Update:2002/09/01 「オイルは全て抜けるのか?!」

 No.30

お読み下さい(免責)

 当ホームページをご利用になった上で生じたいかなる損害に対しても一切の責任を負いかねます。あらかじめ御了承下さい。


 オイルは全て抜けるのか?!

 空冷911のオイル交換、10Lしか抜けないのですが、残り3Lは抜けないのでしょうか?

 エンジンが冷間、温間でも抜ける量が多少違ってくるのですが、普通空冷911はオイル交換時は約10、5L、オイルフィルターとオイル交換が一緒の場合、約11、0Lくらいでしょう。

 それでは、マニュアルには載ってないな交換方法ですが、1つ紹介しましょう。ただし、オイルフィルターも交換の時にしかできない裏ワザです。964までの911しかこの裏ワザは使えませんし、エアコンプレッサーがないとできません。正式な交換方法ではないと思われますので、もしご自分で作業するのなら、ご自分の責任において作業してください。私としましては、生じたいかなる損害に対しても一切の責任を負いかねます。あらかじめ御了承下さい。

 それでは、私のSCで説明していきましょう。

 

 まず、フロントオイルクーラーにオイルが廻るまでエンジンを暖気します。エンジン停止後、オイルタンク下、クランクケースの2箇所のドレンボルトを外し、オイルを抜きます。この時、エンジンオイルは高温ですのでヤケド等注意しましょう。

 ドレンボルトは、まだ閉めずにオイルは、オイル受けで受けておきます。

 オイルフィルターレンチとドレンシールリング。ウチのサイトでは、何度も書いてますが、オイルドレンボルトを外したら、シールリングは交換しましょう。

 次にオイルフィルターを外すのですが、とりあえず、フィルターを半回転ぐらい緩めておきます(赤矢印)。この時、まだフィルターは外しません。大抵、フィルターレンチとクルマのボディーとのクリアランスがあまりありませんので、私は青矢印のようにガムテープを貼って、傷がつかないようにしています。

 オイルフィルターが思いっきり締まっていて、レンチのみで緩まない時は、このようにパイプなどを使って、トルクを稼ぎます。

 次に先の尖ったドライバーとハンマーを用意し、それでフィルターに穴を開けます。

 この時、穴が開かないからといって、あまりハンマーでフィルターを叩き過ぎると、フィルターが付いているネジ部が曲がってしまいますし、曲がってしまったらフィルターが密着せず、オイル洩れなどの原因になりますので注意しましょう。3,2カレラまでのオイルフィルター取り付け部は、オイルタンクに付いてますので、もし曲がってしまったら、オイルタンクごと交換になりかねません。穴もフィルターの鉄板に開くくらいで十分です。そして、あまり奥までドライバーを刺してしまうと、内部のフィルターを破壊してしまい、そこでこの作業ができなくなります。内部のフィルターを壊してしまうと、後でエアを吹き込んだ時に、その壊れたフィルターのクズをオイルラインに流してしまう事になるからです。

 フィルターに開けた穴からエアガンで エアを吹き込みます。この時、エア圧を上げすぎてはいけません。ここでも先ほどと同じ理由なのですが、あまり高い圧力でエアを吹き込むと、内部のフィルターを壊してしまいエアを吹き込む事で、その壊れたフィルターのクズをオイルラインに流してしまう事になるからです。そよ風程度のエアで充分オイルが抜けると思います。
 エアを吹くとドレンを開けただけでは抜けきれなかったオイルクーラーラインのオイルなのか?オイルがジャバジャバと出てくるでしょう。

 オイルが抜けきれたと思ったら、ドレンを締め、あとは普通のオイル調整です。多分この作業で、12Lくらいオイルが入るのではないでしょうか?


目次ページへ、戻る。