UPDATE 2000/04/20
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★イントロダクション

それは突然やってきました。初めて気がついたのは、普通に走行してて信号待ちで停車していたときです。フッと目をメーターパネルにやると、全ての警告灯が点灯していました。つまり、エンスト状態。「あれれ?」と思いながら、エンジンをかけて走りだしましたが、その後、アイドリング不安定に悩まされることとなりました。

まず、エンジンをかけた状態では、アイドリングは正常で、700〜800回転ぐらいで安定します。その後、軽く走行して、エンジンを2000回転ぐらいまで上げたあと、クラッチを切って、エンジン回転数を下げると、正常ならアイドリング近辺で安定するはずが、そのまま500回転ぐらいまで回転が減少したのち、今にも止まりそうにブルブルしながら、900回転ぐらいまで上昇して安定します。

つまり、停車しようとして、クラッチを切ったときに、エンジン回転数が下がるのが下過ぎるという現象が出てしまいました。

この減少は、出るときと出ないときがあります。エンジン始動直後は出やすく、エンジンがあったまった後は出にくいという傾向はありますが、突然に発生したりするので、特定が難しい状態でした。

「う〜むなんだろう?」と疑問を持ちつつ、「そのうち治るかな?」と安易に考えていましたが、だんだんエスカレートしてきました。このアイドリング不安定が頻発するようになり、エンストもしばしばし。普段の走行で停車しようとすると、エンストしまくるという事態になってしまい、ほっとけなくなりました。おまけに、一端安定したアイドリングが、アクセル操作を何もしてないのに、500回転から1000回転ぐらいを行ったりきたりの不安定状態が連続するようにもなりました。
多少は回復するのですが、不安定であることに変らず、ほとほと困ってしまった次第です。


★まずは現象分析+情報収集

「アイドリング不安定」ということで、まず思い出したのが、電動師さんのこのページです。ここでも私と同様にアイドリング不安定に悩む様子が紹介されています。

ただし、私の方は頻発しているので、時々発生する電飾師さんの現象とはちょっと異なるようです。逆に私の車の現象のほうが、現象がハッキリしているので、対処はしやすいかもしれません。

次に整備書を参照しました。せっかく買ったのだから、こんなときに役にたてもらうおうと、整備書を熟読します。整備書によれば、アイドリングが安定しない場合のチェックこ項目としては、こんな感じです。

・エアクリーナーエレメントの状態点検
・スパークプラグの状態点検
・配管ホースの状態点検
・点火時期の状態点検
・アイドリング回転数点検(750±500前後)
・アイドルバキューム点検(−480±30/750 mmHg/rpm)
・CO/HC濃度点検
・バルブクリアランスの点検

まず、アイドルバキュームですが、車につけてあるターボ系で計測した限りでは、だいたい既定値で収まっており、特に問題はないことがわかります。CO/HC濃度と点火時期については、自分ではできませんが、1ヶ月前のディーラーの点検では問題が出ていませんので、これではないだろう。バルブクリアランスが原因だとすると、これを自分でするのは厄介なので、ちょっとペンディング。

とりあえず、配管は問題なさそうであることを点検したのち、残るはエアクリーナーとプラグということになります。

両方とも私は純正状態から交換していますので、ますますあやしいということになります。


★エアクリーナー点検

とりあえず、エアクリーナーが一番あやしい気がしてきました。と言うのも、高回転時には全然ん問題ないし(むしろ調子がいい感じ)、調子が悪いのはアイドリングだけなので、プラグの可能性は低いと判断しました。簡単に点検できるので、まずは、エアクリーナーを点検します。

エアクリーナーを外して、フィルターを点検してみました。私はHKSの純正交換タイプを使用してますが、見た感じはあまり汚れていないようです。ちょっと黒っぽくなってるぐらいです。軽く叩いてホコリを落としておきました。その後、元どおり組みつけて、走行してみましたが、全然変らず。むしろ頻度が多くなってきました。

