就職活動ロケットスタート

 


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目次

 若年者の離職理由
 ■「成功の鍵」さえ見つかれば、誰もが成功できる
 ■就職活動(公務員試験対策)を始めるにあたって

 ■このHPの最大の特長は「情報の質の正確さ」
 ■就職活動の2つのバカの壁
 ■実力とは、「ミニ・プロジェクトX」ができるチカラ
 ■テクニックだけでは内定できない
 ■キャリア・デザインの基本書を読もう
 ■生涯年収格差、余裕で1億円!
 ■若者らしいチャレンジを!
 ■就職活動や公務員試験は選択肢のひとつだということ
 ■「本当にいい意見」には、結果がでるまでは、多くの人が反対する
 ■逆算!就職スケジュール

 ■失敗パターンの就職活動
 ■入社後に求められていることは、就活内容そのものだ!
 ■インターネットは情報収集の「網」
 ■全国大学就職課リンク
 ■証明写真基礎知識&リンク集
 ■今日から遅刻をやめよう!
 ■学校名(学歴)と就職[理系推薦制度等をのぞく]

 ■就職活動対策の歴史
 ■情報は、鮮度が命
 ■体力をつけよう

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 □管理人主宰の就職塾【受講生の過去8年間の内定実績

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  【速報】2009年卒の受講生の中から「大手・外資製薬会社(臨床開発職)」の内定者が出ました![2007.12.13]

 □リンク・その1(サイト内)[マスコミ就職入門ベストマッチ入門資格・トーイック

 □リンク・その2(ミクシィ)[2009年卒の学生内定チェックリスト)、2010年卒の学生2011年卒の学生転職
   *SNSミクシィ登録者むけの管理人のコミュニティ。


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◆ 心に残る言葉 ◆

 「世界各国の皆さん、アメリカが何をしてくれるかを問うのではなく、人間の自由のために、私たちが力を合わせてできることを問うてほしい」 

(ジョン・F・ケネディ 1961年1月20日大統領就任演説より)


【初めてサイトを訪問した方へ】

 サイトをひとつのゼミのように考えてカリキュラム設計をしています。 HPと講演・講座を組み合わせて就職のベストマッチを実現させてください。

 ●ステップ1.当HP「就職活動のミスマッ チ解消サイト」の内容をガッチリ把握。 8年間先輩たちが支持してきたこのサイトを熟読。

 ●ステップ2.個別アドバイスが受けられる少人数の講座・スクールを受講。


■若年者の離職理由
 (厚生労働省2003年

 *上記リンクで示されている「若者の離職理由」として大きなものは以下の6つです。

  1、シゴトが合わない、つまらない
  2、賃金や労働時間などの条件がよくない
  3、人間関係がよくない
  4、他にやりたいことがあった
  5、会社に将来性がない
  6、キャリア形成の見込みがない


 最低限、上記の要素を検討してからシゴト選びをしたほうがいいということになります。
 十分に調べ、よりよい選択をしてくださいね。

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■「成功の鍵」さえ見つかれば、誰もが成功できる

 やり方次第で誰もが成長し、成功をつかむことが可能です。
 10年以上にわたり総計1000人以上の学生の就職活動を個別に見守ってきて、心底そう確信しました。

 「過去に面接が通ったことがない」という状況からでも、飛躍を遂げ、100倍以上の競争倍率 の人気企業に内定した人が過去に実在するのです。

 成功のポイントはいたってシンプル。早期に適切な方法で準備を開始できたかどうかだけです。

 しかし、現状はといえば、遅く不適切な対策になってしまったがために不本意な就職活動に陥ってしまうヒトが後をたちません。

 大学受験であれば、早いヒトは小学校の頃から準備を始め、いい講師のいる塾に通い続けたヒトが少なくなかったはずです。
 受験以上に重要な就職活動なのですから、信頼できるアドバイザーのもとで、一日も早く適切な準備をスタートしてはいかがでしょうか。

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■就職活動(公務員試験対策)を始めるにあたって


 就職活動や公務員試験で問われるのは、以下の3つのポイントです。

 1、社会で活躍するための基礎力が身についているか
 2、やりたい仕事は何か
 3、1と2を、1分〜10分という超短時間でも100%伝え切れるか
   
*3についてはHP内の自己PR&志望動機エントリーシート面接のページをご参照ください。

 この3つをはかるために、筆記試験や、エントリーシート(公務員では面接カード)、面接、グループディスカッション(公務員では集団討論)、インターンシップがあるのだということを、しっかり確認しておきたいと思います。

 さらに本質に踏み込むと、皆さん自身が「社会人になること」の意味を、この時期によくよく考えておくことが、納得のいく就職活動につながります。
 「皆さん自身がどう生きたいのか」をよくよく考えることなしにやみくもに就活しても、最終的にはミスマッチにつながってしまうと思うからです。
 「社会人になること」の意味を考えるとき、40年前のジョン・F・ケネディのアメリカ大統領就任演説が大きなヒントになります。
 ご存知の方も多いと思いますが、1961年、ジョン・F・ケネディは、大統領就任演説の最後をこうしめくくっています。

