New 2002/08/24
LAST UPDATE 2002/09/01

取り付け難度 【★★★★☆】
取り付け時間【10時間程度】

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★はじめに

フロントブレーキを4POT化して以来、できればリアの2POT化もと多少は考えてきました。しかし、町乗り+α的な乗り方が主な用途におけるブレーキの効きという意味ではノーマル+パッド交換でも十分なスペックを持っています。とりあえず、パッドを変えて様子を見ていたところです。

もともとレガシィにはリア2POTはキャリパーの取付部の形状の違いからポンづけできないものでしたが、最近になってアチコチからキットが販売されるようになってきましたし、量販店でも見かけるようにもなりました。

こうなると、だんだん欲しくなってきます。たしかにスタイルは魅力的です。レガシィの無骨なキャリパーに比べて足元がスタイリッシュになりそうですし、ブレーキの効きもより安定しそうです。

「取付難度も高いだろう」と思っていたら、当サイトの読者の方からDIYで取りつけたという情報をいただきました。身近な存在が取りつけた人がいれば、勇気がわいてきますし、一つ自分でやってみようか!という気になって取付けに踏みきりました。
まぁ、どちらかと言えば、「取付けてみたい!」
というDIY魂の方が強いかもしれないです。(^^

なお、ブレーキパーツは重要保安部品であり、数年前まではDIYでメンテナンスした場合には、陸運局などで検査を受ける必要がありました。しかし、現在では規制緩和で検査を受ける必要はありません。と言っても、重要な部品である事には、変かわりありませんので自分で作業する場合には細心の注意と、自己責任が必要です。

★注意事項(重要)

ブレーキ系統をいじると、ブレーキ関係のメーカ保証が受けられなくなる可能性があります。パッド交換、キャリパー交換、ブレーキホース交換などを実施した場合に、発生するトラブルの可能性としては、
  ・ブレーキ鳴き
  ・パッドの偏摩耗
  ・ブレーキローターの偏摩耗
  ・最悪、ブレーキフルード漏れによるブレーキ不能
などがあります。
これらの不具合が発生しても、一切のメーカー保証が受けられないことは、覚悟しておく必要があります。DIYとパーツ交換は、あくまでも自己責任で実施しましょう。

★情報収集

フロントキャリパー交換に比べて、リア2POTは高価な事もあってか、なかななか情報が得られませんでした。

取り付け方法は、あらかじめ「Terjefanさん」に相談して、ご教授いただきました。かなり詳しい取り付けのポイントを教えていただき、大変参考になっています。
分解・取付け手順を丁寧に解説していただき、これだけ情報があれば出来そうだという感触を得ました。

後は整備書を丹念に読みます。リアのキャリパーを解体し、さらにバックプレートを外すためには、リアアクスルを解体する必要があり、かなりの大がかりな作業を要求されるので、整備書の「ブレーキ」「サイドブレーキ」「アクスル」関係を丹念に読みました。


★必要な部品/工具など

今回は、作業が大変になりそうなので、工具などの用意も十分に行なう必要があります。作業の成功の可否は十分な工具を揃えているかどうかがポイントになると思われるからです。トルクレンチも3/8サイズと1/2サイズと別々に用意しておいたほうがいいです。1/2サイズのトルクレンチはサイズがデカいものが多いので、キャリパー取り付けなどのホイールハウスの中の作業では、引っかかってできない事もありますので。

【必要工具】

・ジャッキとウマ(タイヤを外して長時間作業します。また、かなり力をかけるので、ウマ必須です)

・3/8ソケットレンチ関係

  17mm/14mm/12mmのソケット(14mmは、ディープソケットがあった方が、使いやすい)
  ラチェットハンドル(中型、小型)
  柄の長い(30cm)スピンナーハンドル(あったほうが、苦労が少し減る)
  ソケットのエクステンション(5cm程度)
  トルクレンチ(12kg程度まで測定できるもの)

・1/2ソケットレンチ関係
  19mmソケット(ホイール取り外し用。ロングの方がいい)
  32mmソケット(アクスルナット取り外し用。ロングの方が使易いかも。)
  できだけ長いスピンナーハンドル(私は60cmを用意しました。)
  トルクレンチ(20kg程度まで測定できるもの)

・17mm/14mmのロングメガネレンチ
・プラスチックハンマー(ハンマー部が樹脂のハンマー。プラハンなどと言う)
・ラジオペンチやプライヤー
・CRC556/パーツクリーナーなどの潤滑剤やクリーナー
・ブレーキグリース(ブレーキ鳴き止め) 
・ブレーキフルード交換機材(ワンマンブリーダーなど)
・廃油受け

