【写真】昨年2004年1月20日(土)に設置されたスパット台船の柱脚No3。サンゴ、サンゴ礁(岩礁)が激しく破壊されているのが分かる。2メートル角の底板(台座)が大きく曲がっている。これは、岩礁と衝突したときの衝撃によるものであろう。2004年11月23日、棚原盛秀さん撮影。

【図】那覇防衛施設局が、世論におされて、サンゴ礁破壊現場を「調査」した上で作成されたもの(図をクリックすると拡大図します)。その「調査」結果、「ボーリング調査箇所「3−13」の海底状況確認 海底状況確認結果」は昨年12月27日、沖縄県環境政策課に報告されたのち、今年1月5日、那覇防衛施設局サイトで公表された。
  

  










サンゴやサンゴ礁(岩礁)を破壊したスパット台船

那覇防衛施設局の調査結果は「虚偽」報告だ!
 那覇防衛施設局は昨年2004年11月20日、ボーリング調査地点(3-13)に、スパット台船と呼ばれるボーリング用足場を設置した。その足場は、四本の柱脚をもっているが、少なくとも2回以上の設置を試み、四本の脚は、サンゴやサンゴ礁(岩礁)を破壊した。
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このスパット台船は昨年12月1日、台風27号が接近したとして撤去された。陸揚げされたスパット台船はこちらに写真あり

 写真は、No3の脚である。4メートル角の底板(台座)が装着されていて激しくサンゴ礁を破壊しているのが分かる。さらに重大な問題がある。

 まず、上の図「足場の設置位置と脚部番号」を見てください。実際には、写真のとおり、「溝」に落ち込んでいるのに、図では、平坦な海底に着地しているようになっている。こちらのページ「ボーリング調査地点3-13」も見てください。

 スパット台船の設置位置を外したわけではない。上図の基になっている左図「調査地点海底概略図を見てください。この図は、一昨年2003年11月、那覇防衛施設局が、海の使用許可を得るため沖縄県に提出した「公共用財産使用協議」の関連文書で、同じボーリング調査地点3-13の図(「地質調査及び海象調査のための潜水調査(事前踏査)結果」所収)であり、事前踏査(2003年6月24日)に基づき作成された。

 図の一マスは、2×2メートルだというから、
1.5メートル外したに過ぎない(不鮮明なので、プリントするか、この拡大図、または、下掲【参照】の「事前踏査結果」リンク先でご確認ください)

 平坦な海底に足場を設置させたように、見せかけたのか? 別の海底の図が、間違って貼り付けられたのか? いずれにしても、「虚偽」の調査結果が公表されていることに変りはない。
参照】上掲「地質調査及び海象調査のための潜水調査(事前踏査)結果(地点3-13)」(05.1/5公表)(PDF) | 上掲「ボーリング調査箇所「3−13」の海底状況確認 海底状況確認結果」(PDF)(開示時期、確認中) この後者の文書には、3-13地点の写真も掲載され、調査地点を「比較的平坦な海底地形となる北東側に移動することとした」と指摘した上で、「当初地点」と「最終地点」それぞれの写真もある。鮮明ではないが、図のような平坦な海底ではないことが分かる。
 是非、このPDFファイルにもアクセスしてみてください。

】後者の文書は、情報公開制度に基づき、入手した文書。ボーリング調査地点63か所全地点の海底状況確認結果所収。防衛施設局は一昨年2003年11月、本文書を沖縄県に提供した上で、県と「公共用財産使用協議」に入った。
(以上、05.1/15 T.T記載。05.1/16修正)

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