- こころの準備
以下の作業はSONY側でもSun側でも、ましてはユーザグループでさえも
「やれないこと」もしくは「やっていけないこと」とされているので、
完全に自己責任の元で行わなければならず、
万一、不都合が発生しても損失への保証は「他人からの慰めの言葉以外は得られない」
と言う事を十分理解の上で取り組んでください。
- イケニエを調達
今回の生贄はPCG-505(初代改造版)
・CPUクロックが233MHzになっていますが、熱暴走癖を持つのでBIOSで75%にされてます。
・HDDを8GBに増設してありますが、BIOSが古い為に少々少なめにダマされています。
・iMac附属の林檎シールと会社のシールを貼ってハッタリをかましています。
・充電機能が逝かれているので、電源を抜くと即電源断です。
上記のような過去の遺物のーとぱそこんにSolarisを入れてみましょう。
- 最低限用意するCD
・Solaris8(IA) の Software 1of2
→ここから
・Solaris Software Companion CD もしくは、make環境を構築できるものが入ったCD
→ここから
・以下の物が書きこまれたCD
Solaris XFree86 Video Drivers and Porting Kit
→ここから
XIGpcic
→ここから
→そーすはこっち
・Solaris8の残りのCD(Software 2of2, Language, AnswerBook等)は、
Install後にイメージファイルをマウントしてInstall出来ます。
- BIOSの設定(2001/10/23追加)
・IRQを一つ以上開放します。
例えばIrDAのIRQ:10→3にするトカ。
・8GB以上のHDDの場合、クラスタサイズを制限。
- CDからBOOTさせます。
ドライブにSolaris8 Software 1of2を入れて電源をON
Configuration Assistantで「F3_Specific Scan」を選択。
以下のデバイスを検索させる。
・System keyboard
・PS/2 mouse
・IDE Controller (※2)
次に「F4_Device Tasks」で「View/Edit Devices」を選択し、以下の修正を行います。
・「PCMCIA bridge」と「CardBus bridge」を削除。(※1)
・「Bus Mastering IDE controller」を削除(※2)
・「IDE controller (I/O:180-187,386 IRQ:15)」を追加。(CD-ROM)(※1,※2)
・以下のブリッジデバイスを削除。(※1,※3)
(起動中の強制リセットの元になる不要なポートの初期化を回避します)
「Host bridge」
「Bridge device」×2
「configuration ports」
これで起動するはずです。
(※以後のInstall中の再起動でも同じ手順が必要)
※1 pcicを認識させる場合は不要(CD-ROMが使用できなくなります)
※2 UltraATAとして認識させる場合は不要
※3 CD-Bootで強制再起動する場合に不要なデバイスのprobeをさせない手段は有効です。
- Solaris Software 1of2をInstall
一枚目はVGAモードでもInstallできます。
VGA(virtual800x600)モードにしておく。
- Solaris XFree86 Video Drivers and Porting KitをInstall
→ここから
持ってきたアーカイブをgunzipで圧縮を解いてからCDに焼いてcopy
それを展開してからInstallします。
- 画面モードの変更
PCG-505はNeoMagic社NM2097なので、
「XF-NEOMAGIC NM2070, NM2090, NM2093, NM2097, NM2160, NM2200, NM2230」を選択。
色数を256色かフルカラーモードにします
※注意点(2001/11/16追記)
・6万色モードはJava利用のInstallerで不都合が生じます。Install後なら設定しても可
・フルカラーモードはVGA解像度までしか駄目です。
- bin2以降をInstall
CDさえ焼いてあればスンナリ行きます。
Install時にはrootでloginね。
- CompeditionCDをInstall
→ここから
この次にgccを使いたい事も有りますが、あったほうが便利でしょ?
- XIGpcicをInstall
→ここから
→そーすはこっち
アーカイブ(pkgとsrc)をCDに焼いて受け渡しておきます。
Installした後、ソースコードを修正。
利用するpcicのチップを調べ、そのコードを埋め込みます。
RL5C465はRL5C478と同じコードで大丈夫でした。
(ソースコードの該当文字列を"RL5C465"→"RL5C478"に書きかえるって事)
(2001/11/16追記)
但し、VAIO505の場合には I/Oport を「3e2-3e3」→「3e0-3e1」に変更する必要があります。
出来あがったinitpcicを/kernel/drv/initpcicに上書き。
- pcicを認識させよう!
・「CardBus bridge」は消さない。
・「PCMCIA bridge (I/O:3e0-3e1 MEMORY:d0000-d3fff)」を追加。(リソースは機種毎に違います)
「b -r」で起動させますが、起動する際に3C589を刺しておく。
起動したら prtconf -D で確認して、initpcicとpcicがbindされたデバイスがあるか確認。
- Networkの設定
以下のファイルを編集して定義
/etc/hosts : 追加するNICのノード名とIPアドレス
/etc/hostname.pcelx0 : ノード名を記入
/etc/networks : 参加するネットワーク名とマスク
/etc/nsswitch.conf : ネームサービスの利用(dnsとかね)
/etc/resolv.conf : DNSを利用する場合のDNSサーバアドレスとドメイン
- 起動デバイスの切り替え
isaモードのIDEを使うのはアクセス速度が遅いので、
pci接続のU-ATAデバイスとして認識させます。
・「IDE controller」と「Bus Mastering IDE controller」の両方を認識した状態で起動。
・「b -r」にて/devicesと/devを再構成させる。
(/devices/pci@0,0/pci-ide@1,1/ide@0 配下を作成させる。)
・/dev/dskと/dev/rdskにあるc0t0d0のリンクを今回認識したものに置きかえる。
・/boot/solaris/bootenv.rcの起動デバイスを書き換える。
setprop ata-dma-enabled '0'
setprop bootpath '/isa/ata@1,1f0/cmdk@0,0:a'
↓
setprop ata-dma-enabled '1'
setprop bootpath '/pci@0,0/pci-ide@1,1/ide@0/cmdk@0,0:a'
※pciデバイスは、ハードウェアによって後ろにつく数字が変わります。
- サウンドカードの認識
/boot/solaris/devicedb/master ファイルに以下の行を追加
(ESS1868の行があるのでそれを利用)
ESS1878 sbpro oth all sbpro.bef "ESS ES1878 AudioDrive"
- 再起動してInstall完了
touch /reconfigure か、 b -r で立ち上げて /dev,/devicesの再構築をしてください。
これで使い物になると思うけど、どでしょ?
- Install後の起動手順
Configuration Assistantで「F3_Specific Scan」を選択。
以下のデバイスを検索させる。
・System keyboard
・PS/2 mouse
次に「F4_Device Tasks」で「View/Edit Devices」を選択し、以下の修正を行います。
・元からある「PCMCIA bridge (I/O:3e0-3e1)」を削除。
・「PCMCIA bridge (I/O:3e0-3e1 MEMORY:d0000-d3fff)」を追加。
この状態で起動させます。
以上。