・リアアクスル取外しSST
 ギアプーラー(3本足。サイズは中程度のもの)


【必要なパーツ類】

必要なパーツ類はコチラです。

・リアキャリパーキット(バックプレート、キャリパー、パッド取り付けキット)
・リアブレーキパッド(インプレッサリア2POT用)
ブレーキフルード(1リッター程度)
・リアアクスルナット×2 (アクスルナットは再使用不可です。必ず新品を用意しておきましょう)
・ハブ固定ボルト×8 (整備書には再使用不可となっていたので一応用意。)

できれば、整備書があったほうが、万が一の場合に安心です。整備書を持っていない場合には、ディーラなどでコピーさせてもらったほうがいいでしょう。
コピーするのは、上巻(リアアクスル関係)と、下巻(ブレーキ関係)の両方が必要です。


★ブレーキキャリパー交換のポイント

リアブレーキキャリパーの交換の大きなポイントは、以下の4点です。
 1)リアのアクスルナット(約20kgのトルク)を緩める事ができるか?
 2)リアのサイドブレーキ機構の分解ができるか?
 3)元どおりに組立てられるか?
 4)ブレーキフルードのエア抜きがちゃんとできるか?

リア2POTキャリパーを交換するためには、バックプレートを交換する必要があります。このバックプレートを外すためには、
後輪のハブユニット(ドライブシャフトを車体に固定しているベアリング)を外す必要があります。この編のパーツの取外しにはかなり手間がかかるのと、また直接走行に影響するため、慎重に作業する必要があります。
でも、正しい工具を揃え、慎重に作業すれば不可能ではありません。一つ一つの工程を丹念に実行すればきっと完成できると信じて作業をします。

つぎに重要なのは、ブレーキフルードのエア抜きです。これが正しくできていることは、安全にも直結しますので、とても重要です。初めてエア抜きをするのであれば、必ず二人でやるべきです。家族でも友達でも誰でもいいので、助手が必要です。
助手は、ブレーキペダルを踏んでるだけなので、汚れませんし力もいりません。エア抜きは一人でも可能ですが、とにかく助手がいたほうが、数倍楽であり更に確実な作業となります。エア抜きをする瞬間だけでも誰かに手伝ってもらうべきでしょう。


★ブレーキキャリパー交換にチャレンジ

2POTキャリパー取外
1 ジャッキアップして、ウマで固定しリアタイヤを外した所です。

全輪ジャッキアップが理想ですが、作業に時間がかかりそうなので、一輪づつのジャッキアップとしました。(2日がかりと覚悟)

なお、インパクトレンチを持っていれば別ですが、通常のホイールナットレンチなどで緩める場合には、ジャッキアップする前にホイールナットを緩めておきます。
2 これから取外す予定のリアアクスルナットです。
このアクスルナットは、32mmのソケットが必要で、
19.0±2.0のトルクで締付けられています。

トルクも大きいですが、固着していることが多く、一般的には取外しは難儀する事が多いようです。これをゆるめるのが、前半の一つのポイントになりますので、必要な工具を用意しておく必要があります。

このボルトは、黄色の矢印のところにカシメが入っていますので、マイナスドライバなどでカシメを起こししますが、なかなか起きません。面倒なので、そのまま回します。

とりあえず、軽くCRC556をボルト周辺に拭いておきます。
3 用意した工具は、32mmのソケット(ロングタイプ)と、60cmのスピンナーハンドルです。整備書には、必ずタイヤを外してから作業する事と書かれていますので、注意してください。

ソケットを付けて、気合いを入れて矢印の向きに力を入れます。(左側の場合。)思ったほど苦労することなく、緩みました。車が新しいからかな。
尚、固くて緩まない場合には、鉄パイプなどで延長することになります。
カシメの部分は起き上がりました。

とりあえず、ココではゆるめるだけにしておきます。
4 キャリパーのブレーキホースを取外す前に、ブレーキフルードのリザーバタンクのフタにビニールを挟んでおきます。こうすることで、ブレーキホースの取外し時にフルード漏れを最小限に出来ます。
5 キャリパーのブレーキホース固定ボルトを緩めます。これは少し緩めるだけでいいです。ココでは取外す必要はありません。