 「世界各国の皆さん、アメリカが何をしてくれるかを問うのではなく、人間の自由のために、私たちが力を合わせてできることを問うてほしい」 

 一個人として、また日本人として、ボクたちが社会にできることはたくさんあります。 就職ということを考える前に「社会に出ることの意味」を問い直すことから始めてみてはどうでしょうか。



○ 故ケネディ大統領就任演説 和訳 YouTube

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■このHPの最大の特長は「 情報の質の正確さ」

 このHPの最大のウリは「情報の質の正確さ」です(ただ、誤字脱字 やリンク切れはご容赦ください。申し訳ありません)。
 正確さなんて当然のことに思えます。でも実際は、ちまたのアドバイスの多くは個々人には当てはまらないことが多いんです。

 なぜこういう事態になっているのでしょうか。
 たとえば就職コンサルタントの場合、現場から遠ざかってしまいがちなことがあります。
 試しに大きめの本屋に行って著者のプロフィールを一通り見てみてください。
 すると、2種類の人が多いことに気づくはずです。

  1、副業として就職コンサルタントをやっている人
  2、講演を中心に活動している人

 ぶっちゃけ言わせていただくと、就職コンサルタントほど食えない職業はありません。汗

 出版不況で著作の収入が激減。1冊本を出しただけでは1か月も生活できなかったりするのが現実なのです。
 就職スクールをやってみても、大学受験のときほど学生はお金を使ってくれません。
 受験のときには親が塾や予備校のために年間30万〜60万というお金をかけます。しかし就職活動ではスクールに通うこと自体まだまだメジャーになっていません。
 そうなると、収入の多い他のシゴト(副業)や、大人数相手の講演活動を主体にする就職コンサルタントが増えてしまいます。

 「他のシゴトや大人数の講演をすればするほど、個々の学生がどう いう悩みをかかえ、その悩みをどう克服しているのかに疎くなってしまう」という構造的な問題が、就職コンサルタントにはあります。

 ボクは、10年以上、講座が終わってからも終電まで居酒屋やファミレスで一人ひとりの学生と語り合ってきました。
 地道な情報収集をもとにしたこのHPによって、より正確な情報をゲットしてもらいたいと強く願っています。

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■就職活動の2つのバカの壁

 ご存知のように、『バカの壁』は養老孟司氏のベストセラーです。
 この項では、「いくら頭がよくても、十分に関心を注がなければ、ものごとの重要性を見落としてしまう」という意味でバカの壁という言葉を使用することにします。

 就職活動には厚いくて高いバカの壁が2つあります。
 2つの壁をぶち破り、「知識」ではなく「実感」として胸に刻み込めるかどうか。ここが内定がもらえるか、もらえないかの最初の分かれ目です。

 ・バカの壁・その1「学生と社会人の違い」
 ・バカの壁・その2「自分に何がどれだけ足りないのか」

 

●学生と社会人の違いを実感せよ!

 普通に生活していると、学生と社会人とは価値観がまるで逆であることがわかります。
 
    学生                  社会人

 ・時間にルーズ              ・時間厳守 
 ・授業料を払う              ・給料をもらう
 ・責任が軽い               ・責任が重い
 ・休みが多い               ・休みが少ない
 ・好きな人と付き合える         ・嫌いな人とも仕事をする
 ・勉強以外では成果は重視されない ・成果が重視される
 ・消費する立場(お客様)        ・生産する立場
 ・生産性を重視しない          ・生産性を重視する

 実感するためには、以下のようなアプローチが考えられます。

 ・現場インターンシップにトライする。
 ・社会人1年目の人に学生と社会人とのギャップを聞く。
 ・NHKドキュメンタリー「プロジェクトX」などの番組を見る。

 スポーツをやっていた人なら、体育会の厳しさを思い浮かべるとよいでしょう。
 
学内でもっとも厳しい研究室やゼミを想像してみるのも効果的です。

 通勤電車で社会人の人たちが死んだような顔をしているのは、それなりのワケがあります。顔などにアレルギーが出ている社会人をよく見かけますが、それは往々にしてシゴトで追い込まれた結果です。彼らは、日々自分の能力の限界近くまでシゴトを積み上げられています。生活がかかっているので逃げるわけにはいきません。そのストレスは計り知れないものがあります。

 実はボクは、電車で死んだような顔の社会人を見るのが好きです。
 その人の会社でのようすとか、必死で子供を育てている姿を想像します。すると、その疲れ果てた人が、とてもいとおしく見えてきてしまうのです。

 

●自分に何がどれだけ足りないかを実感せよ!

 大学受験のときは模擬試験がありましたね。
 英語、数学、国語といった科目について、各々何がどれだけ足りないか、きちんとデータが出てきました。
 そうしたデータをもとに、いつまでに何をやればよいのかを考えることができました。

 もし大学受験で模擬試験がなかったら、皆さんは果たして適切な対策が立てられたでしょうか?