仕方ないのでエアクリーナー交換を決めて、ショップに行きました。いろいろ考えた結果、純正を買うことにしました。これでダメならプラグを純正に戻して、それでも駄目ならディーラーに行こうと思いました。

ショップの駐車場でエアクリーナーを交換しました。その際に、エアダクトの中にあるエアフローセンサーにパーツクリーナーをちょっと吹いてウェスで軽く拭いておきました。

エアクリーナーを元に戻して、走ってみたところ、あれだけ頻発していたアイドリング不安定がナントと直ってしまいました。


★エアクリーナー交換終わってみて

エアクリーナー交換後、100Kmぐらい走ってみましたが、問題は発生しないようです。発生頻度から考えて、まず、直ったと考えて問題ないでしょう。結局はエアクリーナー交換で直ってしまいましたが、このパーツの重要性を改めて認識しました。

正常な状態になって改めて走行状態をよく見ると

 停止しようとしたときにクラッチを切ると、エンジンの回転数がぐ〜〜っと下がって、1000回転ぐらいで一端とまり、その後、ゆっくりと、700回転ぐらいまで下がることがわかります。

異常な状態では、一気に500回転ぐらいまで下がってきましたから。

後になって、HKSのエアクリーナーはマメに清掃しないと調子が悪くなるという話も聞いて、「なるほど」と思いました。このHKSのエアクリーナーは、約1万キロ走行しただけですが、目立った清掃はしていないので、見た目はわかりませんが、つまりがあったのかもしれないです。

大したことない問題と言えばそれまでですが、自分で解決できた事への満足感はいいもんです。当面は純正のエアクリーナーで様子を見て、問題なければエアクリーナーを純正外へ交換するか考えることにしました。


★そしてまた襲ってきたアイドリング不安定!

エアクリーナーを純正に交換後、2週間ぐらいしてからでしょうか。しばらく調子がよかったのに、突然ストールしました。しかも走行中にクラッチを切って、アイドリング状態にもっていたら、そのままエンジンストップ!。
おいおい、と思いながらも、しばらく様子を見ることに。

しかし・・・、どんどん悪くなる。アイドリング不安定の状態が発生する頻度が、高くなってきました。最初は、2時間に一回ぐらいが、頻発するように。でも、すぐに回復する。そんなことを繰り返してました。

こりゃ、しゃーない。かねてからの予定とおり、スパークプラグを純正に戻そうと思いました。しかし・・・・。

スパークプラグをHKS35iから純正に戻したところ、余計に悪くなりました。もう、アイドリングを保つことすら不可能な状態です。エンジンをかけてから、もう苦しく息継ぎするようにエンジンがうなり、やがて止まります。エンジンをかけても、ほっとくと止まってしまうのです。こりゃ、あかんわ。 イリジウムプラグのほうが、アイドリングが安定していたみたいです。


★ディーラーに直行。そして解決!

もう、自分ではどうしようも無いので、ディーラーに持っておくことにしました。ディーラーで見てもらっている最中にもエンジンは止まるし、もうどうしようもない状態でした。「こりゃ、ISCバルブかもしれませんね。お預かりして調べてみないと」と言われました。

ISCバルブというのは、アイドリング時の空気量を調整するバルブです。レガシィをはじめとしたスバル車では、このISCバルブに関するトラブルはよくある話みたいです。不良だけでなく、汚れによってもアイドリングが不安定になるシロモノです。

そのときは一旦引き上げて、翌日、車をディーラーに預けました。そのときには、「ISCバルブから、各種センサーまで一通り調べてみますので」ということでした。

エアフロー取付部分
エアフローセンサー

エアフローネジ

数日後、「直った」という連絡をもらって車を取りにいきました。そのときに原因を聞いたら、「エアフロメーターの問題でした。交換して直したら直りましたので」とのこと。ISCバルブでは無かったようです。