6

キャリパーボディをサポートに固定しているボルトを取外して、キャリパーボディを取外します。取外したキャリパーは、サスにヒモでしばっておきます。多少、ブレーキフルードがタレることがあるので、下に廃油受けを置いておきます。

新しいキャリパーを取り付けるときに、ブレーキホースを外してキャリパーを撤去します。
7 キャリパーサポートを取外します。写真の用に14mmのソケット+エクステンションを使います。

足回りパーツには、丁度ソケットが入るように穴が開いていますので、ここにソケットレンチを通して取外す事ができます。ココは狭いところなので、あまり長いエクステンションは逆効果です。5cmぐらいが丁度いい。尚、この作業のときに、エクステンションの長さによっては、スタビリンクが邪魔な場合があります。(私は邪魔になりました)
そのため、面倒でもスタビリンクを外しておいたほうが楽です。


8

キャリパーサポートを取外した状態です。
9 ブレーキローターには固定ボルトなどはないので、キャリパーを取外せば、すぐにはずれるはずです。私は手でひっぱってはずれました。
固着している場合は、プラハンで軽くたたくとかで外れます。
10 ブレーキローターを取外した後です。サイドブレーキ機構があります。このサイドブレーキ機構を分解します。

元の構造がよくわかるようにデジカメなどで写真に撮っておきましょう。
11 サイドブレーキ機構を横から眺めた写真です。
12 上部のバネを取外します。固いので、ラジオペンチなどを使って、バネを引っ張って外します。
その後、銀色の三角形の部品を外しますが、取り付け時の向き(上下、裏表)を忘れないようにしてください。

バネの下にあるグレーの部品のアジャスターパーツの向きも忘れないようにしてください。
13 サイドにあるネジをドライバで90度ひねると、外れます。バネがついているので、無くさないように気を付けてください。
14 サイドブレーキの下にあるアジャスタスクリューがとれますが、これは、
 ・向かって左側がネジになっている。(左右タイヤ共)
 ・右側ははめてあるだけ
です。これがサイドブレーキの調整になっていますので、
「まわさないように」気をつけてください。
サイドブレーキの調整は、けっこう面倒です。
15 サイドブレーキワイヤーからシューを取外します。このワイヤーからシューを取外すのは、けっこう難しいです。
ほとんど知恵の輪ですが、言葉で説明すると、
 ・バネをちぢめるように押しながら、
 ・クイっと曲げるような感じ
で取外します。
16 サイドブレーキ機構を取外したところです。これから、ハブユニットを取外します。ココで緩めてあるアクスルナットを外しておきます。

尚、取外してしまうとハブユニットの上下が分からなくなってしまうので、今のうちにマジックなどで、「上」とかと書いておくと取り付け時に迷いません。


17 ハブユニットの裏側では14mmの4本のボルトでしまっています。このボルトは、6.7±1.0kgのトルクで締まっています。
このボルトをソケットレンチで外します。14mmのロングソケットが使い易いです。
手が入りにくいですが、試行錯誤して何とか取外しましょう。慣れれば、案外楽にできます。
18 ハブユニットを取外す前に、ハブユニットの上部にマジックなどで「上」などと書いておくと、後で上下を間違える事がなくなります。

ハブユニットの取外しには、写真のようにギアプーラーを使うと無理なく取外す事ができます。3本足のギアプーラーを取付けて、写真のようにソケットレンチで回していきます。このプーラーを用意しておかないと、まず外れません。

ハブユニットを取外すと、バックプレートも外れます。そのとき、バックプレート裏側でサイドブレーキワイヤーを固定しているピンを取ることで、ワイヤーが外れます。
19 ハブユニットを取外したところです。
ドライブシャフトがあります。少しサビがでているようなので、軽く拭いておきました。
20 これが取外したバックプレートです。黄色い丸印のところについているゴムは、サイドブレーキアジャスタのフタなので、これを新しいバックプレートへ移植します。
21 取外したハブユニットです。整備書には上下があることが書かれていないのですが、取外す前に上下がわかるようにマジックなどで印をつけておくことで元どおりにする事ができます。
22 取外したサイドブレーキシューです。
23 左が純正のバックプレートです。右が2POTキャリパに対応したバックプレートです。違いは、キャリパーを取り付けるミミの部分が溶接で追加されていることです。(2POTキャリパーの足が短いということですね)
バックプレート自体は同じもののようです。
24 サイドブレーキ調整用穴を塞ぐゴムを忘れず移植しましょう。
25 新しいバックプレートを取付けてハブユニットを元にもどします。
ハブユニットを付けるときには、ドライブシャフトに差込むわけですが、これがなかなか固い。これからが大変ですが、がんばります。