 就職活動では大々的な模擬試験がありません。それでは、何に模擬試験の役割を果たさせたらいいのでしょうか。

 筆記試験については、小規模ながら模擬試験をやっている会社もあるので、受けてみるのも一手です。
 また、志望先別の筆記試験の傾向は内定者や社員に取材してみます。彼らはだいたいのボーダーを知っていることがあります。

 性格適性検査については、リクルート社のR−CAPを受けたりして、客観的に性格を把握しておくとよいでしょう。値段は多少はります。でも、性格検査は面接で面接官の手元におかれることがよくあるので、いったいどういう内容が出ているのかを確認しておくのにこしたことはありません。

 自己分析や、エントリーシート、面接、ディスカッションについては、人事経験のある就職コンサルタントから アドバイスを受け続けるのが効果的です。

 意識の高い就活生どうしでエントリーシート添削会や、模擬面接、ディスカッション練習などをして、彼らと自分とを比べてみるのも役に立ちます。
 
レベルの高い就活生どうしで勉強会をするためには、自分の大学の中だけにとどまらず、意識して他大学の学生と切磋琢磨するように心がけたいところです。
 並行して、エントリーシートについては、内定をとりまくった先輩のものをいくつか見ておくと、到達すべきレベルを把握することができるでしょう。

 ただし、ヒトと比べる究極の目的は個性を出すことです。
 
「どうやったらヒトと違う自分らしさで太刀打ちできるのか」を模索していってくださいね。 

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■実力とは、「ミニ・プロジェクトX」ができるチカラ

 究極の「シゴトができるヒト」とはNHKドキュメンタリー番組「プロジェクトX」に出てくるような社会人です。
  一言でいうと
「自ら目標を設定し、困難を克服し、自分の強みを生かして、チームで成果が出せるチカラ」があるヒト。

 「プロジェクトX」では、たとえば国産車第一号をつくったメンバーが紹介されたりしていましたね。
  国産車をつくろう!と何人かが立ち上がります。しかし、最初はトラブル続きでうまく動きません。知恵や技術を集結させ、最後には日本製の最初の自動車が完成します。

  皆さんは学生ですから、ここまでの成果はもとめられてはいません。しかし、学生なりの「ミニ・プロジェクトX」にチャレンジし続けてほしいと思います。

 チャレンジするフィールドは、ゼミでもサークルでもインターンシップでもアルバイトでも構いません。
 ポイントは可能な限り結果にこだわること。プロの野球選手やサッカー選手同様、プロとは結果が出せるヒトだからです。
 スポーツのサークルなら、大会で結果を出すことにこだわりましょう。
 販売のアルバイトなら、アルバイトの中でダントツ・トップの売上げをめざしましょう。
 塾講師のアルバイトなら、あらゆる手を尽くして生徒の成績を上げてあげましょう。

 ただし、「単に就職のため」ということでなく、自分が本当に興味のある場所で挑戦をすることが大切です。

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■テクニックだけでは内定できない

 たいていの就職書はテクニック命!の内容になっています。直前期に「実力を伸ばせ」といってもムリだと考えているのかもしれません。
 しかし、実力があるヒトを見抜くのが採用選考である以上、相手の面接官がベテランなら、テクニックだけで内定をゲットすることはきわめて困難です。
 隠したい自分の欠点はすべて見透かされると思ったほうがいいでしょう。
 
ならば、「自分の過去からもう逃げない!」と決めるしかありません。

 ボクは、「気づくこと」が成長のための効果的なアプローチだと考えています。

 事実、企業内の教育研修では「気づき」がもっとも効果的な成長支援策の一つだと考えられています。
 気づくことで成長し、それをアルバイトや、サークル、ゼミなどで少しずつ生かす努力をしていきましょう。

  それによって短期間でも飛躍を遂げ、内定にいたることができます。

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■キャリア・デザインの基本書を読もう

 「キャリアにはアップもダウンもありはしない。“幸せなキャリア”づくりがあるだけだ!」
  これは2004年の夏に刊行された『スローキャリア』という本の帯のコトバです。

 著者さんは国鉄(現・JR)→マッキンゼー→ワトソンワイアット→慶應大学教授というプロフィールの持ち主。

 発刊当初から、ボクはこの本を就活生の皆さんにすすめてきました。
 理由は、周囲に流されていると、かたよったキャリア・デザインに陥ってしまいがちだからです。

  たとえば、「いまの仕事にやりがいや充実感のある人は、自分らしいキャリアを築いてきたからであって、勝ち組だからではない」といった調査結果が紹介されていたりします。 (p.121)

  これって、ちょっと意外だと思いませんか?

  一生に一度の就職活動。
 ですが、プロのキャリア・コンサルタントでも、もっぱら我流の方法論だけでアドバイスしているヒトが少なくないんです。
  この大切な機会を後悔のないものにするためには、最先端の学説に目を通しておくことが不可欠です。

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■生涯年収格差、余裕で1億円!

 ・フジテレビ1574万円
 ・電通1335万円
 ・三菱商事1334万円
 ・松下電気798万円
 ・キヤノン868万円

 『就職四季報』(東洋経済、2008年版)から拾った各社平均年収です。

 その一方で、サービス業なんかでは平均年収500万円以下というところが結構あったりします。
 中には300万円、400万円というところも見受けられます。汗
 ってことは、年収ベースで毎年1000万円の格差になるわけです(!)

 年収で500万円開くのなんてざら。500万円の差で30年過ごせば生涯年収ベースで1億5千万円の格差が生じます。
 このように生涯年収という意味でも、就職活動で天と地ほどの差が生まれてしまいます。

 もちろん、お金がすべてではありません。
 ですが、『就職四季報』などでしっかり調べ、後悔のない選択をしたいところですよね。

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■若者らしいチャレンジを!

