Vol.6 : J-Rock Krabi 合宿2007
しょにょニ


Schilingel Moritz(6b)


やられたぁ〜、って感じでかなり疲労感漂うJ-Rockチーム。
ずいぶん粘ったつもりだけど、まだ11時ですよ。
まぁマルチピッチ初心者としては、3ピッチ登れただけでもよかったかなってことで、昼飯も(ぁ、朝飯か)食ったし、そのままトンサイビーチの奥に移動。

午後は日が差してくるから午前中のような賑わいはなく、静かなビーチではクライマーの彼女と思しきネーチャンが日焼けしてたりする。



まずは前回混んでて登れなかった Dum's Kitchen エリアの Schilingel Moritz(6b)をばやっつけて気を取り直そうとの魂胆。ここは二つ星の人気ルートです。
ところがヘロヘロ感はやはり継続。
ワシはあっという間にテンション入っちゃうし、N皮君もテンション。カイチョがやっとのことでレッドポイントしたけれど「こりゃ6bじゃねぇ〜」と全員で負け惜しみ。
ワシはこの段階でリタイア宣言でございます。情けねぇ〜。

しかして実はN皮君はこんな6bごときが目的ではなく、前回カイチョが2トライで落とした Som Tam(7a、一つ星)が真の標的。カイチョ曰く、ムーブがわかっちゃえばお得な7aだそうなのだ。

じゃとりあえず自分がヌンチャクかけますよ、と優しいカイチョ。
しかして取り付きからなんか様子が変。
最初の核心のオーバーハングで既に手間取り、テンション。
プロテクションが悪いのもあるんだけど、かなり苦戦している模様。
もちろん調子が悪いながらもさすがにカイチョ、終了点まで到達したものの、降りてきてから「いやぁ〜よくあんなのできたなぁ」と「お得な7a」撤回宣言。


N皮 / Som Tam(7a)

そりゃ話が違うだろ〜、と心の中で叫んだかもしれないN皮君であるが、ここまで来たら引くわけにはいきませんな。
果敢に取り付くけれど、やはり苦戦。
「やっ!おっ!」とN皮汁をしたたらせながら奮闘するものの、やはり後半はほぼ各駅停車となり今回のトライアルは終了。
ま、次回にお預けということになるんでしょうか。


ちょっと今日は調子が悪いなぁ〜っつうことで、トンサイビーチはこのへんにして、ホテルに戻ることにする。
ボートでもよかったんだけど、なんだかボート代が高騰(ひとり50b)しており、気分が悪いからビーチ際で帰りましょうということになる。
ビーチ際とはいっても途中藪の中を通ったりするんだけど、途中にあるチロリアンウォールでカイチョのチャレンジ精神がアタマをもたげ、1本登りましょうということで Missing Snow(6b+) に取り付くカイチョ。この辺実にシツコイおやぢです。

しかしてカイチョも既にヘロヘロ感の塊となっていたようで、5m程のところで詰まってしまいギブアップ。
まったく次の一手が見えないみたいな感じですが、なぁに元気なときならスイスイ登っちゃうんでしょうけど。
これまた宿題というところか。

 


ライレイウェストにたどり着く頃にはかなりの疲労と敗北感がJ-Rockチームに漂う。
とりあえずここは水分補給ということで、ビーチバーで乾杯。

まぁちょっと今日は調子悪かったけど、それにしてもこんな環境で気軽にクライミングできるなんて恵まれてるよなぁ>ワシら、ということで自分を慰めたりする。


そんでもって宿に帰ればもちろんプールにドボン。
あぁ、恵まれてるよなぁ>ワシら。

ちなみにこのホテルも宿泊客はほとんどヨーロピアンであるが、プールにはバンコクあたりからお持ち帰りで連れてきたと思われるツレと御一緒の方もいる。
今回の場合、白人男性がタイ人の?性のツレとだみ声で愛を語り合っていた。


夜は例によってアオナンビーチに出撃。
とはいっても男3人、買い物するわけでもなく、いつもと別方向にあるホテルのガーデンレストランでタイ飯に舌鼓。
客はもちろんヨーロピアンばっか。味はまぁまぁかな。


