FMV466D3パワーアップ作戦



第3回
メモリー増設
メモリー

 第2回までで当初の目的は達していましたが、ここまで来たら、どこまでパワーアップできるのか試したくなります。だんだんマニアックになっていくような気がしないでもありませんが、とにかくできるところまではやろうと思います。ただ、むやみにお金をつぎ込みたくないので、すこしづつ価格が落ち着いてきたものから手を出すことにしました。第一段階はひとまずメモリーを現在の64MBから128MBへ増設すること。価格も少しずつ値下がり傾向にあった5月の中頃、PC100対応のDIMMがグッドウィルで1万円強で売られていたので、今が買いかなと思い買ってしまいました。早速、空きスロットに装着し起動。問題なく認識してくれました。
 使用してみて特に速くなったという感じはありませんでしたが、しばらくはメモリー不足に陥ることはないだろうという安心感が得られる点でよかったと言えるでしょうか。ただ、このころメモリーは暴落傾向にあり、私が購入してからすぐに1万円を切るまで値下がりしたのはショックでした。現在では5千円近くまで下がってきているのでは・・・。

USBコネクター増設
USBコネクター

 5月下旬にH賀さんから連絡があり、買ったばかりの600dpiスキャナーをなんと*,000円で売ってくれるというので、早速頂いてきました。全くありがたいの一言です。ところが、パラレルかUSB接続タイプだったので、現状のマシンではパラレルしか接続できません。しかし、このマザーボードにはUSB端子がついていたので、コネクターさえ購入すればUSBで接続できます。拡張スロットに取り付けられる3つのボードは既に埋まっていたので、これ以上、拡張するならボード上の端子につなげるだけで使えるUSBしかありません。再度ラステームシステムズに注文しました。金額は2,000円前後でしたが、送料が掛かる分、割高になりました。マザーボード購入時に買っておけばよかったかなと思いましたが、仕方ありません。
 通常、入金後1週間で発送してくれるとのことでしたが、ラステームは入金後、2、3日で届けてくれました。こういうところが好感が持てます。(値引きはありませんが・・)接続はそれほど難しいものではありませんでした。マザーボード上のUSB端子にケーブルを差し込み、コネクタを拡張スロットの最上段へ取り付けます。あとはBIOSのUSBを'Enabled'に設定するだけ。スキャナーのドライバをインストールしコネクタを接続してみました。問題なく認識してくれたので、これでひとまず安心。なおかつ将来のUSB機器への対応もOKとなりました。

CD−ROM交換
作業の様子

 7月8日岐阜市にDOS/Vパーツの専門店パソコン工房がオープンしたので、早速行ってみました。小さな店構えでしたが隣の消費者金融と同じ敷地なのは何か理由があるのでしょうか?それはともかく、それなりに安い値段で販売していました。オープン記念でATAPIのCD−ROMが安かったので、今のマシンの倍速CD−ROMと取り替えようと思い、ティアックの24倍速を3,480円で購入しました。早速、家に帰って古い倍速CD−ROMを取り外し、新しいのと取り替えました。ところが、またここでトラブル発生。オーディオケーブルのコネクター形状が違うので流用ができません。しかたなく、次の日またパソコン工房へ買いに行きました。ホントにF士通は流用できないものばかりで頭にきます。しかし、今度こそ正しく接続しましたが、起動してもCD−ROMが動きません。ビジーランプが点灯したままで、EJECTできません。ウインドウズ上では交換直後にデバイスのインストールを自動で行って、デバイスマネージャーでは正常に動作しています。しかし、マイコンピュータにはドライブとして認識されていません。当然音もしません。如何ともし難いので、今度は、サウンドブラスターを取りはずし、オンボードのサウンドチップに繋げてみました。
 やはり全くダメです。オンボードの場合は、E−IDE接続になるのでE−IDE仕様のCD−ROMでないといけないという注意書きがありましたが、購入時に店員に確認しているので大丈夫なはずです。マザーボードにはプライマリとセカンダリのE−IDE端子があり、現在、プライマリのマスターにハードディスクを接続しているだけなので、そのスレーブに繋げたり、セカンダリのマスターに繋げたりしてもダメでした。

本体背面

 これはもう、いわゆる相性の問題でしょうか。ここで思い切って、システムを再インストールしてみようと思い、起動ディスクから立ち上げてみました。そしたらCD−ROMを認識してくれたので、それからハードディスクを初期化しウインドウズを再インストールしてみました。認識は一応成功です。しかし、音は全くしません。ひとまずこれで使うしかないなと思いましたが、CD−Rを使おうとしたときに再び認識不良に陥ってしまいました。電源はビジー状態のままEJECTボタンを押しても半分しか開きません。再起動をかけても全く症状の改善は見られません。再び起動ディスクを使ってみましたが、今度はCD−ROMのデバイスが見つからないとのメッセージが出て、もうお手上げ状態です。もちろん、autoexecやconfigもいろいろ試した上でのことです。仕方なく、以前の状態に戻して再インストールしました。この際もいろいろトラブルがあって、なんとか前の状態に戻すことが出来ました。24倍速はかないませんでしたが、さらなる試練が最後に待ちかまえていました。