 「学生には、学生のうちにしかできないことをしてほしい。」
  そんなことを、デキる社会人や人事は考えているものです。

 インターンシップに取り組むことは意義あることだと思います。
  けれど、それだけではさみしく感じます。

 たとえば、過去にボクの講座に来てくれたヒトで、二輪車でオーストラリア大陸を一周した女子学生がいました。
  父親がバイクが好きだったということで、ものごころついたときからお父さんの後ろに乗せてもらっていました。
  バイクが大好きな彼女は、学生時代、思い切ってオーストラリア一周に挑戦。途中、マシントラブルに見舞われながらも目標を達成しました。

 就職活動では、この体験をメインのPRにして世界トップクラスのIT企業に内定しました。

  若者らしい挑戦についても、ミニ・プロジェクトX体験同様、単に就職のネタづくりのためだけ、というのでは本番の面接で人事にがっかりされてしまいます。
  自分が本当に興味のある分野でのチャレンジを心がけてくださいね。

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■就職活動や公務員試験は選択肢のひとつだということ

 スタートにあたって忘れたくないのは、就職活動や公務員試験がキャリア選択のすべてではないということです。ごく当たり前のことなのですが、活動が始まると、「就職活動がすべてであり、内定がでなかったら人生オシマイだ!」という雰囲気になってしまいがちです。

 実際は、国内だけで、株式会社は100万社以上あります。そのうち、メジャーな就職サイトで紹介されている会社の合計は 数万社くらいでしょう。
 さらに言えば、就職活動以外の選択肢だってあります。
 起業・独立や、タレント活動、研究者、職人、留学、院進学などなど。生き方は無数にあります。

 「自分らしく生きるとは、どんな生き方なのだろう?」

 皆さんには、こう考えるところからキャリア選択を始めてほしいなぁと思います。

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■「本当にいい意見」には、結果がでるまでは、多くの人が反対する

 就職活動や公務員試験対策は、みんなと同じ発想でやっていては、なかなか成功することができません。
 他の分野での例をあげると、小泉首相の郵政民営化論も、一議員の時代には、耳を貸す人はほとんどいませんでした。
 いい意見とは、誰も考えもつかないから「いい」のです。誰もが思いつくことなら、「ごく平凡な考え」ということで終わってしまいます。
 就職においても、本当にいいアドバイスやアプローチには、最初はほとんどの人が批判的です。ずっと賛同が得られなかったにもかかわらず、成功した瞬間に賛成に転じる人が増えていく傾向があります。

 就職の競争倍率は、マスコミや戦略コンサルのように、500倍、1000倍などという企業や組織がザラにあります。
 こうした競争の激しい道を志望する可能性がある人はとくに、人と同じ発想で準備をしていては、人と同じように苦しい活動を強いられてしまいます。
 少なくとも過半数の情報は、皆さんにとっては役に立たなかったり、活動のロスを大きくしてしまうものです。そうしたガセネタに惑わされず、自分の頭で熟考した判断を信じ続けられるかどうかが勝負です。
  
 「人と違うことを恐れない勇気」が就職の成否を分けます。

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■逆算!就職スケジュール

 ボクは講演や、勉強会、スクールを通じて年に5000人以上の学生に接してきました。実際に見てきた人たちの様子をもとに、2007年卒業の皆さんのスケジュールを振り返ってみたいと思います。

 サマーインターンシップやアナウンサー講習会、それ以降もインターンやセミナーが目白押しで行われ、参加者の中から内定者が出るケースがめだちました。
 公務員志望者も、インターンシップやアルバイトに積極的に取り組む人が近年増加しています。

 人気のある企業の夏のインターンシップに参加するための選考は、本番以上の激戦です。
 夏のインターンをする企業のうち少なくない会社が
青田買いをしています。大学入試にたとえれば推薦入試といった趣です。

 夏のインターン選考を突破した学生には意識の高い人が多くいます。こうした学生たちとネットワークをつくって情報交換した人たちは、他の人たちに比べて有利に就活を進めています。
 複数の企業に内定した学生のうち少なくない人が、数社のインターンシップに参加しています。彼らが持っていた情報の質も量も、他の学生が及ばないレベルに達していました。

 アナウンサーとテレビ局は、本番の選考が10月くらいに始まっています。
 そして、12月には内定が出始めます。テレビ局や一般企業の一部は、3年生のうちに就職先が決まってしまうわけですからびっくり!です。
 他に選考スケジュールの早い業界には、製薬、外資系金融、外資系戦略コンサルなどがあります。

 一般企業は、11月くらいから企業のエントリーが始まり、1月からエントリーシートの締切が目白押しになり、2月、3月に会社説明会がピークを迎えました。3月からは、本格的に面接が始まっています。内定は、3月あたりから出始めて、4月から6月 くらいまでがピークとなります。

 40万人いると言われる就活生のうち、「競争倍率の高いインターンシップの選考にガンガン通るなどして、就職を圧倒的に有利に進めたほんのひとにぎりの人」と、「何とか希望がかないそうな企業や組織に内定した少数の人」と、「かなり苦しい活動を強いられたそれ以外の大多数の人」の3パターンに分かれました。