ドライブシャフトが多少動きますが、慎重に取り付けます。ただし、人の力ではすんなり入ってくれませんので、ココでは仮付けとし、つぎで押込みます。ハブユニットを取り付けたら、取り付け固定ボルトを後ろから取り付けます。このとき、
本締めするのではなく、軽く締まる程度までにしておきます。
26 この段階では、ハブユニットはドライブシャフトに全部入りきっていません。これを押込むためのSSTがあるのですが、そんなものは持っていないので、写真のようにします。

アクスルナットを外すために使った
32mmのソケットをあてモノとし、プラハンで叩きます。ちょっと乱暴ですが、これで入っていきます。しばらく叩いて、ドライブシャフトのネジ山が見えてきたら、次に進みます。
27 ドライブシャフトのネジ山が見えてきたら、先に取外した使用済みのアクスルナットを使ってねじ込みます。これでねじ込むことでハブユニットが根元まで入っていきます。

ココでは最後まで締めることはできません。ある程度締め込んだら、古いアクスルナットを外し、新品のアクスルナットを軽く締め込む程度に締めておきます。

その後で、4本のハブユニット固定ボルトを少し緩めておきます。緩めておかないと、キャリパーを取り付けることができません。
28 サイドブレーキ機構を取り付けます。
取外したのと逆にとりつけるわけですが、コツを書いておきます。
サイドブレーキのスプリング類をひっかけるためにスプリング専用の引っかけ工具を使ったほうが楽かも。(先端がカギ状のもの)私は、ラジオペンチで代用してしまいました。
  1. ブレーキシュー取り付け
    ・ワイヤーにブレーキシューを取り付けます。これがけっこう悩むわけですが、スプリングと端(ストッパとの隙間)をニッパーなどで挟む。
    ・そこへ内装剥がしなどの引っかけを突っ込む。
    ・テコをつかうようにバネを縮めて、縮めたところで、ニッパーを軽く挟んでワイヤをつかみ、バネを縮めた状態で保持する。
    ・ブレーキシューをとりつける。(ココだけで30分ぐらい悩みました)
  2. シューをバックプレートと取付けて、固定ボルト(90度ひねるやつ)を取付けておく。
  3. 下側にアジャスタスクリューを挟んで、下側のスプリングを取付けておく。
  4. 上側にアジャスタを取付けて、三角形のパーツを付けておく
  5. スプリングを取り付ける。これがたいへんだが、ニッパーなどで挟んでひっぱってなんとか取り付ける。
29 これからキャリパーを取り付けるわけですが、そのために手順とコツを書いておきます。

  1. バックプレートは少し遊びがある必要がある。(裏側の4本の固定ボルトを最後まで締付けない)
  2. ロータをかぶせておく
  3. キットに付属の内六角ボルトを使ってキャリパーを取り付ける。
  4. キャリパーは最後に締付けるのでまずは仮付けとする。
  5. バックプレートの裏側(ハブユニット固定ボルト)の4本のボルトを規定トルクで締付ける。
  6. キャリパーを固定している締付けボルトを六角レンチで締付ける。
  7. ブレーキホースを古いキャリパーから移植する。
ブレーキホースは、いつでもいいですが、1〜6の手順を守らないとうまくつきません。

30 写真はキャリパー仮づけ状態です。バックプレートが固定されておらず、多少遊びがある必要があります。さらにキャリパーの固定には、キットに付属している8mmの内六角ボルトを使います。何故なら通常の車体のサスアームが邪魔でバックプレートが遊んでいないと締付けることができないからです。

写真では付いていませんが、先にディスクローターを付けてからブレーキキャリパーを取り付けます。

キャリパー固定ボルトを軽く締めた後で、ハブユニット固定ボルトを規定トルクで締付けます。
31 キャリパーの裏側から見た写真です。内六角ボルトが見えるでしょうか?
このボルトを締めるために、六角レンチ(8mm)が必要になります。これを規定トルク
5.3±0.6kgで締めます。

さらに、ブレーキホースを取り付けて規定トルクで締付けます。
32 これで、リアキャリパーの交換が完了しました。
最後の大仕事は、このアクスルナットを規定トルクで締付けることです。サイドブレーキを引いてブレーキをかけたあと、32mmソケットとトルクレンチで締付けます。

