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| 手漕ぎボートの天敵は風です。出航した時は静かだったのに、いきなり風が吹いてきたら・・ こうやって逃げましょう。 |
| こうなったらすぐ中止 |
×陸の大きな木が揺れている。
×白波が立ってまわりがざわついてきた。
×近くにいた船がみんないなくなった。
×沖から吹いていた風が、陸から強く吹くようになった。
×ボートが小刻みに横に揺れ出した。
| 冷静にチェックする |
■風の方向をチェック。
■片づける物やほどくロープのチェック。
――取り込む仕掛けはどれか
――ロープを何かに結んでいないか
――アンカーは入っているか
■帰る方向をチェック。
■オールを漕ぐのに邪魔な物をチェック。
いざ漕ぎはじめたら荷物が漕ぐ手に当たり、もたもたしているだけでボートは大きく移動します。
じゃまになりそうな物はまとめて隅にやりましょう。
■緊急非難する場所をチェック
もし、漕ぐ力が風圧に負けてしまう時、緊急避難する場所を決めておく。
例)近くの岸、ブイ、イカダ等
■救命胴衣をしっかりと締め直す。同乗者の救命道具もチェックする。
| 漕ぐ前に |
■仕掛けを取り込む。
■座板を取り外す。
姿勢が高いと風の抵抗を受けやすくなります。座板を取り外してボートの底に深く座ります。
これで、腕の負担がだいぶ違います。
■係留ロープを外す。
■アンカーを取り込む。
アンカーが海中にある内はボートはそんなには流されません。
でも、水面から出した瞬間から、ゴムボートはビューと流され始めます。
ですから、アンカーは一番最後に取り込みましょう。
| 漕ぎ出す |
■風は必ず強弱があります。強く2.3分吹いたらしばらく弱くなります。それに合わせて漕ぎ方を
変えます。
■漕ぐ力より風圧が大きい場合は、まっすぐに目標に向かわないで、左右に45度の方向に
漕ぐようにしますと、ずいぶん楽に目標に近づけます。
――――――以上でほとんどの場合脱出できますが――――――
●●アンカーが効かないとき●●
■パラシュートアンカーがあれば船首から出す。
■船首に係船ロープをつなぎ、先にバケツなど抵抗のあるものを付け流す。
| 普段から |
海から陸に向かって強い風が吹いている時に、風の強弱に合わせた漕ぎ方や、座板を外して
姿勢を低くした漕ぎ方、45度進行方向に対して角度を付けた漕ぎ方を練習して下さい。
自分の限界を前もって知っておけば、いざというときに冷静な判断をすることが出来ます。