北海道で発見された新鉱物


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轟石(とどろきいし、todorokite) (Mn,Ca,Mg)Mn3O7・H2O
産地:後志支庁赤井川村、轟鉱山

 1934年に北海道大学の吉村豊文により発見された酸化マンガン鉱物です。石墨のような光沢の強い黒色で極めて柔らかで、写真の表面にある多くのへこみは手に持ったときに付いた指の跡です。ルーペや顕微鏡で見ると繊維状結晶の集合体であることがわかります。深海底のマンガンノジュールや陸上の温泉沈殿物の主要な構成鉱物です。またマンガン鉱石が酸化されて生成することもあります。標本は北海道大学総合博物館(理学部本館)に展示しています。

写真:原田準平、針谷 宥著:北海道鉱物誌より(横幅11cm)



最終更新日時:1997年8月26日