熊谷から軽井沢まで
熊谷---深谷 10キロ (写真 深谷宿の造り酒屋)
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熊谷では本陣の別邸、星渓園と熊谷寺を見学。 星渓園は玉の池周辺に名石・名木を配した庭園で、皇族方が訪れた記録も残る。 細心の管理が施される熊谷寺では、本堂左手奥に熊谷直実と妻子の墓塔が静かに立つ。 |
深谷---本庄 史跡めぐり等を含め14キロ (写真 薩摩守忠度の墓)
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深谷宿を後に、中山道から高崎線の踏切を越えた先の清心寺に、薩摩守忠度の墓を訪ねる。 この辺りには、平家物語に因む史跡が随所に見られ、荒涼とした東国の平野に、歴史の潤いが豊かに漂う。 忠度の墓は、討手の岡部六弥太が、領地で一番眺めのよい場所を選んで供養したという。 |
本庄---倉賀野 史跡めぐり等を含め16.5キロ (写真 神流川古戦場)
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本庄では、十九世紀末につくられた警察署の洋風建築と田村本陣の門を見る。 新田義貞が築城した金窪城址、武田信玄夫人ゆかりの陽雲寺等を訪れた後、神流川を渡って群馬県に入る。 河原は信長の死後、京へ向かう滝川一益と、この機を窺う北条軍が相対した古戦場、と記された碑が岸辺に立つ。 |
倉賀野---高崎---群馬八幡 12キロ (写真 高崎の頼政神社)
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倉賀野を抜けると左手に大型古墳が並ぶ。 近代的なビルと市街地に覆われた高崎の南台地には、旧城主大河内氏の祖先を祀る頼政神社がある。 烏川を越えれば榛名山が近く、雪に包まれた浅間の威容も行手に浮かぶ。 |
群馬八幡---安中---磯部 史跡めぐりを含め11キロ (写真 安中の武家長屋)
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群馬八幡から板鼻を経て安中へ。 安中では一本裏の通りに武家長屋、郡役所等の特徴ある建物が並ぶ。 宿を出ると有名な松並木に差しかかるが、いまではだいぶ衰えて、名残をしのぶ程度。 道中で初めて一夜の宿を磯部温泉にとる。 |
磯部---松井田---横川 11キロ (写真 松井田の夜泣地蔵)
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八幡宮を石段の彼方に仰いで松井田を過ぎれば、やがて県指定史跡の五科茶屋本陣。 坂をひとつ登りきると左手に夜泣地蔵が現れる。 妙義山を背景に、中山道を象徴する眺めといってよい。 横川駅で信越本線のプツリと切れるのが、いかにも侘しい。 |
横川---坂本---軽井沢 12キロ (写真 碓氷峠への登り道)
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各戸に宿場時代の名札がかかる坂本宿を過ぎて碓氷峠へ。 道幅狭く、岩石ゴロゴロの急坂はさすがに厳しい。 ただ、標識は多く、道を誤る心配はない。 ガイドブックでは、横川・軽井沢間を4時間半と記すが、たっぷり5時間かかった。 春の空に新芽の輝きが清々しい。 |