締付けてから、アクスルナットにカシメを行ないます。私はマイナスドライバをハンマーで叩いてカシメました。

その後、ブレーキパッドを取り付けます。ブレーキパッドは、キットに付属の分解図をみれば、わかります。
33
  1. 左右のキャリパーを交換する。
  2. ブレーキのエア抜きを行う。エア抜きはフロント・リアの両方とも行なってください。
最後に、もう一度取り付けボルト類の締付け具合をトルクレンチで確認してください。
特にアクスルナット、ハブユニット固定ボルト、キャリパー固定ボルトを丹念に確認します。
34 ホイールを元に戻して完成です。

ホイールの隙間から見える真っ赤なキャリパーのインパクトはスゴイです。取り付けの苦労はありますが、完成した姿を見たときには、思わず笑みがこぼれてしまうほどの満足感はあるでしょう。

★リア2POTブレーキの取り付けのインプレッション

取り付けにかかった時間は、初めて行なう片側が7時間程度かかりました。
大変だったのは、まずサイドブレーキ部分解作業。ワイヤーが外れてくれないので、苦労しました。

次がハブユニットの取り付け。手で押したぐらいじゃ入らないし、どうしようかと思ってしまいました。最初は、木片を当ててハンマーで叩いてみたのですが、叩けど叩けど木片が変形していくだけでダメで、どうしようかと途方にくれてしまいました。

そこで目についたのが、取り外しに使った32mmのソケット。よく
オートメカニック誌などでソケットは打ち込みのアテモノとして最適などを書かれているのを思い出しました。そこでソケットをあてて、プラハンでたたくと入る入る。こりゃ助かったとばかりに打ち込んで、ネジ山が見えたらあとはアクスルナットで締め込みました。
この打ち込み作業の思考錯誤でけで軽く1時間はかかりましたね。

次に大変なのが、サイドブレーキ機構の組立て。ワイヤーにシューを取り付けるのが難しい。バネがあるので、なかなか付かない。このバネをどうやって縮めた状態でシューをはめ込むかが大変でした。腕がもう一本欲しくなる一瞬でしょうか。このとき内装剥がしの引っかけが実にうまくフィットすることに気がついて何とかなりました。

片側を何とか仕上げてカンどころがわかっていたので、もう片方は、実にスムーズに作業が進みました。1時間で解体できて、1時間で取り付ける事ができました。

えらく大変ではありましたが、真っ赤なキャリパーの仕上がりを見ると、その苦労も報われるというものです。リアキャリパー取り付けるまでにかかった費用は、
 リアキャリパーキット(キャリパー本体、バックプレート、パッド取付キット)が、84000円
 ブレーキパッドが5250円
 ブレーキフルードが1Lで1800円(DOT4だけど安いヤツがあった)
 アクスルナットなどのパーツが2000円
 新調した工具類が全部で1万円ぐらい
というわけで、
全部で10万円ぐらいでしょうか。ショップなどで頼んだ場合、最低でも工賃込みで15万円コースなので、30%以上安くできたことになります。
これを高いとみるか安いとみるかは、人それぞれでしょう。しかし満足度は高いかと思います。


★リア2POTブレーキのインプレッション

見た目のインパクトは中かなです。ホイールの隙間から見える真っ赤なキャリパーと「SUBARU]のロゴは、ドレスアップとして最適でしょう。

ブレーキパッドには、フロントに合わせてD SpeedのG1ブレーキパッド(5000円)をチョイスしました。

さて、リア2POTキャリパーのインプレッションを。
取付けての最初は、パッドの慣らしということもあり、少し走って軽くブレーキを踏んでみると、最初は、リアが少し引っ張られるような感触がありました。まずはパッドのアタリを良くする必要があるので、少しスピードを出してからグッとブレーキを踏んでパッドとローターのアタリを付けてみます。これを数回繰返した後で、ワインディングを走ってみました。

まず、直線路でのブレーキの効きですが、「より安定する」とい印象を受けました。フロントのキャリパー交換程大きくはありませんが、後ろ側に注意してブレーキを踏むと、後ろのブレーキが効いているような感触を受けます。(^^ゞ (気のせいかも)

あまり迷惑にならないように配慮しながら、高速道路で100km以上からグッとブレーキを踏んで減速してみました。
「おぉ〜〜〜」と思わず口走ってしまいそうな減速感です。ちょっと、オーバーかもしれませんが、フロント+リアのキャリパー交換(+スポーツパッド)の効果は確実に出ていそうです。

さらにコーナーでのブレーキを踏んでみた感じでは、・・・・インプレッションは続く・・・。


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