Razor-edge カサメリ沢 '09.06.


三銃爺

ガッカリ島ポンニチ人クライミングチームのカイチョより「週末日本に出張するんだけど外岩行きませんか」とのお誘いあり。
え〜外岩ですかぁ、もう1年以上行ってないんすけど。
インドアクライマーとしてのプライドが許さないし〜。天気も悪そうだし〜。
ってなことでかな〜り及び腰であったのだが、直前になって何となく山方面は天気もよさそうだし、海方面はうねりもなさそうだし、ここんとこジムも煮詰まってて気分転換したいかも、ってなことで出撃決定。

今回のターゲットはカサメリ沢。
瑞垣山の近くで、うんぬんは知ってる人は説明しないでもわかるし、知らない人は説明しても無駄なので省略。
ワシもよくわかんね〜し。
ま、山梨と長野の県境あたりっすよ。

今回のメンバーはベテランクライマーのカイチョにサダさんにお荷物のワシの3名。
金曜夜から甲府のそばの温泉ホテルに逗留。
2食付だってのに晩飯8時までなんでもう片づけちゃいましたからおくのラーメンコーナーでラーメンとおにぎり食べてくださいと。
ホテル内のスナックから漏れ聞こえてくる調子っぱずれのカラオケ&コンパニオンの嬌声を肴に夕食。焼きおにぎりは「チ〜ン」という音と共に供されました。ま、こんなもんだろ。


翌朝朝食後、元芸者さんであったと勝手にワシが想像する接客係の君江嬢(推定75歳)に見送られ出撃。
あら〜、よく晴れてるわ〜。
カサメリ沢は20年前ほどにパンプのメンバーによって開拓されたらしいんだけど、当時はダートでアプローチがかなり厳しかったとか。
ところがその御天皇陛下の植樹があったとかで、道も綺麗に整備され綺麗な芝生のキャンプサイトやらトイレに売店までバッチリ設備が整ったとか。まさに天皇陛下バンザイです。
駐車場からはトラッドのメッカ、瑞垣山の岩峰も霞んで見えますな。


駐車場から更にちょっとダートを走ってクルマをとめて、早速岩場に。
クルマ停めたところからモノの5分で岩場に到着。
サダさんはここんとこここに通い詰めてるらしく、目をつぶっても岩場に着ける感じで頼もしい。
トポ見ながら、これがこのルート?なんてやってるのは効率悪いですから。


5.8あたりから始めたかったのだが岩が湿って状態も良くないため、最初は「たぬき(10a)」から。
カイチョがさすがのマスターオンサイトして、続いてワシ。
う〜、外岩久しぶりで怖い〜。
なんでテープ張ってないんだ〜。
だいたいスメアリングなんてジムじゃ多用しないから足の置き方わかりましぇ〜ん。
ズルッと滑ること数回。
それでもなんとか一撃はできましたが。

ZZ@たぬき

とりあえず一撃できたものの、降りてみれば右スネがなぜだか出血。
なんでかなぁ〜、まぁこれくらいはよくあることなんで問題ございませんが。

続いて「ミルクミルク(10c)」これはカサメリ沢で最初に設定された課題らしい。
ワシの古いトポには10aってことなんすけど、飛び級したらしく。
カイチョは難なくこれまたマスターOS。
イキナリ横向きのクラックをトラバースから始まって、クリップポイントは高さ4
メートルくらい?クラックもちょっと外傾気味でこえ〜。
なんとかクリップはできたもんの、ガチガチに力入っちゃってテンションで〜す。
その後は気を取り直してリラックスに努め何とかワンテンで終了。


ミルクミルク:クリップまで1メートル、うひゃおっかねぇ。

続いてこのエリアのちょっと奥にある、カサメリ10台の看板ルートという「レザーエッジ(10c/d)」。
ワシ的にはこれできたら上等だな。
ご覧のとおり恐竜の背中というか、カミソリの歯というか、カッチョいいルート。
なぜかとりあえずワシがマスターで登ることになる。
OSなんてことはハナから諦め、1本目はムーブ探ることにすりゃいいでしょ、と気軽にいけたのがよかったのかワンテンでなんとかトップアウト。なんかイケそうかも
〜。