「参考までに、教えてください。このエアフロメーターというのは、定期的に点検するなり、交換するなりするパーツなんでしょうか?」という質問をしてみましたが、「よくわからん」という感じでした。応対したのが、フロントの人だからしょうがないか。

「エアフロメーター」というのは、エアクリーナ直後に付いてるセンサーの一種であり、つまるところ、空気の量を測定しているものです。吸入空気量を測る事で、エンジンに送り込むガソリンの量をコントロールしたりします。ここで、空気量が正しく測定できないと、ガソリンを送り込む量が正しくないのと、取り込む空気量が正常にできないので結果としてアイドリングが不安定になるということです。

というわけで、アイドリング不安定な原因は、「エアフロメーターの故障??」だったようです。修理費用はクレームで済みました。

エアフローメーターは、エアクリーナー後のパイプについています。固定には星型のネジを使ってますので、自力で取り外す場合には星型のドライバを用意する必要があります。


★アイドリングが不安定になる原因としては?

今回の問題を経て、、アイドリングが不安定になる原因を考えてみました。

・エアクリーナーの汚れ     特に純正以外のエアクリーナーを使っている場合は注意!
・エアフロメーターの故障/汚れ         〃
・ISCバルブの汚れ/故障

もちろん、他にもたくさんあるとは思いますが、よくあるのは、こんな感じなのかもしれません。 実は、この現象はレガシィではよくある話みたいです。ココのレガシィメーリングリストでも同様のことで悩んでいる方々の話題があり、私と同じようにエアフロメーターを交換することで、回復したという話がありました。

私もHKSの純正交換タイプのエアクリーナーを使用していたので、それが原因だったのかもしれないですが、それにしても何でこのような「センサー」が壊れてしまうのか不思議〜〜〜。そんなにヤワなんだろうか?

また、ISCバルブの汚れによるアイドリング不安定については、こちらで紹介されています。

レガシィは給排気系にシビアな車だと、よく効きます。エンジン自体だけでなくエアフロメーターのようなセンサーもシビアなんでしょうかね。


★エアフロセンサー不調 再び!(2000/04/20)

エアフロの不調がまたやってきました。

ある日の事。交差点で、左折をするタイミング。徐行するので、ギアは2速、クラッチを切ってハンドルを左に切る!。その瞬間、
ガグっとハンドルが重くなる。「えっ」っと思ったが、すぐに原因ははっきりわかった。

「エンストしてやんの」。


免許取り立てじゃあるまいし、交差点でエンストしてしまって、恥ずかしながらエンジンを駈けなおし、そのまま逃げるように去っていきました。

少し停車して、エンジンの調子を見るが、特にアイドリング不安定というわけではなく、正常な状態。しかし、すぐに私の頭には
「エアフロ故障」の文字がユラユラ揺れているのでありました。

その後も、時々不調が訪れる。現象としては、走行中は問題ないが、停車するときにクラッチを切ってブレーキを踏む時に、エンストしそうになって、さらに持ち直すという現象が発生。ただし、前のアイドリング不調ほどではなく、故障と呼ぶにはまだ、難しい状態である。一度、エアフロを外して、エアフロにクリーナーを吹くが、特に効果は無かった。

しかし、丁度、半年点検のおりなので、点検のついでにサービスマンの人に内容を告げる。
「わかりました」と快諾していただき、そのまま点検へ。

点検完了の説明の際に、「エアフロは交換しました。現在、キャンペーン中であり、アイドリング不調が出た場合には、すぐに交換するようにしえいる」と言われました。
なるほど、キャンペーン中なんだ。
「それってどんなキャンペーン?」なんていう野暮な事は聞くのはやめて、丁寧に御礼を言って引上げてきました。

ガラスのように繊細なレガシィのエアフロセンサー。純正エアクリを使用し、エアクリも1万キロで定期交換(メーカー指定は、2年/4万キロ)。マフラーも純正なのに。でも、調子がわるくなっちゃう。 今度の三代目のエアフロセンサーが完璧であることを祈ろう。


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