なんだか必要以上に疲れた感じで、ここは一発エネルギー補給!
バナナパフェなどをやけになって食したりして、これって夕べも似たようなことやったな。
実はこれが今日の不調の原因だったりして。
じゃ明日も不調ってことで。

メシのあとはサクッとホテルに戻ってお休みなさい。
カイチョとN皮君はもそっと酒を酌み交わしていたようですが。




さて翌日もしっかり狙いはあるんだが、昨日のこともあり、まずは肩慣らしから。
トンサイイースト側にある人気エリア、ワン・ツー・スリーに出撃。
5〜6後半の適度なグレードが多いんで、講習なんかも含めていつも混雑するエリア。
朝飯食ってからの出撃だったんで混雑は覚悟していたのだが、以外やほとんど誰もいない.
で、まずは早速 Massage Secrets(5〜6a+)4つ星ルートです。マルチじゃないけど出だしは5グレードで、後半6a+となるルート。
一昨年来たときは前半だけで充分楽しめた気がする。
カイチョがまず登って、それからワシ。
後半はかぶってこそいないもののちょっと細かいフェイスなんかもあったりしてワシにはちょうどいいウォーミングアップだったかも。


唯一朝からいたのは日本人クライマーのお二人。
なんでも安曇野でガイドをやってらっしゃる方とか。
冬場はお客が少ないんでクラビに遊びに来ているらしい。
実は昨日トンサイで見かけたんだけど、日本人だとは思わなかった(^^;;。

空いてる朝はここがお好みとかで、講習の人たちが増えてきたんでさっさと撤収されておりました。


と言うわけで静かな時間は小一時間ほど。
ご覧の通り、数グループのクライミング講習の人たちでワン・ツー・スリーはあっという間に大混雑。

ここでワシらはもそっと奥の We Sad(6a+)3つ星に移動。
取り付きはぶら下がった岩に飛びついて(ワシの場合だけど)這い登るんだけど、ワシは大事をとって(ここで張っちゃうのはイヤなので)裏から。でも裏からもプロテクションがない分ちと恐いっす。
取り付き以降は割と素直なホールド続きで、快適なクライミング。
まぁ、ワシの一撃能力は6a+止まりなのかなっつうことを再確認した感じです。


ZZ@We Sad (6a+)

N皮君も楽々とやっつけたところでワシらはホテル経由でトンサイに移動です。

で、今回ワシら(ワシとN皮君)が密かに狙っていたのが Babes in Thailand(7a) つう3つ星ルート。
ここはなんと、あのO.T.氏が一昨年狙いに狙って仕留めたっちゅうルート。
打ち込んだ課題でもせいぜい6b だのいってるワシなんぞには届くはずもないグレードなんだけど、とりあえずいつかは7台、ディシマル12台みたいのはあるわけですな。
で、以前に攻略済みのカイチョの話によれば、傾斜はあるけど案外ガバっぽくて、それってひょっとしてワシ向き?っみたいなことで、大それた野望を抱いたわけで。
もちろん今回は「下見」ですが。


というわけでまずは果敢にN皮君がマスターで登りはじめる。
が、やっぱし最初の核心を越えたあたりで既にワンテンション。
その後も一手、一手確かめつつ、気合いの入った各駅停車((^^;;)でムーブを探りフィニッシュ。

う〜ん、どうでしょう。
って感じでワシも続いて登るけど、同じように最初の核心からは各駅停車。やっぱり手順もホールドもわからない外壁は厳しいッス。

最後にカイチョにお手本をやってもらい、ムービーに撮って次回への参考にする。
おっ、さすがカイチョ、老練なテクニックでレストを入れたりしながらスムーズに...っとワンテン入っちゃいましたぁ〜。
やっぱ7aは厳しいですな。


とはいいつつも、話の通り要所要所にガバがあり、ぜんぜん手が出ないわけでもないような。
そんな手応えを感じつつ、そろそろ時間切れってことで今回の合宿も終了のお時間のようでございます。

 

というわけで、2日間。あんまし成果はなかったような気もするけど、今回は下見だの練習だのってことでございますので。

あ〜疲れたぁ、でも次回はビシッと締めていきたいと思いまぁ〜す。

N皮君。寝顔が案外カワイイ。

 

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