カイチョ@じゃがバター

ちょうど昼時だったんでワシは昼飯食いがてら大休止。
その間カイチョはミルクミルクの隣の「じゃがバター(10d)」にトライ。
さすがスラバー、出だし苦戦したものの一旦降りてムーブを組み立て直し見事にRP。
ちなみにこの岩場、さすがパンプの開拓だけあってグレード辛いからい。さっきのミルクミルク同様、この「じゃがバター」もワシの持ってる「100岩場」では10bなのに、こないだの改訂版では10dに飛び越し昇格。
きっとグレード信じて涙を飲んだ人は多いに違いない。
なんせパンプ総帥の内藤さん曰く、「ジム育ちには難しい岩場」ってんだから。パン2グレード以上に厳しいっす。


ちなみに天気いいっす。おまけに標高高いから涼しいし。
でもって木陰なんで動いてないと寒いくらい。
サダさんによれば、今年サイコーのコンディションなんじゃないかと。
あ〜来てよかったぁ。

1時間ほど休んだところでレザーエッジに再チャレンジ。
さっきテンション入っちゃったところも、しっかり足上げてこなし、え〜と肩の力抜いて重心下げてぶら下がってぇ、しっかり呼吸してぇ、休むところはしっかりレストしてぇ、ってことでなんとか2撃でRPできましたっ!
わ〜い、もういいや帰りましょ。

zz@レザーズエッジ:セカンドトライ中

ここんところ毎週のようにここにきているサダさんは、今回どっちかっつうとガイド役を買ってくれるわ、グレード落としてヌンチャク回収してくれるわで申し訳ないっす。
そんな中で一発本気トライは「たらこ(11d)」で気合いのレッド・ポイント(ひょっとしてOSか一撃ですか?)。
おめでとうございま〜す。

サダさん@トラバント

もうワシは観戦モードに徹します、ってわけにもいかずサダさんが「トラバント(5.9)」をおやんなさいと。
ちょっと緩めのスラブで、スラバーのカイチョは快適そうにOS。
スラブがチョー苦手なワシは怖くて怖くて、これっていぢめですかぁって感じ。
それでもキャーキャー言いながらなんとか一撃。

カイチョ@ゾウリムシ

カイチョは例によってスイッチ入っちゃったらしく、「ゾウリムシ(11a)」にトライ。
1ピン目が遠くて、出だしでかいクラックをレイバックしながら体をクラックにねじこんでクリップ。そのままオンサイトか、と思われたものの乗っこしのところでテンション入っちゃいました〜残念。
ワシも触ってみて、出だしはなんとかなったもんののっこしから先は張っちゃって、完全にパンプでギブアップで〜す。
カイチョも最後の核心を攻めきらず撤退。

もう力は残ってないだろうに、スイッチ入っちゃったカイチョは「10.b(10.b)」にトライ。
あ〜それはヤバいんでわないでしょうか。
というのも事前にSINO師匠にカサメリ行くよって連絡していたんだけど「辛いぞ〜、あそこはヤメトケ」ってな前情報をいただき、なおかつ先週サダさんのツレのイトーさんがトライして、あまりのランナウトの遠さ恐さにトラウマを背負ってしまったという、12なんじゃねぇのっつうルートらしい。
もう外岩としては記録的な本数登ってるんだからヤメときゃいいのに、変なスイッチ入っちゃったらしいです>カイチョ。
でもやっぱり、核心で身動きとれなくなってギブアップ。
連続4回やってるっつうサダさんも、やっぱし怖いよってことでカムを使って確保してからムーブを解決。
カイチョはシツコク最後にトップロープでなんとかこなして終了っす。


気がつけば既に6時を回ってしまい、日も傾きかけたところでカサメリ沢とサヨウナラっす。
帰りはスーパー銭湯ばりの益富の湯で汗を流してトーキョーに向かいましたっ。

あ〜よく遊んだわぁ。
今回ガイドまがいにお付き合いいただいたサダさんありがとうございました。
カイチョ、また「出張」の際には遊んでくださいまし。
いや〜、外岩っていいですねぇ。
来年も来なくちゃ(^^;;。

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