 こうした流れをもとにスケジュールを逆算すると、大学2年生の後半には、アナウンサー講習会や夏のインターンシップをめざして本格的な対策をスタート させるのがいいということになります。
 新3年(新修士1年)の春までに自己分析、仕事選び、エントリーシート(面接カード)、面接、ディスカッション(集団討論)、筆記試験の基礎的な部分はざっと押さえるようにします。
 遅くとも新3年生(新修士1年生)の春には準備を開始 したいところ。

 可能であれば、大学1年生のうちからキャリア・デザインを考え始めるのが理想です。

 大学1年生から「リーダーシップ体験」、「若者らしいチャレンジ 」、「インターンシップ・志望業界でのアルバイト」などに取り組みます。
 グローバルな企業で働きたいなら、トーイックの勉強も800点突破をめざしてコツコツやっておきましょう。
 その他、金融や財務志望なら簿記、広告やマーケティング志望ならマーケティングの勉強もしておいたほうがいいでしょう。

 就職本や公務員試験対策本の多くはこのスケジュールに間に合わず、大半が大学3年の秋以降の刊行になっているのが現状です。
 
全体的には平均的な学生の動きは遅く、本格的に準備を開始する(本を買い始める)のが11月あたりからになってしまっているためです。
 こうした背景を踏まえて、早期に準備開始できるのなら、書籍は旧年度版も積極的に活用します。

 OB・OG訪問については、早期から取り組むと先輩に驚かれたりします。しかし、実際のスケジュールを考えると新3年(新修士1年)の春から始めても決して早すぎることはありません(10年以上前の就活では、4年生の6月、7月から活動開始、などという、まさに「1年遅れ」のスケジュールだったのです!?)。

 公務員試験についても、年々選考スケジュールが早期化しています。
 求められる人材については、近年、「民間に就職するような人を採りたい」という方向に変わってきています。また、いきなり本番の面接カードや、面接、集団討論に臨んで失敗する人が後を絶たないため、計画的に十分なトレーニングを積んでおくことをオススメします。インターンシップや民間の就職活動にも少し取り組んでおくといいでしょう。
 公務員試験の先頭集団は、4年生の3月までに面接カードや、面接、集団討論対策の基本をマスターしている人が少なくないことを付け加えておきます。

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■失敗パターンの就職活動

 就職活動の失敗パターンを見ると、3年生(修士1年生)の2月、学校のテストが終わってからあわてて準備にとりかかります。

 何となく他の学生が殺到している人気企業を回ります。

 エントリーシートには、勢い余って文字を詰め込みます。そのために、短い時間の中で人事担当者に全部目を通してもらえない内容になってしまいます。
 企業によっては、文字を詰め込みすぎたために、志望企業内で選考前に「読みづらい」という理由だけで外され、選考官の手にさえ渡らないまま落とされたりします。

 面接はというと、自己PRを暗記するのが精一杯。内容を思い出すのがやっとで、目はときどき面接官を離れて、自分の斜め上の天井をさまよいます。機械的な口調で話すためにコミュニケーションにならず、1次面接落ちを重ねることになります。

 4年生の6月までに仲間がどんどん活動を終えていく中で、7月、内定をもらえない焦りが頂点に達します。浮かれている内定者との接触は避け、暑さと汗でくたびれたリクルート・スーツを身にまとい、後半戦に突入します。

 人気企業ばかりを受けてきたために「いい中小・中堅企業」の多くがエントリーを終了しています。人気企業に内定できる学生の数が、全就活生のごく一部しかいないことに、この時点でようやく気づきます。
 厳しさに音をあげた学生は、就活を諦めてどんどん戦線を離脱、という寂しい結末になります。

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■入社後に求められていることは、就活内容そのものだ!

 
企業に入ると、エントリーシートは企画書、レポート、レジュメ、面接はプレゼン(企画の発表)・説得・営業、ディスカッションは日々のミーティングに変わります。

 どの企業、どの部署で働くにせよ、キミは引き続き企画書・レポート・レジュメをつくり、周囲の人たちを説得し続けていくことが求められます。いくら自分に力があっても、周囲の人を短時間で説得できなければ、夢は実現しません。

 ともすると、エントリーシート、面接、ディスカッション対策を「たかが選考対策」と見下してしまいがち。
 でも、これらは入社後も仕事の中心になり続けるものです。
 
だから、対策をしていく中で、「シゴトをするうえで自分に何がどれだけ足りないのか」実感として気づくこともできます。

 いま就活対策で四苦八苦していることが、社会に出てからも必ず役立ちます。
 一人でも多くの皆さんが、そんな目的意識をもって就活対策に臨んでくれることをボクは期待しています。

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■インターネットは情報収集の「網」

 ネットは、コトバどおり、漁で使う「網」のようなものです。大量の情報に網をかけ、引っ張りだすのに優れています。就職活動や公務員試験では、とりわけ、新しいことを調べ始める際に絶大なパワーを発揮します。

 検索の際には、「2009」、「2010」といった就職の年度[卒業年]をキーワードの中に入れて絞り込むと、リンク切れや、更新なしのサイトをある程度 避けられます。
 ネット上には、古い情報が残骸となって大量にたい積しているため、できるだけそれらを払い落としたうえで情報を引っ張りださないと、砂漠の中で針を探すような作業になってしまいます。

