FT-817 CAT コントロールプログラム
UMPCのタッチパネルからFT-817の周波数や電波形式を手軽に変更できるように
Delphi 5.0 を使ってつくりました。
【0】My817.exeとは
My817はFT-817の周波数と電波形式を設定します。
My-817はWindows上で動作します。
RS232C経由でFT-817をコントロールします。
USB-RS232C変換ケーブルを用いるとUSB端子からもコントロールできます。
FMモードのチャンネルをワンタッチで切り替えることができます。
AM放送、FM放送、短波放送などの周波数を入れておくと簡単にBCLを
楽しむことができます。
【1】インストール
MY817XXX.exeは自己解凍ファイルです(XXXはバージョン番号)。
適当なディレクトリーで起動すると解凍されc:\My817\に以下のファイルが
得られます。解凍先は任意のディレクトリーに変更してもかまいませんが、
3つのファイルは同じディレクトリーに置いてください。
My817.exe ...周波数設定プログラム
My817.dat ...周波数デ−タを記録したファイル
My817.ini ...起動時の条件を保存するファイル
【2】使用方法
(1)設定
RS232Cのデフォルト設定条件は
ポート COM1
通信スピード 9600 bps
となっています。
My817.iniファイルには次のように記されています。
port_set=COM1
bps_set=9600
これをポートをCOM2、通信スピードを4800変更するには
port_set=COM2
bps_set=4800
の様にエディタで変更してください。
★FT-817本体側の通信スピードはメニューモード14で設定してください。
★USB-RS232C変換ケーブルを用いると、COMポートの番号が変わる様です。
<スタート>→<設定>→<コントロールパネル>→<システム>→<ハードウエア>→
<デバイスマネージャー>→<ポート(COMとLPT1)> で確認してください(WinXPの場合)
私の場合はCOM5になっていました。
(2)起動
<外部電源使用時>
外部電源のスイッチを入れます。
My817.exeのアイコンをダブルクリックします。
My817.exe は My817.dat と My817.ini を読み込み、
FT-817のポートをオープンし、
前回終了時の周波数を示します。
パネルのボタンを押して、FT-817のスイッチを入れてください。
<内部電源使用時>
FT-817本体の電源スイッチを入れてください。
My817.exeのアイコンをダブルクリックします。
My817.exe は My817.dat と My817.ini を読み込み、
FT-817のポートをオープンし、
前回終了時の周波数を示します。
プログラムを立ち上げた後でFT-817のスイッチを入れた場合は
手動でポートをオープン(232C OPEN ボタンを押す)してから
運用してください。
(3)周波数データの編集
周波数のデータは My817.dat に記入されています。
編集はエディターで My817.dat を直接編集します。
My817.exeから受信中の周波数を記憶・削除することも可能です。
'#'から始まる行はコメントです。'#'の後に何を書いてもOKです。
'TAB1,'で始まる行は左側のページタブの項目を指定します。
その後に続く行は周波数を指定します。
1行が1つのボタンに割り当てる情報を示します。
1行内のデータの順序は
ページ番号, ボタン番号, ラベル, 周波数, 電波形式, ダミー, ダミー
となっています。1行のデータはカンマ[,]で区切られています。
左側の1つのページには24個のボタンがあり、次のように1〜24までの
番号が振られています(ただし6ページ目は12個です)。
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24
データ行の並びはどのようでもかまいません。(ページ番号、ボタン番号で
ソートしておく必要はありません)
ページとボタン番号の同じ組み合わせがある場合は、後ろの方が読み込まれます。
ラベルに書いた内容がボタンに表示されます。ラベルは日本語が使えますが、
それ以外の項目は半角の英字か数字、記号です。
ラベルを'%'で区切ると、2段に表示することができます。
最後の行は END とします。
My817.datの例
--------------------------------------------------
#設定周波数 by JA8HSC