 最強K6-2登場
K6−2

 CD−ROMに失敗しましたが、次は絶対に失敗の許されないCPU交換です。性能的にはPenUを凌駕しているとされるK6−2。新製品の登場で価格もかなり下がってきました。7月上旬の通販上では450MHzで14,000円弱〜、400MHzで10,000円弱〜ほどになっていました。手の出しやすい価格です。例のパソコン工房岐阜店では通販より千円ほど高めで売られていましたが、送料や時間を省ける分、店頭で購入するのがいいかなと思い、ここで買うことにしました。450と400、迷いましたが違いはそんなにないだろうと安い方の400MHzを10,300円で購入しました。
 いよいよパワーアップの最終段階です。家に帰って早速作業開始!まずはジャンパの設定を変えるために邪魔なボードやケーブル類をすべてはずしました。まず、ベースクロックを66.6MHzから100MHzへ変更、次に、内部クロックを3倍から4倍へ変更、さらにコア電圧を2.8Vから2.2Vへ変更、I/O電圧は3.3Vそのままでよいので以上で設定はOKのはずです。

ソケット7

 次はCPUの交換、まずファンを取りはずし、ソケットの横のレバーを引き上げMMXペンティアムを引き抜く、そこに新しいAMD・K6−2を切り欠き部分をソケットに合うように差し込み再び装着。ファンを取り付け電源を差し込み完了。さすがに一度失敗しているので作業は慎重でした。ボードやケーブルをすべて取り付け、カバーをし、その他の周辺機器も接続完了!あとは電源を入れるだけになりました。動いてくれれば最強マシンの誕生です。

 いよいよ電源ON!
 ありゃ!画面まっくら・・・・。もう一回やってみましたが同じです。BIOSが起動しません。
 ガビーン。ショックです。CD−ROMで失敗し、またしても・・・。なんで?、が頭を駆けめぐります。設定の間違いなのか、それとも、もともと不良品なのか。設定は何度も確認したから間違いはないはず、だとしたらやはり、CPUに問題ありなのか、もし、CPUの不良なら購入店に持っていくしかありませんが、本当に不良品なのかどうかは分かりません。まずは、マザーボードメーカーに訊ねてみようと思い、動かなくなったパソコンに再びMMXペンティアムを載せ換えました。ひょっとしたらパソコン自体が壊れて、元に戻しても動かなくなったらどうしよう、と心配しましたが、なんとか無事起動してくれました。
 事の始終を電子メールでラステームに問い合わせしましたが、4、5日経っても連絡はありませんでした。
 そんな折り、もう一度ラステームのホームページでマザーボード関連の記事を読んでいると、最後のところの注意書きに、「ベースクロック100MHzに設定すると機種によっては電源不足で起動しなくなる可能性がある」とありました。「そういう場合は電源を交換するか、ベースクロックを下げて規定クロックに近い値になる倍率に設定してみてください」とあったので、これが原因かもと思い、いちかばちか下げてみることにしました。連絡を待っていても、初期不良で交換できる1週間が迫っていたので、それまでに結論を出したかったからです。

装着状況

 まず、95.2MHz×4倍で設定してみました。電源ONしたら、なんとBIOS起動、CPUもAMD/K6-2/380MHzを認識してくれました。Windowsも問題なく起動。なんだ、やはり電源が原因だったのか、とひと安心しました。
 ところが、いろいろ操作すると、突然画面が止まってしまったり、終了画面になってしまったり、全く動作不安定に陥ってしまったのです。あまりにも頻繁に起こるので、これでは使いものになりません。どうしたものかと思案しましたが、あとやれることといったら、もう一段階クロックを下げることしかありません。今度はベースクロック83.3MHz×4.5倍で設定しました。「もうだめならどんどん下げよう」、という投げやりな気持ちで電源ON!AMD/K6-2/373MHzで認識。いろいろな操作を試してみましたが、さっきみたいに突然フリーズすることはありません。どうやら安定しているようです。それでも「ほんとにこれでいいのか」という疑問があったので再度ラステームに問い合わせてみました。そうしたら早速返事が届いていて「この設定で安定しているのならやはり電源不足が原因では」とのこと。また、「K6は規定クロック以下なら問題なく動作するのでこの設定で良いのでは」とのこと、「また電源を交換するならAT電源の300Wタイプが良いのでは」と教えてくれました。ちなみ元の電源はATの148Wでした。またF士通が嫌いになったのはゆうまでもありません。
 クロックアップならぬクロックダウンに物足りなさを残しつつも、ひとまず納得するしかありません。ベンチマークの結果は以下の通りです。速くなったのは確かなようです。しかし、体感的には依然とそれほど大きく変わった感じはしません。日常の作業で使うソフトではそれほど変わらないということでしょうか。3Dゲームで試したいような気がしますが、そうすると今度はグラフィック性能を追求したくなるのは目に見えています。しかし、今のところ拡張ボードに空きがないので何ともしがたいです。AGPでもあれば話は別ですが・・・。

ベンチマーク結果 HDBENCHver2.61使用 EP82改/かず氏
ALL10506
CPU整数演算値29108
浮動小数点値23551
DISKRead7120:Write4997
VIDEOTrident3Dimage9750(AGP)
矩形14983:円2657:テキスト:2028:スクロール121
●感想

 最近、まともな?パソコンがほしくなってきました。組立でも、ショップブランドでもいいです。改造は結構しんどいです。
 今後の予定ですが、次はハードディスクの交換を検討しています。(結局またやるみたい)あと今回問題となった電源の交換もです。経過についてはまたその都度取り上げてみたいと思います。第4回ができるのでしょうか?ご質問、ご意見、ご感想、ご批評などありましたらこちらまで送ってください。(1999.Jul)

<第4回へつづく>

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