
| スピードアップ |
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| スピードが出ない時の方法としてもはや常識化しているMTUとRWINの調整。ご存じの方は今更と思うかもしれませんが、これからADSLを始める人も多いはず。そこで簡単に説明しておきます。詳細についてはネット上で"MTU"で検索すればゾロゾロ出てきますのでそちらでお調べください。ただし、本屋さんのADSL関係の書籍には全く触れられていませんから注意。(^_^; MTU(Maximum Transimission Unit)はTCP/IP通信におけるパケットの最大サイズのことです。RWIN(Recieve Windows Size)はTCP/IP通信時に相手側の応答を待たずに一度に送れるデータ量のことです。このMTUとRWINを最適な値に設定することで通信速度が飛躍的に速くなる場合があります。特にWindows98ユーザーは試してみる価値があります。なぜならWindows98のMTUはモデムに最適化されているためデフォルトで低く設定されているからです。因みにMTUのデフォルト値はWindows95が1500、Windows98は576、Windows2000は1024とのこと。フレッツADSLの場合、NTT東日本の技術資料によるとMTUの最適値が1454(※)となっています。逆にこの値より大きくすると分割転送(フラグメント)が発生するため返って速度低下を招くおそれがあります。つまりフラグメントが発生しないギリギリの値が最適値という考え方です。 |
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| →フレッツADSL技術参考資料(NTT東日本) ※1454オクテットというのは1454バイト(1バイト=8bitで計算)のことです。 |
| フレッツ接続ツールのMTU |
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| 「フレッツ接続ツール」をインストールした場合のMTUはデフォルトで1454に設定されているのでMTUに関しては特に設定をいじる必要はありません。 これを確認する方法は[コントロールパネル]-[ネットワーク]-[ネットワークの設定]の[ネットワークアダプタ]の中にある[Network TeleSystems P.P.P.o.E. Adapter(NTSP3)]のプロパティを見てみます。[詳細設定]タブのMaxFrameSizeという項目の1454というのがそれにあたります。したがって、フレッツ接続ツールを使って速度がでないならMTUではなくRWINの設定を変更してみた方がいいでしょう。RWINの算出方法は(MTU-40)*10倍〜200倍です。NTTの推奨値は16384とのこと。 また、参考までにダイヤルアップ接続の場合は、[ダイアルアップアダプタ]のプロパティの[詳細設定]タブでIPパケットサイズがそれにあたります。デフォルトで[自動]になっていると思いますが、これはMTUを通信速度が128Kbps未満の場合は576、128Kbps以上の場合は1500になるように自動的に変えられる仕組みになっています。 |
| MTUの最適値を調べる方法 |
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| 実際のプロバイダーまでのMTU値を調べる方法があります。LANを組んだ方ならご存じのpingを叩く方法です。気軽にできるので一度試してみてください。 まず[MS-DOSプロンプト]を起動させ C:\WINDOWS > のあとに以下のコマンドを叩いてやります。 |
| C:\WINDOWS >ping -f -l @@@@ www.xxx.ne.jp |
| @@@@は最初は適当な数字(例えば1427)を入力し、www.xxx.ne.jpの部分はプロバイダのドメイン名を入力します。そうして打ち込んでからFragmentedというメッセージが返ってきたらパケットが分割されたという意味です。これでは大きすぎたので1426にしてもう一度同じようにpingを飛ばしてやります。これを繰り返して最適なサイズを調べます。 |
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| 1426で叩いた場合「time out」という返事が返って来ました。本当なら下のように「Reply from xx.xx.xx.xx:bytes=1426 time=yy TTL=zz 」というメッセージが返って来るはずですが、何らかの理由で返事を返さないようにしてあるプロバイダーも多いようです。しかし、フラグメントが立っていないのでOK。MTUの値はこの数値に28(ヘッダーサイズ)を足してやります。この場合は1426+28で1454です。 |
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| Dr.TCP |
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| MTUやRWINの設定を変更するにはいくつかの方法があります。@レジストリに直接書き換える方法Aレジストリに結合パッチを当てる方法Bソフトウェアを使う方法の3つがあります。レジストリを直接書き換えるのが怖いという方はAの方法が手っ取り速いと思います。インターネット上で公開されているのでダウンロードしてクリックするだけです。Bは設定をいろいろ変えてみたい方にはお勧めです。私の場合Dr.TCPというソフトを使ってみました。設定がいろいろ変えられるので実験するには便利です。 →Dr.TCP →MTU等の調整で高速接続・高速表示 →Windows.FAQ - インターネット接続の最適化 (モデム/ISDN/ADSL/CATV) |
| Dr.TCPの設定 |
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| ダウンロードしたファイルはそのままアイコンをクリックするだけで実行できます。設定は上のような画面が表示されるので[Adapter Settings]にPPPoE接続で使用しているネットワークアダプタを選択・[MaxMTU]に1454を入力、[TTL](パケットが通過できるルーターの数)に128を入力、[Tcp Receive Window](RWINのこと)に16384(推奨値)を入力、最後に[Apply]をクリックしてWindowsを再起動します。 初期値に戻したい時は、Dr.TCPをもう一度起動して入力した数値を空欄にし[Apply]を押せば元に戻すことができます。 |