 ただし、ネットは本来地曳き網のような存在であり、不要な情報が一緒に出てきてしまうことは防げません。ネット上のほとんどの情報が無料です。法に触れたりしない限り、WEB主催者に厳しい責任と義務が生じにくいため、更新がなかったり、正確でなかったりすることが多いことに留意する必要があります。

 また、たとえば視聴率の高いテレビ番組が必ずしも質の高い情報を提供してくれていないように、支持率の高いサイトの情報がもっとも正確であるというわけではありません。ですから、ネットを駆使する一方で、専門の人たちが、よりしっかりした体制で情報を集めてくれている新聞、雑誌、書籍、スクールなどをうまく併用して、確実性を 確保したいところです。

 たとえるなら、ネット上の無料の情報は「フリーマーケット」、書籍や、新聞、雑誌、スクールを通した有料の情報は「百貨店」のようなイメージでしょうか。
 いずれにしても、最終的には、自分の目、耳、頭、体験を信じて、自らの責任で判断する姿勢が大事です。

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■全国大学就職課リンク

 CampusPark 就勝!リンク集

 「就職課リンク」をざっと見れば、各大学が「いつ・何を・どれだけ」学生に対してやっているかがわかります。
 とくに自分の学校の就職課の存在感が薄い学校の人は、他大学の人の進度をチェックしておくとよいでしょう。

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■証明写真基礎知識&リンク集

 女子、とりわけアナウンサーやスチュワーデス(客室乗務員、CA)志望者のために(証明)写真について解説します。

 アナ志望者がまず悩むのが、提出する写真です。アナだけにこだわらず、就活全般についていうと、受ける企業・職種によって、また性別によってアドバイスは違ってきます。
 民放、地方テレビ局のアナウンサーをめざすなら、スタジオがある写真店で撮るのが一般的。デジタル修正ができるスタジオも多数あります。顔色をよくしたり、鼻を高くしたり、しみをなくしたりという修正が可能になっています。 

 ただ、たとえ民放の局アナのように、ルックスが重視されるシゴトであっても、写真が本人とあまりに違いすぎるのはマイナスです。写りがいい写真にこしたことはありませんが、 デジタル修正は面接の際に「本人としっかり同一確認ができる範囲」にとどめましょう。(汗)
 せっかく書類が通っても、「面接で会ってみたら、本人と識別できない」というのでは、面接官との信頼関係が、しょっぱなで崩れ去ってしまいますから。

 デジタル修正が流行する中、企業の中には、スナップ写真を提出させ、「素の状態」を知ろうという動きが出てきています。
 スナップ写真とは、証明写真以外で撮ったものをいいます。
 カメラのうまい知り合いに撮ってもらう人が結構いる。アナ志望の人の中には、スキューバが趣味で、もぐりに行ったときに撮ってもらった写真を提出し、書類通過した人もいました。 

 「値段の安い高い」というのもあります。ネガがあって焼き増しがきく写真店だと、節約できます。

 東京圏で比較的人気が高い写真館と紹介URLは以下のとおり。

  ○「アーニーズスタジオ

  ○「伊勢丹写真室」         

  ○「スタジオ☆ディーバ」 

  ○「奥田写真スタジオ」 

  ○「スタジオ明(メイ)」 

 ディーバはアナ志望者の間で人気がありますが、アイドル写真集のように「良く撮られ過ぎ」になりがちなので、少し気をつける必要があるかもしれません。
 「ルックス重視」の業界、企業、職種でなければ、近所の写真店でもいいでしょう。

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■今日から遅刻をやめよう!

 会社説明会では、遅刻した人を会場に入場させないところがあります。これは、「遅刻する人は、選考以前に採用を遠慮したい」という、企業の明確な意思表示です。

 第一線の社会人の世界での遅刻は、ときに「取引の破談」につながります。社会人は、自分や家族の生活をかけて働いています。たとえば、 社員の遅刻によって10分の時間を失っただけでも、会議の時間が押し、お金を生み出すはずだった事業の意思決定が翌週に延びてしまう、などということが往々にして起こってしまいます。

 さらに、先輩や上司の立場にある社員が遅刻し始めると、後輩や部下に伝染して、どんどん遅刻が広まっていきます。こうなってしまうと、ミーティングを開くことさえままならなくなくなり、ひとつの部署や企業が腐敗してしまうことになりかねません。
 組織や部署が、遅刻によって壊れていく場面を、ボクは何度も目にしてきました。

 このように、社会の第一線における遅刻は致命的であることを、胸に焼きつけておいてください。
 事故や病気をのぞいて、今日から遅刻をやめましょう。

 

 ◆遅刻を防ぐための3つの心がけ

  1、20分前行動
    
(電車が遅れても、20分前行動をしていれば たいてい遅刻せずにすみます。
     早く目的地につき、周辺の喫茶店などで待機する習慣をつけましょう)

  2、所要時間チェック
    
(駅から駅までの時間は、事前にYahoo!路線情報などで調べましょう)

  3、地図のプリントアウト
    
(地図がない場合はマピオンなどでチェック!)

