いのは、合唱させているからいじめは起きないはず、起きても対策は採っていたと怠惰な姿勢を教育者が取ることです。
人間には本音と建前があります。

奇麗事じゃ、人は救えないということを理解して欲しいと思います。

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