Update:2000/09/01 

No.22

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 カムホース交換

 「911はオイル洩れが多い」などと昔から言われてるみたいですね(笑)エンジンの下側に垂れるオイル洩れでは、もぐってみたり、クルマを上げてみないとわからない箇所が多々あります。比較的自分で確認しやすいのはカムホースかな?エンジンフードを開けるとエンジンに向って左右に1本ずつあり、左右のカムシャフトにオイルを供給してるラインです。「カムホースは漏れやすい」という事ではなく、年式相応で起こりやすい、と考えてください。

 カムホースを使ってる車種はNAでは’89の3,2カレラまでです。今回は友達の’83SC。


 オイル交換をしにウチへやってきた友人でしたが、なんだかエンジンルームからオイルの臭いが!下回りを見ると左右のチェーンハウジング付近にオイルがたれてまして、エンジンルームを見ると間違いなくカムホースからと判断。この状態でオイル交換してもいい事なさそうだし、ひょっとして新しいオイルを入れた事により圧力が上がり、オイルが吹き出しても困るので、ホース交換と一緒にオイル交換することにしました。

 それではカムホースを見ていきましょう。

 

 まずは上の写真、赤矢印が左カムホースです。デスビが邪魔して、ナットが緩められないのでデスビは外してしまいます。

 デスビを外したら、そこへはウエス、テープ等でフタをしておきます。もし、ナットなどを落としたら、イヤでもクランク割りのO/Hになってしまいますので注意しましょう、たぶん落としたナットが取れないからです。で、もしウエスでフタをするのであれば、1枚にしておきましょう。2〜3枚詰め込んでしまうと後でウエスを取ったつもりでも、1枚くらい忘れてしまう事があるんです。今までに私はないですよ、念のため(笑)

 デスビを外すとカムホースの全貌が見えてきました。

 オイル洩れは大抵青矢印部の鉄パイプとゴムホースのジョイント部のカシメから起こります。ここは新品部品ですと手でホース側を回しても動かないのですが、オイル洩れを起こしてるホースだとカシメ部ごと回ってしまいます。ただ、オイル滲み程度のものを無理矢理回してしまうと「とどめ」を入れてしまいますので注意しましょう。

 3,2カレラ以降の油圧チェーンテンショナ−付きは黄色矢印部にチェーンテンショナ−へのジョイントがあります。

 右側のカムホースはオイルプレッシャーユニットの取り付けベースにジョイントされてます。ご覧のようにクーラーステーが邪魔して見えにくいですし、工具が入りずらいのでステーを外したほうが作業しやすいです。

 ご覧のようにクーラーステーを外すとカムホースがはっきり見えますし、作業がしやすそうでしょ?SCのタイプのステー脱着はそれほど面倒ではないので外したほうが良いと思います。ただ、仕事だと時間の関係で外さない事もあり。

 必要部品は、カムホース、シールリング2枚、キャップナット、カッティングリング、で片側ワンセットです。ホースは左右で形が違いますが、シールリング等は同じものです。


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