4.三国街道
経路図と参考資料
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高崎―渋川―金井―永井―三国峠―湯沢―塩沢―六日町―堀之内―小千谷―長岡―出雲崎
猿ケ京 ∩ ▲谷川岳
高崎宿で中山道と分かれる三国街道は、渋川、金井、永井等を経て、群馬・新潟県境の三国峠へと向かいます。
この街道は、佐渡送りの重罪人をたびたび護送したことでも知られ、本陣の屋敷内には半地下の石牢がいまも残るといわれます。麓には、猿ヶ京、法師など名を知られる温泉が点在し、旧道は上越橋から狭い急勾配で、一気に峠へと上ります。近在の人達にも親しまれているようで、犬など連れた散歩姿の人たちも大勢見かけます。
峠は海抜1244メートル、峠には三国権現が祀られています。三国権現は三国の一の宮、すなわち越後の弥彦社、上野の赤城社、信濃の諏訪社ですが、社殿は質素で小ぶりのものです。石灯籠が左右に一対、それと古来、この峠を通過した人達の名前が刻まれた石碑が建てられています。
歴史の道調査報告書 三国街道 1980年 群馬県教育委員会編
新潟県歴史の道調査報告書第6 1994年 新潟県教育委員会編
三国トンネル新潟側入り口―三国峠―三国トンネル群馬側入り口 約3キロ
三国峠越えは新潟側からの方が歩きやすいとガイドブックには記される。ただし、新潟側は雲や霧が多く、天候の変化が激しい。 当初、好天を伝えていた予報が次第に怪しくなり、ついに新潟中越地方は降水確率50%になってしまった。十分な雨具を用意して峠入り口に向かう。国道トンネルの脇から急勾配の登りが始まる。深い緑に覆われたつづら折りのゴロゴロ道が続く。幸い、雲は厚くなることなく、若干の薄日さえ射してきた。小刻みに登っては休憩を繰り返すが、頂上は意外に遠い。それでも2時間余りでようやく頂上に出た。
目の前に火山状の三国山がなだらかに広がり、多くの登山者はそちらまで足を延ばして、眺めを楽しんでいるようだが、その余裕はない。30分ほど休んだ後、群馬側への道を下った。まもなく右に分かれる細道があり、道標が上越橋方面を案内する。勾配は一段ときつく、ゴロゴロの度合いも激しく、まことに歩きづらい。それでも、1キロあまりで一気に下降し、国道の走る上越橋のたもとに出た。車を呼んで猿が京温泉に向かい、大きな野天風呂に浸って休息の一夜を過ごした。



二居宿本陣跡富澤家 三国峠新潟側登山口 三国峠山頂
〔コメント〕 2005年秋、自己免疫機能のトラブルに起因する腎炎に見舞われ、短時日で腎機能を失ってしまいました 以後、通院治療を続けていますが、全治の見通しは立っていません。幸い、日常生活に大きな支障はなく、運動も過労にならない範囲で医師から勧められていますので、街道歩きも続けることにしました。ただ、これまでのように長距離を歩き通すことはできませんので、スポットを選んで歩くようにしています。三国峠越えはその第一号となりました 登り勾配ではすぐに息が弾み、下り勾配では膝の関節がいうことをきかない情けなさですが、無理をせず、現在の体調に見合ったペースを守ってウオーキングに親しんでいます。当分このような形での晴行を続けるつもりです。
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