おだいじに




 ポルトガルにいた頃、1番良く使うポルトガル語って何かなあ、と考えた

ことがあります。



「これで話がついた」とか、「これでいいわね、おしまい」、って時に

"Pronto."「プローント」これは良く聞きました。

相づちで「えっ、そうなの?」って感じで"Ah e?"「アー、エェ?」ってのも

良く聞きます。これに対する答えが"E."「エェ」。うん、これも使う。



 でも1番たくさん聞いたのは挨拶や確認の意味などいろいろな

シチュエーションで使う

「タベン?」

「タボン?」

「ター?」

これは"Esta bem?"とか"Esta bom?"とかが口頭で言う時に縮まった言い方で、

これらの言葉、死ぬほど聞いたー。毎日誰かかしら聞きました。



 英語で言えばbe動詞にあたるポルトガル語のestar動詞は、余りにも頻繁に

使うためかしゃべる時には

"estou, estas, esta, estamos, estao"

のそれぞれ最初の"es"が消えて

"tou, tas, ta, tamos, tao"

「トゥ、タシュ(タジュ)、タ、タモシュ、タォン」

って言うのですね。最初は"estou"は「エシュトゥー」とか言っていましたが、

あんまり言う人がいないみたいので、ポルトガル語会話に慣れてからは

「シュトゥー」か「トゥー」なんて言うようになりました。

これで語尾を下げて繰り返せば、返答になります。

と、言うようにポルトガル人は言いなれたいろいろな言葉を、縮めて発音

したり致します。それを真似すると、ポルトガル語の先生はとっても嫌がるの

だけど。正しいポルトガル語じゃない、とか言って。



 うん、このタベン、タボン、ってのは本当に良く聞いた。

便利な言葉で、「わかった?」と言う確認や「わかった」って言う確認

応答や、「元気?」なんて挨拶でも使ったりしたし。



 話は変わりますが、よく知り合いの子どもが病気になったとか

奥さんが具合が悪いとか本人が風邪を引いたとか、そう言う時に別れ際に

「お大事にね」って言いたい。

でも、何と言っていいのかよく分からなかった頃は困っておりました。

使う機会って結構あるんだもの。

さて、何と言うか・・・・それは"As melhoras!"「アスメリョーラス」。 

これで、「お大事にね!」「元気になりますように!」と言う意味なのです。

便利ですので覚えておきましょう。



 風邪と言えば、まだリスボンに住んで間もない頃、

タクシーに乗っていた時にくしゃみをしたら、運転手さんが何か言いました。

また、ポルトガル人の知り合いといる時にくしゃみをしたら、やっぱり

何か言いました。

それがまた条件反射のようにすぐ言ってくるのであります。



 それで、ポルトガル語の授業中にくしゃみをしたら、やっぱり先生が何か

言いました。

先生に「何でくしゃみをする時に皆そう言うのですか。」と聞いたら、

なんと

「Obrigadoとかと同じ、挨拶の一種だ。

 くしゃみをしたら言ってあげるのが礼儀なのだ。」と言うのです。

おいおいホントかい、とその時は半信半疑でしたが、使っていますね。

もちろん使わなくてもいいんだけど、使うと親切な感じです。

日本人である私たちがクシャミのあとにこの言葉を言うと、皆にっこり

しながら"Obrigado(a)."と返事を返してくれます。



ポルトガルで誰かと一緒の時にその人が「ハクション」とやったら、



*男の人が相手なら"Santinho!"(サンティーニョ)

*女の人が相手なら"Santinha!"(サンティーニャ)



と言いましょう。

「ティー」にアクセントを置いて歌うように言うのがコツですよ〜。

 


こんなポルトガル語