Angkor Vat in 2000

バンテアイ・スレイ(Banteay Srei)
 アンコールワットで何が一番、印象に残ったかと聞かれれば、寺院その他もさることながら、「バンテアイスレイに行く道中」と答えたい。でこぼこ道をとにかくこれでもかというほど繰り返され、赤土埃を巻き上げ、揺れに揺られてうんざりもした道のりだったのだが、そこまで行くのに、多分、集落であろう、いくつかの村を通るのだが、その車窓からかいま見た集落の様子がなんとも心地よい。タプロム寺院ののびっぱなしの木々はあそこだけ特異なものでなく、この国にはどこにでもある、当たり前のこと。陽の光をあびるだけあびた木々とその木の丈にも負けないくらいばかでかい葉っぱに守られるように家が並びたっている。葉っぱのあいまに家があるといってもいい。ばかでかいから人々は家の中にいる必要はない。葉陰の下で子供や犬や大人も遊び、くつろぐ。そこにあるものは空気と光と緑・限りなし。この光景は1枚も写真をとらなかったせいか、やけにまぶしく焼き付いてしまった。
 そしてうっとりとうんざりをくりかえして、着きました、バンテアイスレイ。東洋のモナリザおわしますところ。
扉に書かれてたカンボジアの古い文字。デジカメてしまいました。
美女はたくさん。

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