沖縄島東海岸中城湾のジュゴン情報

1 中城湾西原町、(株)南西石油地先でのジュゴン目視情報(ジュゴンネットワーク沖縄提供)

 昨年、乗船中の船員さんが2000年10月26日、(株)南西石油地先でジュゴンを目撃したとの情報がジュゴンネットワーク沖縄に寄せられている。ちなみに、ジュゴンネットワーク沖縄は、これまでに、中城湾にかかる津堅島、久高島、沖縄市泡瀬の各沿岸域で潜水調査を含むジュゴン生息環境調査を実施している。

2 久高島地先(北東)でのジュゴン目視情報

 1999年7月9日、セスナ機乗員(パイロット)による久高島北東のリーフ(ウフビシ)付近での目視情報。参照:ジュゴンネットワーク沖縄「1998年1月〜1999年12月 ジュゴン目視記録(座礁・混入・迷入を含む)」同『沖縄のジュゴン保護のために(資料集)』(2000年7月)9ページ

3 泡瀬地先海草藻場でのジュゴン食み跡目視情報

「ところで、現在、沖縄市泡瀬地先では埋め立て計画が進められている。この一帯は沖縄島東海域でも、海草藻場面積が3番目に広いところである(170.6ha)。付近でのジュゴンの目視報告はないが、私たちの聞き取り調査では、ジュゴンの食み跡の目撃情報が寄せられている。海草藻場分布が限られている沖縄島にあっては貴重な海域であり、計画の変更が望まれる。」ジュゴンネットワーク沖縄「沖縄におけるジュゴン保護のために」(2000年1月27日)(前掲『沖縄のジュゴン保護のために(資料集)』24ページ)

4 中城湾佐敷町富祖崎でのジュゴンの死体漂着(1987年1月)

 中城湾におけるこれまでの唯一のジュゴン漂着(ストランディング)記録だと思われる。このストランディングケースは、沖縄文化財百科<第4巻>17頁にも、写真入りで掲載されている。

5 ダイナマイト漁とジュゴン(沖縄戦直後?)

 復帰前、沖縄戦直後と思われる時期に、いわゆるダイナマイト漁も行われた当時、久場崎の南側(いまの日本石油桟橋に近い)付近で、ジュゴン2頭が捕獲(?)されたことがある(01年6月18日等、ジュゴンネットワーク沖縄による泡瀬干潟付近調査のチャーター船・船長からの聞き取り)。

参照:沖縄海域・近海におけるジュゴン・ストランディング(目視含む)データ

(2001年1月19日作成、同年5月21日更新)

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