 

 かくいうボクは、恥ずかしながら、年に2〜3回、不可抗力で時間に遅れてしまう場合があります。不覚にもこのようなケースに陥ってしまったら、誠心誠意謝罪するとともに、最低限、遅刻の可能性が生じた時点で事前連絡をお忘れなく。

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■学校名(学歴)と就職 [理系推薦制度等を のぞく]

 1000人以上の学生のアドバイスを個別にしてきましたが、競争倍率の高い企業では、東大早慶の人でもボロボロ落ちています。
 一方、とりわけ現場インターンシップなどに熱心に取り組んで結果を出した人などは、学歴差別や女性差別を克服して、コネなしで超倍率の企業に内定しています。


 
学校・学部名にこだわる企業は確かに存在します。
 金融、外資戦略コンサル、商社、大手企業の一部などはかなりこだわっているなぁという印象を受けます。
 そもそもリクルーター制度が特定の学校・学部だけというのがあったりします。
 男女差別も歴然とあります。

 しかし、最終的な評価ポイントが学校名や性別ではない会社・機関も多数あります。

 ただ、読み書き、計算といった基礎学力は必須のものではあります。商品説明が誤字や文法間違いだらけだったり、お金のやりくりや事業計画の計算が違っていては、仕事になりません。受験の激戦をくぐってきた人たちには、読み書きと計算はある程度できる人が多くなります。企業としては、選考や面接 の人件費や、郵送料、旅費・交通費などを節約したいと考えています。
 そこで、企業が告知をする際などには、必要最低条件をクリアしているという意味で、入試が難しい学校・学部の人を優先することがよくあります。しかし、筆記試験でいい結果を出せてしまえば、そこでスタートラインがほぼ同じになることが少なからずあります

 こうしたことをしっかり認識し、学校・学科のネームバリューが高くても、決して油断しないことです。
 また、学校名・学科名が不利に思えるとしても、悲観的にならないことが大切です。

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■就職活動対策の歴史

●就職活動は、連続ドラマの最終回だけを見るような作業

 たいていの人は一度きりの就活です。どの人のどのアドバイスが自分にフィットするのか。それはなぜか。大半の人は、活動が終わってみてもよくわからないのが現状です。

 そこで、就職活動対策の代表的な書籍を時系列で追い、就活対策のアプローチを体系的にとらえておきたいと思います。

 エントリーシートと面接対策に絞ると、『面接の達人』中谷彰宏著(ダイヤモンド社)、『絶対内定』杉村太郎著(同上)、『面接官の本音』辻太一朗著(日経BP社)の3冊が挙げられます。

 

●『面接の達人(メンタツ)』

 『メンタツ』は、面接では「『自己紹介』と『志望動機』の二つだけ言えばよい」という提言により、一大ブームを巻き起こしました。この本の出現によって、学生がこぞって自己PRと志望動機づくりに没頭するようになりました。
 本の影響で、自己PRと志望動機を面接の最重要質問項目とするようになった企業も続出。ベストセラーの就活本がエントリーシートや面接のあり方に多大な影響を及ぼすという非常に興味深い現象が起こりました。

 著者の中谷氏は博報堂の出身です。博報堂はここ数年、採用方法を若干変えていますが、もともとはリクルーター制を主としていました。
 リクルーターが学生に会う際、学生に自己PRと志望動機を持ってこさせます。何人かのリクルーターと会う中で、リクルーターとウマが合い、成長し、自己PRと志望動機をどんどんよくしていけた学生が人事にあげてもらえる、という選考方法を導入していました。

 おそらく中谷氏は、リクルーターをしていたか、リクルーターと同じような形式でOB・OG訪問をひんぱんに受けていたのではないかと想像されます。
 ボクは、博報堂のリクルーターに何人も会い、自己PRと志望動機を推敲し続けた学生をたくさん見てきました。
 確かに、5人以上の社員に会った学生の多くが、全就活生の中でも高いレベルの自己PRと志望動機を完成させていました。

 『メンタツ』については賛否両論がありますが、確かに役に立つ部分は存在します。
 ただ、この本を読むに際しては、二つの点に留意する必要があるでしょう。

 1、マニュアルがどういうものかをよく理解したうえで活用すること。
 2、最新の面接の事情には合わない部分があること。

 1の「マニュアル理解」について。マニュアルは初めて何かをするときに基本を短時間で習得するのに役立ちます。
 しかし、
応用的な分野になると、マニュアルでは対応できないことが往々にしてあります

 2について。企業の中には、志望動機をほとんど問わなかったり、あまり重要視しなかったりする会社がいくつか見受けられます。
 また、金融機関などを中心として、選考過程の中で、幼少期から高校までをじっくりと聞くケースがあります。

 そもそも、企業の中には、その場をつくろって面接を乗り切ろうとするタイプの学生をもっとも敬遠する会社が少なくないことを押さえておきたいところです。

 

●『絶対内定』

 『メンタツ』の登場後、「脱マニュアル」を提唱して登場したのが『絶対内定』です。本の著者が主宰している就職スクール「我究館」でわたしは以前講師・取締役をしていたことがあります。

 「マニュアル人間になるな。自分がデキる人間にさえなれば、どの企業でもトップ内定できる」という本書の主張は正論です。
 この本を活用するにあたっての留意点は次の三つです。

 1、ワークシートに熱中し過ぎないこと。
 2、就職活動の早期化で、本の内容をすべて消化することが時間的に厳しくなっていること。
 3、完璧主義に固執すると、生活のどこかでバランスを崩すことがあること。