#タブの名称(周波数欄)
TAB1,435,144,51,29,HF,BCL,直接
#
1, 1,435.00 ,435.00000,FM,0,0
1, 2,435.02 ,435.02000,FM,0,0
1, 3,435.04 ,435.04000,FM,0,0
1, 4,435.06 ,435.06000,FM,0,0
5, 1, 7Mz CW ,007.00300,CW,0,0
5, 2,14MHz PSK31,014.07000,USB,0,0
6, 1,NHK札幌第一%567KHz,000.56700,AM,0,0
6, 2,NHK札幌第二%747KHz,000.74700,AM,0,0
6, 3,HBCラジオ,001.28700,AM,0,0
6, 4,STVラジオ,001.44000,AM,0,0
6, 11,NHK札幌FM%85.2MHz ,085.20000,FM,0,0
END
-------------------------------------------------
(3)画面サイズ
画面のサイズを変更できます。
フォームの角をマウスでつまんで、拡大あるいは縮小後、一度プログラムを
終了させます。
その後、再度立ち上げると、ボタンやフォントも適意変更されます。
ボタンが大きいのは、タッチパネルを装備した小さな画面のUMPCを
ターゲットマシンに想定しているためです。
(4)運用
左の表のタブをタッチすると周波数表が切り替わります。
周波数の書いてあるボタンにタッチすると周波数が切り替わります。
右側の運用タブの、[送信/受信]ボタンを受信中に押すと送信になります。
周波数がハムバンドの外の時は無視されます。
バンドプランと電波形式についてはチェックしていませんので、オペレータ
各自が判断してください。
送信は10分で受信に戻ります。
本体の TOT が設定されていれば、本体の TOT が優先されます。
(5)プログラムからの周波数削除と登録
<削除>
削除するボタンのページを開く。
[周波数削除]ボタンを押します(ボタンが赤字になる)。
削除する周波数ボタンを押す。
周波数が削除され、ボタンが黒字に戻る。
プログラム終了時に終了ボタンを押して終わること。
終了時にMy817.datに書き込まれます。
削除せずにもう一度[周波数削除]ボタンを押すと、取り消しになります。
<登録>
登録する周波数に設定する。
登録するページを開く。
[周波数登録]ボタンを押す(ボタンが赤字になる)。
登録するボタンを押す。
タイトル編集Formが開くので、編集後[OK]を押す。
周波数が登録され、ボタンが黒字に戻る。
プログラム終了時に終了ボタンを押して終わること。
私のUMPC(工人舎SC6)はパネルを折りたためますので、使用時はこんな感じになります。
(6)運用終了
FT-817の電源を本プログラムからOFFにすることができます。
内蔵電池を使用しているときは、本プログラムからFT-817の電源を
切らないでください。故障の原因となる場合があります(取説参照)。
本プログラムの終了は、[終了] ボタンを押してください。
終了時の状態が My817.ini に保存され、次回起動時に参照されます。
右上隅の×をクリックして終了すると、My817.iniファイルへの書き込みは
行いません。
【3】エラー対策
My817.iniファイルやMy817.dat ファイルを読み込んでから、フォームや
ボタンの大きさを計算しているので、これらのファイルに間違いがあると
プログラムは正しく立ち上がりません。
データファイルを編集する場合は、念のため、古いものをバックアップし
ておいてください。
時々、ボタンの利かなくなることがあります。原因は調査中です。
再度立ち上げ直してお使いください。
【4】アンインストール
レジストリーには手を加えていません。
すべてのファイルを削除するだけでアンインストールは完了です。
【5】ダウンロード
MY817_104.exeはここからダウンロードできます
自己解凍ファイルです。PCの適当なディレクトリーで走らせて出てきた説明書を
お読み下さい
【6】改良履歴
Ver.1.00 2009/06/05 バージョン1.00 完成
【7】謝辞
(1)北海道アイコンはまりも工房のBUZZさん制作のものを使わせていただきました。
(2)FT-817との通信には千々岩幸治氏作成のRS-232C通信コンポーネントを使用させて
いただきました。
【8】連絡先
三浦裕行
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最終更新日時:2009年7月1日