 1の「ワークシート」について。
 ワークシートにかける以上の労力を、OB・OG訪問等のフィールドワークに費やす必要があります。そうしないと、哲学的な思考のスパイラルに陥ることがあります。毎年、机上の自己分析ばかりやってしまったためにアクションが遅れてしまう学生を見かけるので、注意しましょう。

 2の「就活の早期化」について。
 ワークシートが100枚ほどあり、就活の早期化を考えると消化するのは量的にキツくなります。どうやって時間を短縮するのかをよく考える必要があります。大学3年(修士1年、短大1年)の夏から年内までであればワークシートに取り組むのも効果的だと思います。しかし、年明けからやるとなると時間的にかなりキツいのではないでしょうか。

 3の「完璧主義」について。
 あまりに急激に自分を成長させようとして失敗する人をよく目にします。当たり前の話ですが、ムリをしすぎると肉体的にも精神的にも苦しくなって、最後にはプツンと精神の糸が切れてしまうことがあります。
 あくまで段階的な成長を志すことが重要です。

 

●『面接官の本音』

 著者の辻太一朗氏は、リクルートの元人事担当者です。
 面接官側がどういう意識の過程を経て評価をくだすのか、リクルートの面接官の心理プロセスがよくわかる秀作です。

 就活対策の歴史の中で、著者が冒頭で披露している「面接官の本音」は衝撃という他ありません。

 「就職活動体験記には、面接を受けた本人が考えている内定のポイントが書かれています。しかし残念ながら、的を射ているものはほぼ百パーセントありません」

 「インターネットの就職活動のサイトには、就職活動中の学生のコメントが毎日書かれています。しかし、面接官の考えていることとは違うものがほとんどです」

 選考の実態が内定者にさえほとんど把握できていないという厳然たる事実が、容赦なく読者に突きつけられます。

 ただ留意した方が良いのは、面接官が1人の学生を評価する際、7〜8割は意見が共通であっても2〜3割は異なる意見をもっているものだということです。
 
この本は、リクルート社を始めとした人材業界の企業にピッタリあてはまる内容になっています。
 押さえておきたいのは、リクルート社は定年退職者ゼロの会社。実に多くの人がスピアウトして起業を果たしてます。こんなにユニークな会社、日本にほとんどありません。
 他の業界・企業では面接官の見方は少し違うと考えるのが自然です。

 「こういう面接官もいるし、違う風に考える面接官もいるだろう」という前提で読むとよいでしょう。

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■情報は、鮮度が命

 ここ4〜5年で就職活動や公務員試験のシーンは激変しています。

 ウェブでのエントリーシートの提出、インターンシップを導入する企業や官公庁の増加、WEB適性試験 、SNSミクシィの流行などなど、毎年大きな変化があります。

 多くの学生は、先輩のすすめでインターネットや本を選んだり、対策をしたりしています。しかし、皆さんの先輩からアドバイスをもらう際には、それがあくまで、1年、2年前という過去の情報であることに留意しましょう。
 インターネットが就職の手段としてなくてはならないものになったのは、ここ4、5年くらいのものなのです。また、5、6年前、グループディスカッションを導入する企業は、いまほど多くなかったりします。

 今年は今年で必ず新しい動きがあります。意識して最新の情報をゲットするようにしてください。

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■体力をつけよう

 人気企業の多くが激務になります。
 激務をこなすには体力が不可欠です。

 目安としてはフルマラソン。
 
フルマラソンを歩きながらでも完走できれば、第一線でシゴトをするヒトたちのレベルに引けをとらないと言えます。
 グーグルなどで調べると、フルマラソンは国内外でひんぱんに行なわれているのがわかります。
 一人でも多くの皆さんがチャレンジしてくれたらと願っています。

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管理人主催の就職塾【受講生の過去8年間の内定実績】

  NHK(アナウンサー、ディレクター)、地方局アナウンサー、朝日新聞社、讀賣新聞社、日本経済新聞社、集英社、日経BP、電通、ADK、TBSラジオ、 東映、エイベックス、アクセンチュア、サノフィ・アベンティス、アストラゼネカ、シオノギ製薬、テルモ、P&G、資生堂、ゴールドマン・サックス、スパークス、野村證券、 日本郵政、日本政策投資銀行、三菱東京UFJ銀行、AIU、日本生命、東京海上日動、 JA共済、GE、三井物産、三菱商事、三井不動産、ソニー、松下電器、リコー、シャープ、デンソー、キーエンス、ロッテ、JTB、ANA、JALスカイサービス、リクルート、ベネッセ、コナミ、日本IBM、NTT研究所、NTTデータ、NTTコミュニケーションズ、ファーストリテイリング、 日本郵船、国会図書館、都庁など


<管理人のミクシィのコミュニティ >

 [2009年卒の学生2010年卒の学生2011年卒の学生転職
  *2009年卒コミュニティでは「自己PR添削ひろば」を開設しています。


<拙著のご紹介>

 ・『内定がもらえる人もらえない人2006年度版』(産学社)
 ・『エントリーシート―自己PR・志望動機・履歴書・Eメール〈2007年採用版〉』(TAC出版)

 ※ともに新年度版の発行の予定はいまのところありません。古い版で恐縮ですがご購読いただき、新しいアドバイスはこのHPなど、ウェブ上にてご確認ください。[2007.11.17]


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